山荘トレーニング記録

                          1994年3月開始

                 1994〜’00年までのトレーニング記録は散逸。

                   残っていた2001年記録より収録。



まい・ベルグ
巷では《まい箸》、《まいカップ》なるものがエコロジーの波に乗って注目を集めているらしい。
使い捨ての割箸や紙コップを無くし森の資源を大切にし炭酸ガスの削減に努める。
大いに結構。
待てよ!ならば森を傷めず、登山道を造らず山そのままの姿を損なわずに登る《環境保護登山》が
あっても悪くはないな。
だがこの《環境保護登山》は道が無いので各自のルートファインディングが異なり
《まいベルグ》にならざるをえない。

原始の森でのルートファインディングには遙か昔に失われた野生の本能が要求される。
正にこれこそ真の登山。
として一人悦に入り登り始めた山荘周辺の山々は全く訪れる人も無く
正しく私だけの《まいベルグ》となった。

山荘の畑を耕しながら、17年前に先ず開発した《創作ルート》の1号は扇山のW(West)であった。
小さな谷に沿って森を掻き分けコゴミやゼンマイを収穫しながら
扇山に初登頂した新鮮な歓びは忘れられない。
昨年11月、高芝山南西尾根にSwルートを拓くまで《まいベルグ》の試みは続き
山荘周辺に開発したルートは20本を超える。

猪の集団に何度も出っくわし、子連れの鹿の群れと一緒に森を走りついに熊に襲われ
昨年からは犬と《創作ルート》を走りまわるようになった。
ヒマラヤの未踏峰を登り続けた後に辿り着いた《まいベルグ》こそ
私にとっての究極の登山である。

以下にその主なルートを記したが実は当然のことながら、各ルートに夫々異なるルートが在る。
特にWには5本、Mには3本、Eには3本、Cには2本ありどれも魅力あるルートなのだが
煩雑になるのでここでは割愛した。

蛇足ながら《Berg》は独語で、英語では氷山を意味する。
山荘周辺の山々には不適切な表現だが、ここでは《まい》が英語で《ベルグ》は独語のつもりなのだ。
登山を始めた私の青春時代の山々はマウンテンではなくベルグであった。





  まい・ベルグ
山荘トレーニング地図
 登頂数年間グラフ
こんなコースです
資料
ルート別年間登頂回数
 
 
(A) 扇山頂へ(P2を含む)
(B) 鉄塔山頂へ 
(C) 上条山頂へ(上条峠を含む)
(D) 小倉山頂へ 
(E) 高芝山頂へ(竹森林道を含む)
(F) その他
(G) 素資料 
(H) 山荘トレーニング月別年間集計



犬日記2008年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
犬日記2009年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
犬日記2010年
1月 2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月
山荘トレーニング地図
山荘トレーニングは週末、夏休み、冬休み、春休みに実施。
平日は目白でトレーニング:
10階建マンションの階段を10往復(標高差計260m)


山荘周辺
2009年11月9日(月)晴 高芝山南西尾根より

    

コース記号

  (A) 扇山頂へ   (B) 鉄塔山頂へ 
扇山西ルート N:  北ルート、P2やT1へ 
扇山中央ルート、山荘から直上 T:   鉄塔ルート(舗装路林道)、T1,T2、P2へ 
E: 東ルート、扇山やP2へ T1  T1,T2間への直上ルート 
P2: P2への直上ルート Na:  滑沢山ルート 
Kr  枯葉沢ルート     

   

  (C) 上条山頂へ   (D) 小倉山頂へ 
Kv 上条峠への沢ルート(片栗の森) Z: 座禅草公園ルート、小倉山や上条山へ
K:  上条峠へのルート(上条の森) 水晶沢ルート、小倉山への直登ルート
座禅草公園ルート、小倉山や上条山へ Rr 竹森川左岸ルート
Kz: 上条山へのルート
   

  (E) 高芝山頂へ   (F) その他 
Sw  高芝山南西尾根ルート Ru 上部農道ルート、FやKvと組み合わせて使う
Rt 竹森林道、高芝山へのルートとして使う Rd 下部農道ルート、RrやKrと組み合わせて使う
K:  上条峠へのルート F: 船宮神社周辺ルート
RC: 岩登りのゲレンデ(坂脇峠)
   

こんなコースです
記録:事務局・村上映子

コース難易度
(コース全体)  
T:不安無く楽に登れる  U:やや迷い易い部分が1箇所あり  V:迷う箇所2  W:迷う箇所3  X:迷路 
コースの状態
(ルート・ファインディング) 
A:林道並の明瞭な道  B:明瞭な道 細い道  D:微かに踏み跡  E:ほとんど踏み跡無し
コースには一部を除いて道標は無い
 
扇山(942m)&
山荘
2007年12月8日(土)晴 小倉山山頂より



(A)
扇山ルート
(W,M,E,P2,Kr)
実際にはジョックで登るので山荘から頂への所要時間は記載より短い
 扇山(942m)

山荘が建っているのは扇山の南斜面中腹である。
名前の通り広げた扇の要が山頂になる。北西に下りれば恵林寺へと通じる。

牧丘側から観ると山頂直下に水力発電用施設があり、長い間不思議に思っていた。

実は広瀬湖からの地下水路がこの山塊を走り、
それ故豊かな水資源が確保できるのであることを知って驚いた。
最も近いトレーニングルートであり、枝ルートも無数にある。
未だに総てを知り尽くしているわけではないが、
組み合わせ次第でいくらでもトレーニングの幅が広がる。

扇峠は早春には三つ葉躑躅の紅紫色が明るい春を告げ、
晩秋には赤く燃える紅葉が最後まで名残を惜しむ。

山荘建設当初は牧丘の村と福生里の村を両側に見遣ることができた。
15年以上の歳月が育てた檜林に邪魔され、今は眺望はあまり無いが、四季折々に楽しめる。
また、朝、夕、ときには夜の時間帯による違いも味わい深い。

  

W:西ルート  V(A→B→C) 
山荘→ 歩行所要時間:50分

西ルートは、檜の植林帯の暗い森から始まり
普段は水の無い沢沿いの踏み跡を辿る。
数年前の大型台風で根こそぎなぎ倒された
巨木が今もそのまま横たわり
迂回するか枝の間を迷路の如く潜り抜ける。

このルートの魅力は
朝日が当たるかどうかで決まる。
最初の光が森に到達するや否や鬱蒼たる
檜の森に赤い光の模様が鏤められる。
それはまるで
ニューロンの森と名づけたくなるような
神秘的な光景である。

檜の森を抜けると
落葉樹の雑木林も混ざる上りが続く。
枝道を間違えないように上り稜線に出ると、
そのまま一気に扇山の頂へと続く
急斜面が左肩に現れる。

W:西支ルート  V(A→B→D→C)
山荘→ 歩行所要時間:50分

この西ルートの直ぐ東側上部に支ルートともいうべき
別の道がある。
入り口は森のフェンスに沿ってやや登る。
植林帯の暗い森と異なり、この道は落葉樹の
雑林からなる森なので明るく、
富士山も望め気持ちがよい。
ただし、この森に入って直ぐのところで
熊に襲撃された曰くつきの森でもある。
熊、猪、鹿など大型の野生動物が跋扈する
豊かな森なのだ。
犬と共に獣達を脅かさないよう
そっと歩かせてもらわねばならない。
真っ直ぐ登ると檜の森に合流途中で
道が定かでなくなる。
途中の枝道から扇峠を目指すルートが楽しい。
 

 

扇山頂への上りはかなり斜度があるが、時に木の枝を掴みながら一気に登る。

山頂の一本の幹には毎年の山荘で飾られた松飾が止めてある。
落葉樹が総て葉を落とした冬の間は、裸木の彼方に真っ白に輝く南アルプス連峰を望むことが出来る。
葉が茂っている季節には残念ながら眺望は無い。

帰りは同じルートを戻っても良いが、扇峠を越え東の森ルートへ抜けることが多い。

Kr:枯葉沢ルート  X(A→B→C→E)
山荘→ 歩行所要時間:1時間40分

枯葉沢ルートは山頂から北の斜面を
一気に下るコースで
K2遠征前のトレーニングでは
ほぼ毎回使われていた、それなりに
ハードなコースである。
沢筋になるためか、年中枯葉が膝から時には
腰近くまで積もっており、
倒木や岩が隠れ歩きにくい上に
上部はかなりな急斜面である。

花火工場の敷地の辺りまで降り、
農道へ出て山荘へと登り返すこととなる。
初めてだと下山した後の農道からの
ルートファインディング能力も
試されることになる。
遠征に行かなくなって、近年は
このルートの使用は
殆どされていないが、面白いルートでもある。
 

E:中央ルート  V(A→B→C)
山荘→歩行所要時間:45分

中央ルートは山荘の真裏、北の森からの直登となる。
森のテーブルの傍らを抜け、そのまま
真っ直ぐ登っていくのだが、フェンスが出来て以来
それを乗り越えないと入れない状態だったが
今回扉が設置され、とても便利になった。
歩き始めて直ぐに、小さな広場森のテント場がある。
テント場から下って東のルートを目指すコースもあるが
そのまま直上するのが中央ルートである。
かすかな踏み跡をたどると、ちょっとした岩場が出てくる。
この大岩では簡単な岩登りトレーニングが出来るよう
ハーケンが打ち込まれている。
岩場を攀じ登っても良いし
大岩の左側の急斜面を登ってもよい。

 

さらに小さな岩場を越え檜林の斜面をぐんぐん登りきると、扇峠へ出る。

このルートは短時間で扇峠まで出られるので急いで冬の夕日を追いかけたいときには最適だ。
山荘では既に山陰に隠れてしまった太陽と再びこのルートの上部で出逢えるときは
歓声を上げたくなる。
扇峠に臨む夕陽は大きな金色の蝶がその羽を広げ羽ばたくかのごとく壮麗である。
金色の光の矢がまるで蝶の振りまく燐粉のように大気を輝かせる。
南アルプスの山稜の彼方にゆっくり沈み行く太陽を見送るのは実に贅沢だ。

 

P2:ピーク2への直上ルート  W(A→B→C→D)
山荘→ 歩行所要時間:1時間35分(P2から更に扇山)

上部はややざれているので
特に下山時は少し慎重に降り始める。
落葉樹が密生する獣道を一気に下降してゆくと
近年伐採された空間が広がる。
果樹畑が広がる村里に向け
のんびり降りていくのも良い。
最近は登りに使うことが少ないルートである。

支ルートとして伐採された大斜面を一直線に
上り下りするコースもあるが、犬と共に降りるのは
ややきついかもしれない。

 

E:東ルート  V(A→B→C)
山荘→ 歩行所要時間:55分

以前は北の森のテント場からやや下り
森のフェンスの内側の道を歩いて、その先から
入ることが多かったが、新しく出来た
東の扉からも入れるようになった。
北の森の余分な木が伐採され、
明るく開放的な道となり実に気持ちよい。
檜の樹林帯を登っていくと、小さな湿地帯があり
此処には立派な猪風呂がある。
落葉樹林帯への入り口は冬には氷の花が見られる。

砂礫の多い樵道を登っていくと
眺望が開け富士山も大菩薩領も視界に入る。
芒や小潅木に阻まれやや歩きにくいところもあるが
開放的な上りが続く。

 稜線に出たら、扇山へ向かうルートを取るか東の斜面を更に登ってP2や、北峠へ
足を伸ばすのも楽しい。

東へ向かう登りの稜線上からは振り返ると眼下の福生里の村から遠く甲府盆地までの広がりが
見渡せ、富士山と向き合う形になる。
ここからの富士の眺めはいつ観ても素晴しい。

 扇山(942m)・P2(1002m)
2010年2月21日(日)晴
 
鉄塔山頂より



ルート別年間登頂回数

ルートの読み方・・・・例:WE(Wから扇山を登りEを下る。EWはその逆),ZZ(Zから小倉山に登り同ルートを下る)

(A) 扇山頂へ(P2を含む)

ルート 2001 02  03  04  05  06  07 08 09  総計 
MW 13  6 1  6  1  8  3  45 
EW 50  39  23  12  42  15  11  33  39  264 
WW  0  2  0  0  0  0  1  1  2  6 
KrW  0  1  1  0  0  1  1  0  0  4 
EE 11   10 10  3  0  3  3  0  42 
EN 4  1  2  0  3  9  7  6  9  41 
NW  0  0  0  0  0  0  0  1  0  1 
ME 6  8  6  25  4  18  11  1  0  79 
P2E  0  0  0  0  0  0  15  10  3  28 
C〜W  0  0  0  0  1  0  0  0   0 1 
登頂数 84  67  43  45  54  51  53  59  54  512 



 (B)鉄塔山ルート(N,T,T1,Na)
 実際にはジョックで登るので山荘から頂への所要時間はこれより短い

鉄塔山T1(1080m)、T2(1120m)
冬将軍の息吹を遮る盾となって山荘裏に聳える山脈は徐々に高度を上げ
幾つものピークを連ね北東に延びる。
山脈の中央部を送電線が走り2本の鉄塔が天空の弦を支える。
山稜の一番高い処に建てられた鉄塔はそのまま巨大な頂標となって山脈に君臨し
更に高芝山へと天空の弦を渡す。
朝な夕なに山荘から仰ぎ見る天空の弦は、時には妙なる音色を奏で鉄塔山へいざなう。
・  

N:北ルート  V(A→B→C) 
山荘→ 歩行所要時間:1時間50分

北峠へ直上できるルートである。
農道の行き止まりから山道に入る。
入り口からかなりの範囲で雑林が伐採され
今は広々した空間が広がる。
明るくなったが、春秋の木々の芽吹きや豊かな紅葉が
見られなくなるのは、少し残念。
伐採後の倒木などで歩きにくい箇所もあり
上部は石も多くざれ地である。
下山時は特に稜線直下は急であり気をつけたい。

北峠からは扇山方面(南西)も鉄塔山方面(北東)へも
見上げるような急斜面の防火帯が延びている。
反対斜面は落葉松の森で春の芽吹き秋の落葉は見事だ。
南西の防火帯斜面には春になるとコゴミや薇、蕨
などの山草があちこちに顔を出す。
採取しながら登る楽しみがある。

P2方面から下りに使うことも多いが
まさに転がり落ちそうな急斜面で、しかも延々と続くので
犬と一緒のときは引きずられないよう樹林の中に入るか
リードを外すほうが安全だ。
鉄塔山方面への防火帯はさほど厳しい斜度ではない。
登りきって振り返るとなかなかの景観である。
T1までの尾根道は馬の背があったり
岩が出てきたり変化に富んでいる。

T:鉄塔山ルート  V(A→B→C)
山荘→ 歩行所要時間:1時間20分

農道をジョグしながら少し登ると別荘が散在して
その最奥にある両国幼稚園の寮を過ぎると
林道への扉がある。
この林道は鉄塔建設のときに作られたものなのか
コンクリートの簡易舗装がされている。
初めは雨の日のトレーニングコースとして
濡れにくいので利用していた。
しかし、この森に太陽が射し込むと、暗い森が
一変してファンタスティックな世界になることに
気がついて以来
晴れても雨でも楽しめるルートとなった。

檜の森と天然林の混在した豊かな森である。
入り口付近には石楠花の群生地もある。
犬と歩くと高い木の梢にリスが
チョコチョコ走り回るのを発見できる。
鹿や猪の親子に出会うこともある。
九十九折の舗装道から細い木の階段を上って峠に出る。
そのまま階段状の道が樹林帯の中に続くが
通常は直登コースを取って
岩とざれ場のミックス地帯を登る。

犬達も初め躊躇したが、今は難なく登るようになった。
下りは樹林帯の道を使うと安全である。
岩場の終了地点からは一直線、大きな鉄塔の足元を
通過して、斜面に刻まれた木の階段を上っていくと
鉄塔山に到着。ここからは素晴しい眺望が広がる。
冬晴れならば甲府盆地の彼方に白銀の南アルプスが輝き
鉄塔の送電線がまるで幻の弦楽器のように
風の曲を奏でることもある。

乾徳山も小楢山も惜しげなく挨拶を送ってくれる。
このまま下れば、その豊かな景色を堪能しながらの贅沢な下山となる。
ここから更に足を伸ばして奥の鉄塔・T2までもう一登りもできる。
Na:滑沢山ルート  X(A→B→C→E)
山荘→ 歩行所要時間:3時間50分

Na 滑沢山ルート

ヒマラヤ遠征時には必ずこのルート完走で
各自の体力が試された。
完走ルートは山荘裏から
(Mルート)一気に稜線に出て
尾根通しで鉄塔山を越え、滑沢山まで縦走した後
坂脇峠下から林道をジョグして山荘まで
還って来るという長大なコースである。

鉄塔山から滑沢山まではいくつかのアップダウンを
繰り返しルートファインディング能力を試される。
特に滑沢山から下山ルートが非常にわかりにくい。
今回何年か振りに坂脇峠から登るルートを確認できたので
今後また鉄塔山からの縦走も行いたいルートである。

 

T1:直登ルート  X(A→B→E)
山荘→歩行所要時間:2時間10分

Tルートの林道の終点から2本のルートを拓いた。
落葉樹の森なので冬には愉しい登山が出来るが
夏はブッシュが酷くて不適である。
終点の手前から拓いたルートは急峻な尾根で
ただ稜線を目指して登る以外に術は無く
森への鋭い鑑識眼が試される。

林道最奥からのルートは獣道となり沢に出る。
ずり落ちそうな急な沢筋を左にトラバースしつつ
尾根筋を目指す。

かなり強引に道なき道をヤブこぎしながら
ぐんぐん直登するとやがてT1とT2の中間に飛び出る。

このルートを拓いた目的は扇山の枯葉沢と同じく
下山時に枯葉を利用してグリセードで
一気に下ろうと云うものである。
すこぶる愉快で森の住人になった気がする。


鉄塔山T1
(1080m)、T2(1120m)
2006年7月15日(土)晴後雷雨


(B) 鉄塔山頂へ 
ルート 2001 02  03  04  05  06  07 08 09  総計 
TN 0  4  8  7  4  9  7  13 7  59 
TT  0  8  6  7  4  9  10  12  13  69 
T1N  0  0  0  0  0  0  0  4  0  4 
TE  0  0  0  5  1  1  1  1  10 
TW 0  0  0  3  2  0  0  1  0  6 
MT  0  0  1  1  0  0  0  1  0  3 
C〜W  0  0  0  0  1  0  0  0  1 
登頂数  0  12  15  19  16  19  18  32  21  152 




 (C)上条山ルート(Kv,K,Z.Kz)
 一部に道標あり
上条山(996m)
鉄塔山の山麓から見上げるとどっしりとした中々良い山なのだが山荘からは見えない。
小倉山の東尾根が隠してしまい福生里の村からも見えず知られていない山である。
したがって名前も付けられていない忘れ去られたような不遇な山。

だが小倉山より41mも高く明らかに小倉山を睥睨しているのだ。
この頂から高芝山までには顕著なピークは無く、
小倉山と高芝山を結ぶ山脈上での重要なメルクマールである。

Kv:沢ルート(片栗の森)  V(A→B→C) 
山荘→ 歩行所要時間:2時間10分

座禅草公園入口より左折して進むと上条の森へと続く。
登り口斜面は大雨のたびに深く地面が抉られ、
最近まで通行止めになっていた。
脇道から入り、両側に檜林の整然と続く道を通り抜けたが
昨年より大幅に檜の伐採が行われ、
新たな整備工事が続いている。

伐採前は檜の巨木が垂直のラインを描き出す
ダイナミックな景観を呈して、お気に入りのコースでも
あったのだが、どんな変貌を見せるのか期待している。

伐採地を過ぎると、竹森川を下に見てなだらかな
細い遊歩道となる
(渓流沿いにも小道がある)
一帯は片栗の森と呼ばれ、早春に
ひっそりと咲く片栗の花が森蔭のあちこちに見られる。

二輪草の群落が清流沿いに明るさを生み、
探せば様々なスミレにも出逢える。
春はことに小さな野の花を見つけながら
歩くのが嬉しい道だ。

伐採工事の影響が
今年の春にはどんな風に出るのか気に掛かる。

K:上条の森ルート  V(A→B→C)
山荘→ 歩行所要時間:2時間20分(船宮神社経由)

船宮神社の道と片栗の森からの道の
合流地点から上りにかかる。
途中から道を外れ倒木の多い谷筋に入り、
新旧入り混じる倒木を縫って歩くのが面白い。
犬達もこれらの倒木を上手にジャンプして越える。
自然の森の新陳代謝がいかに激しいかよくわかる。


倒木の森の広い斜面を下山時に駆け下りるとまるで
自分も森の動物になったように軽々と飛び跳ねたくなる。

樹々の表情も豊かだ。
藤の蔓が巻きついている古木もあるが、
初夏には薄紫の花房が新緑の中に映える。


早春には三つ葉躑躅の明るいピンクが
未だ枯れ木色の森のあちこちに点り、
壇香梅の黄の花も負けじと春を告げる。

白樺の優美な姿が目立つ樹林帯を登りきると、
道標が立つ上条峠の鞍部に到着。


削られた山肌が剥き出しの南面が目に入るが、
同時に富士山も目に飛び込む。
ここから左の稜線を少し進むと、小さな四阿があり、
下ると平沢の集落へ通じる上条林道が走っている。
林道をそのまま平沢方面へ下って、
207号線に出られるので
村の家々の手入れされた庭木を愉しみながら
のんびり山荘へ戻ればよい。

上条峠から小倉山へと続く尾根を辿ってみると意外にアップダウンが多く、変化に富んだ良いルートである。
上条山頂(996m)に立つと、ちょうど真正面やや下に小倉山がよく見える。
葉を落とした冬の尾根筋は太陽の光が燦燦と降り注ぎ、ふかふかの落ち葉道は快適だ。
趣のある老木やオブジェと化した枯木も多い。早春には尾根の両側に三つ葉躑躅の紅紫が途切れることなく見られる。
小倉山との鞍部に道標があるので、其処から座禅草公園へ向けて下りてゆく。

この上条山越えの尾根コースは案外時間が掛かるので、ゆったりと時間がある日の朝トレに利用することが多いが、
満足度の高い充実したルートである。

 
Kz:座禅草ルート  V(A→B→C)
山荘→ 歩行所要時間:1時間50分

山荘の東に位置する座禅峠は光の峠である。
座禅草公園の散策路を抜けて森に入り暫く進むと切り開かれた稜線直下の斜面に出る。
朝トレーニングの早い時間には未だ太陽は稜線の反対側に在り峠は深い影の中に沈んでいる。

峠に近づくにつれて胸が騒ぎ出す。その一瞬が来るのは判っているのにどきどきする。
そして峠に出る直前に鋭い光の矢の放射が始まりその瞬間、心がしーんとするのだ。

この峠を左に進むと上条山頂に到る。老紳士を思わせる老いた松に迎えられ
一部岩混じりの急な稜線をアップダウンすると眺望の無い山頂に出る。
ここには道標はあるが頂標は無い。地図にも山頂名は表記されていない。
つまり名無しの山なのだ。それじゃ可哀想なので勝手に「上条山」と命名。 
(C) 上条山頂へ上条峠を含む)
ルート 2001 02  03  04  05  06  07 08 09  総計 
KzK  0  0  1  4  9  9  3  11  5  42 
KvK  0  0  4  2  2  3  5  1  1  18 
KK 0  2  0  3  1  1  1  5  3  16 
C〜W  0  0  0  0  1  0  0  0   0 1 
登頂数  0  2  5  9  14  13  9  17  9  77 

上条山(996m)・小倉山(955m)
2009年2月21日(日)晴 鉄塔山頂より




 (D)小倉山ルート(Z,C,Rr)
  一部に道標あり
小倉山(955m)
福生里の村を挟んで、山荘の目の前にある里山だが、懐に水晶や座禅草を抱える魅力的な山でもある。
夕暮れには扇山の影を山腹一面に横たわらせて見せる。
四季折々の豊かな自然が、何度訪れても飽きさせない魅力となっている。
上条峠と結んで利用することも多い。

C:水晶尾根ルート&直上沢ルート
  
W(A→C→D→E→D)

山荘→ 歩行所要時間:2時間10分


山荘から玉宮小学校方面へ下り、
農道を通って小倉山裾へと分け入る。
此処には玉宮神社の奥の院がひっそりと隠れるようにある。
この神社裏から
2本のルートがあるがどちらでもよい。
途中は水晶の採掘場であった場所なので、
ここで水晶探しをするのも楽しい。

この先が少し分かりにくいが、
こぶを越えると稜線までの急な尾根が始まる。
このルートは冬場の利用が殆どなので、
積もった枯葉の上を滑らぬよう、
木の幹や枝に頼りながら慎重に登る。
急な尾根に汗が吹き出る頃、稜線上に出る。
そのまま東に向かってかすかな踏み跡をたどると
ゆるいアップダウンを繰り返し、展望台へ出る。


直上ルートは水晶尾根入り口から更に
小倉山頂よりに進んで、谷筋をたどるコースとなる。
目印のテープを見失わなければ、比較的楽に登れる。

両コースとも近年は全く利用していないので、
現在の状況に関しては分からない部分もある。

上りに使うと斜度がきつく、下りでは
ルートファインディングが出来ないと難しいので、初心者には
やや厳しいコースかもしれない。

以前は小倉山縦走クロスコースとして、座禅草ルート側と
水晶沢ルート側から同時登山して山頂付近で交差しながら
反対ルートに下山する方法も行われた。

Z:座禅草公園ルート(片栗の森)  U(A→B) 
山荘→ 歩行所要時間:2時間10分


山荘下の農道をジョギングしながら、福生里の里を抜け
竹森川に掛かる立野橋を渡ると
小倉山の北東面末端に出られる。
座禅草公園の駐車場やインフォメーション広場があり
シーズンにはおみやげ物売り場なども出る。


右に折れ、檜の森に入ると座禅草の群落地が広がる。
昼でも薄暗い森の中の湿地帯に、木道が整備され
シーズン中はカメラを抱えた人が朝から訪れる。
小倉山へは、台風でえぐられ少し歩きにくくなったが
しっかりした道があるので迷うことは無い。

座禅草の途切れた辺りで左折して真っ直ぐ登っていく。
曲がらずにそのまま進める道もあるが
こちらは稜線に出る手前で途切れるので
斜面を直上することになる。
しかし、冬の条件に恵まれた一時期は
氷の花の群落が見られる貴重な場所でもある。

上り初めはいつも水が湧き出し、うっかりすると
脚を取られる湿地がある。
両側の斜面には春には二輪草が群をなす。
鬱蒼とした森の道を登っていくと、稜線直下で
いきなり明るい斜面に出る。
最近大幅に伐採され切り開かれた箇所でありチャラや
チビたちの飼い主である森人との出会いの場でもある。

一気に上って座禅峠に出ると、朝日が迎えてくれる。
暗から明へ転換するこの瞬間は
何度体験しても心躍る一瞬である。
峠の標識を見て歩きやすい尾根道を右に進むと
やがて山頂の
2階建て四阿風展望台に着く。

この展望台からの眺めは素晴らしい。
春は眼下に桃源郷を置き、冬なら彼方に真っ白な南アルプスが城砦のように連なり、真正面に山荘が佇む。
乾徳山、小楢山、更には南アルプス前衛峰の櫛形山なども見渡せる。
通常は同じルートをたどり、座禅草公園へ下山農道をジョグして山荘へと帰る。ほぼ
1時間コースである。
 
Rr:竹森川左岸ルート  V(A→B→C)
山荘→ 歩行所要時間:2時間10分

山荘からは玉宮方面への農道を利用して下る。
このとき、少し足を伸ばして水神池方面から枯葉沢下流方面を回るのも良い。
バス通り
(207)から玉宮小と玉宮神社の間の道を抜け、竹森川を渡り、後は果樹畑の間の農道を選んで行く。
小学校裏は、蛍の季節に、竹森川に源氏蛍が点滅しながら飛翔するのを見るには一番いい処でもある。

ちょうど小倉山の裾野を廻る形で桃や葡萄の果樹畑が拓かれているので、花のシーズンから収穫の頃は
いつも早朝から農夫が仕事をしている。真冬には竹森川に氷の彫刻を見つけることもできる。

ここから見上げる山荘の姿もなかなか良いものだ。

福生里に抜け、農道を登り返して山荘へ戻る。

(D) 小倉山頂へ 

ルート 2001 02  03  04  05  06  07 08 09  総計 
ZZ 19 17  34  34 22  23 14 30  33 226 
CZ 3  3  2  8  3  2  0  0  0  21 
C〜W  0  0  0  0  1  0  0  0  1 
登頂数  22 20 36 42 26 25 14 30 33 248 


高芝山(1540m)&山荘ログ
2010年1月9日(土)晴 山荘より


 (E)高芝山ルートSw、Rt,K)
  頂上にのみ小さな頂標あり
高芝山(1540m)

トレーニングルートの末端に聳える最も高い峯となる。
山荘から観る中秋の名月は、高芝山の山頂鉄塔を呑み込みながら昇って来る。壮観である。
盆地から霧が流れれば、その姿を半分隠し、一層その大きさを際立たせる。

夏には平沢や福生里の里を越え、大きな虹の橋を渡すこともある。

山頂まで木々が密生しているので、登っても眺望は望めない。
その分、全山が新緑に包まれ、紅葉に彩られ、冬は一番に雪化粧し山荘の借景となり
雄大華麗な景色を常に愉しませてくれる。

Sw:高芝山南西尾根ルート
  
X(A→C→D→E)

山荘→ 歩行所要時間:3時間50分

平沢から上条平沢線林道を走り、上条峠下まで行き、
上条駐車場前より山林に入る。

上条林道は舗装路と砂利をまいた未舗装路が
交互に現れる林道で、車にあうこともめったに無い。

森に入ったら、かろうじてある踏跡を辿り、
直上すると尾根に出る。

そのまま進むと広い防火林帯の上り坂となる。
高度を稼ぎ、ぐんぐん登って行く。
稜線通しに進むと岩あり、鉄塔の裾を通過したりと変化も多い。
何度も小ピークが現れやがてケルンの積まれた
小さな祠に出る。
10年程前まではここに山頂標識があったが現在は
その次のピークに頂標が置かれている。

同ルートを下る場合は登りより遙かに迷い易いので
的確なルートファインディングを要する。
落葉樹林帯で夏の見晴らしは期待できないが、
新緑、紅葉は十分に楽しめるだろう。

Rt:竹森林道ルート  W(A→D→E) 
山荘→ 歩行所要時間:4時間10分

207号線を北に走り、平沢集落を越え人家がなくなった先で、
右折する林道である。
この林道からの眺望はスケールが大きく
甲府盆地を取り囲む富士、南アルプス山塊を超えて
地球の丸みさえ感じさせる程である。

207号を右折して竹森林道に入ってからが長い。
雄大な眺望を愉しみながら1時間も登ると
更に右からの短い林道とぶつかる。
この林道に入ると固定ロープの設置された急斜面に出る。
ここを10mも登ると高芝山南西尾根と合流する。
ここから山頂までは40分程なので
林道まで車を使えば短時間で高芝山頂に立てる。

だが長い間工事の車が出入りしているが、この林道は未だに

全線が開通せず現在舗装中であり

途中からは通行止めの柵が閉じられ、車では通過できない。


この林道を分岐より更に登り高芝山の山頂直下から
樹間を縫って直登するルートを10年前に開発した。
かなり急登でブッシュが酷く道なき道だが、
山頂までは速く上れる。
百名山を歩いているような登山者にはとても
登れるようなルートではない。


高芝山(1540m)
2009年12月6日(日)曇晴 山荘より


(E) 高芝山頂へ(竹森林道を含む)
ルート 2001 02  03  04  05  06  07 08 09  総計 
RtRt  1  1  0  0  0  0  0  1  0  3 
Sw  0  0  0  0  0  0  0  0  3  3 
登頂数  6 




 (F)その他のルート(Ru、F,Rd)
 
 Ru:上部農道ルート
  
T(A→B)

山荘→山荘 歩行所要時間:1時間30分

山荘周辺斜面は桃や葡萄の果樹畑が広がる。
農道は舗装されてはいるが、果樹畑を縫うように、複雑に入り組んでいる。

山荘下から果樹畑の間を通り、小倉山へ向かうコースが上部Ruルート。途中のログハウス下を道なりに行けばよい。
最近、造園業者がきれいに植林したので、気持ちの良い道となった。

リズミカルな疎水の音色を楽しみながら、快適に走れる。207号まで下り、農家の脇を抜け、竹森川へと続く。
小倉山方面へは向かわず、林檎畑の間を抜け、カントリーハウスの裏を通って散策しながら再び207路へ戻る。

一方、果樹畑から途中ログハウス横の坂を上ると、農道の最も高いところへと出られる。ここからがRu上部林道コース。
寺平と呼ばれる山林には時々狸が顔を覗かせる。道下には小さな炭焼き小屋もある。

木々のトンネルを抜けると、山側の斜面には白樺が美しい木肌を並べ、桃畑ばかりでなく柚子や林檎、栗など
いつも豊富な果樹が手入れされている。眼下の福生里集落を挟んで小倉山の北面森がより迫ってくる。
道なりに下ってゆけば、船宮神社へと続くFルート方面だが、下らずに、今来た道を逆にたどって帰ることも多い。
同じ道を歩いているとは思えないほど景色が異なる。夕方の散策なら、扇山に沈んでゆく太陽が圧巻だ。
晴れていれば、彼方に南アルプスの末端が浮かび、富士山と共に歩くことになる。
農道ルートを選ぶときには特にこの帰路コース、外したくないコースNO1と言える。

F:船宮神社ルート 
  
T(A→B)

山荘→山荘 歩行所要時間:1時間30分

207号線から竹森川へ向かって、細い農道を入っていくと
朽ちかけた梅林があったり、廃屋なども見られ
船宮神社へ出られる。
此処には天然記念物の檜巨樹がある。
そのまま上条の森へ入ることも可能だ。
また、上条林道入り口方面への抜け道もある。

207号道路へ戻ってさらに奥へ上がってゆくと
鉄塔山山麓に平沢集落が広がり、農家や別荘が散在して
雰囲気が一変する。
一坪図書館やお気に入りの庭がある別荘などもあり
時々は足を伸ばしてみたくなる。

FRuを組み合わせると福生里、平沢を廻る散歩コースとなり
里の家々の庭に丹精された花や樹木を愛でたり
畑の農作物の育て方を
参考にしたりしながら歩く楽しみがある。


F:下部農道ルート  W(A→D→E) 
山荘→山荘 歩行所要時間:1時間10分

水晶山方面への下りにも利用。
村墓や果樹畑や水田があり、扇山裾を廻ると水神池がある。
玉宮小の児童が植えた小さな田んぼと並んだ水神池は
深緑色に濁って、本当に水神様が棲んでいそうだ。

初夏、水田には平家蛍が儚げな光を点滅させる。
秋には彼岸花で赤く染まる桃畑もある。
枯葉沢の先に花火工場があるが過去に
爆発事故を起したことがある。

幾筋もある農道を自由に選んで
様々な組み合わせができるが、四季折々
天気次第でそれぞれに何かしらの発見があったり
思いがけぬ風景に出逢ったりする。
またいつも鳥の囀りが賑やかで
間近に珍しい小鳥の姿を目にすることもある。


同じ道を何度通っても、決して同じではないから
いつでもわくわくしていられるのかもしれない。
農道をのんびりと散策しながら歩くのも
季節の風を感じながらジョギングするのも捨てがたい時間だ。

季節や天気ばかりではなく、出会う農家の人たちとの
一瞬の触れ合いや、共に歩く仲間(無論犬も含め)との
共感もまた味わいの一つなのだろう。


F:下部農道ルート 水神池と水田

5月31日(日) 


登頂回数年間グラフ
☆ 日数は正確には回数(1日に2度登山する日もある) 



他山の年間登頂回数

(F) その他

山 名 2001 02  03  04  05  06  07 08 09  総計 
大菩薩 1  2  5  2  3  1  2  2  3  21
西沢(氷壁)
笠取山
乗鞍岳 3  1   0
小楢山 0 0 0 0 0 0
乾徳山 0 0 0 0 0 0
富士山 0 0 0 0 0 0
源次郎岳 0 0 0 0 0 0
鶏冠山  0  1  0  0  0  0  1   0 2 
鈴庫山  1  1  2 
その他 赤岳
ガルマ峰遠征 
蓮華山
キラ峰遠征
宝剣岳
パヌ峰遠征
黒金山
柳沢の頭
八ヶ岳合宿

チョーサブ遠征
 
金峰山
ラクバリ峰 
チョモランマ遠征
黒岳
カンペンチン峰
遠征 
棚山
茅ケ岳 
DV 三ツ峠
帯那山

倉掛山
小金沢山
丸川峠
古礼山

破風山
源次郎岳
棚横手山
甲州高尾
榧ノ尾山 

21
登頂数  6+E 9+E 11+E 9+E 5+E 4+E 16 71 


(G) 素資料

ルート 2001 02  03  04  05  06  07 08 09  総計 
ZZ 19 17  34  34 22  23 14 30  33 226 
MW 13  6 1  6  1  8  3  45 
RuF 11 7  6  3  3  18 38  97 
EW 50  39  23  12  42  15  11  33  39  264 
WW  0  2  0  0  0  0  1  1  2  6 
KrW  0  1  1  0  0  1  1  0  0  4 
RdRr 5  3  7  9  6  2  10  2  2  46 
EE 11   10 10  3  0  3  3  0  42 
EN 4  1  2  0  3  9  7  6  9  41 
NW  0  0  0  0  0  0  0  1  0  1 
ME 6  8  6  25  4  18  11  1  0  79 
MN  3  0  1  1  0  0  0  0  5 
CZ 3  3  2  8  3  2  0  0  0  21 
KK 0  2  0  3  1  1  1  5  3  16 
TN 0  4  8  7  4  9  7  13 7  59 
TT  0  8  6  7  4  9  10  12  13  69 
T1N  0  0  0  0  0  0  0  4  0  4 
TE  0  0  0  5  1  1  1  1  10 
TW 0  0  0  3  2  0  0  1  0  6 
KzK  0  0  1  4  9  9  3  11  5  42 
KvK  0  0  4  2  2  3  5  1  1  18 
P2E  0  0  0  0  0  0  15  10  3  28 
RtRt  1  1  0  0  0  0  0  1  0  3 
MT  0  0  1  1  0  0  0  1  0  3 
Sw  0  0  0  0  0  0  0  0  3  3 
C〜W  0  0  0  0  1  0  0  0   0 1 
RC 0  0  1  1  0  0  0  0  0  2 
大菩薩  1  2  5  2  3  1  2  2  3  21 
その他  乾徳山1
西沢(氷壁)1
笠取山1
赤岳1
小楢山1
ガルマ峰遠征 
6回
乗鞍岳3
蓮華山1
富士山1
西沢(氷壁)1
源次郎岳1
キラ峰遠征 
8回
宝剣岳1
西沢(氷壁)1
乗鞍岳1
乾徳山1
富士山1
鶏冠山1
パヌ峰遠征 
7回
西沢(氷壁)1
 黒金山1
笠取山1
源次郎岳1
鈴庫山1
柳沢の頭1
八ヶ岳1
チョーサブ遠征
8回
西沢(氷壁)1
金峰山1
小倉山から
扇山一周1
ラクバリ峰
チョモランマ
遠征
5回 
西沢(氷壁)1
笠取山1
黒岳1鶏冠山1
カンペンチン峰
遠征
5回
富士山1
棚山2
茅ケ岳1
 4回
小楢山1
 鶏冠山1
乾徳山1
鈴庫山1 
4回
三ツ峠1
帯那山1
倉掛山1
小金沢山1
丸川峠1
古礼山1
破風山1
源次郎岳1
棚横手山1
トチの尾山1
小楢山1
 11回
 57
                     1219





(H) 山荘トレーニング月別年間集計

年/月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 年間比
2001  21  17  11  9  12  11  10  14  6  10  11  12  144  39.6% 
2002 17 12 17 10 11 10 11 124 34.0
2003 10 12 12 12 17 12 15 132 36.2
2004 15 14 16 13 12 10 11 14 12 140 38.4
2005 13 退職 20 21 18 12 17 12 10 149 40.8
☆2006 13 13 12 15 10 12 120 32.9
☆2007 20 14 11 10 10 11 15 132 36.2%
☆2008 11 13 10 13 26 25 13 23 19 174 47.7%
2009  11  9  14  13  20  14  18  12  20  20  20  20  191  52.3% 
累計  129  91  93  114  114  103  94  119  108  96  117  111  1306  39.8% 
     DV多く山荘滞在日数が少ない年。


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