《C》 乏しい魚影


DV Site・ 
4月1日(月)晴曇 午後: @ロタホール  Aセンハノムドロップオフ
4月2日(火)晴曇 午前: Bセンハノムドロップオフ Cロタホール
4月3日(水)晴  午前: D松運丸 Eロタホール
 



波静かな西港から出航

つまり目玉のロタホールを取ったら
興味あるDVサイトはロタ島には残らないと
云っても過言ではないのでは?

従ってロタホールに光が差し込む時間帯にはホールへ
それ以外はせめて珊瑚のあるセンハノムドロップオフへ。
ということになってしまう。
いつもは午前、午後と3本以上のDVをするのだが
今回は1日2本で最終日はDVせずにドライブ。
一応13か所程DVサイトは有るのだ。
西港側に4か所
ハルノン岬に1つ東港側に8か所。
だが観賞探索に値するサイトは
沈没船のレックDVを入れてもたったの3か所らしい。
つまり目玉のロタホールと
その隣に在る僅かに珊瑚が生きていけそうなサイト
センハノムドロップオフ。
 
ハルノン岬近くのロタホール周辺


搭乗時間ぎりぎりにようやく間に合ったが、呼び出しアナウンスが掛けられているところへの駆け込みだった。
プロペラ機で乗客の中に日本人は我々のみだった。今度はウトウトする間もないほど早く
30分ほどの飛行時間でロタへ到着。
下りるとさすがに蒸し暑く汗ばむので上着を脱ぐ。太った初老の白人が出迎えてくれ、すぐさま送迎車に乗り込みホテルへ。
この運転手が実はオーナー氏であった。
20分ほどでホテルへ到着。案内された部屋はこじんまりしてはいるが、使い心地は良さそうだった。
もう夜明けに近い時間ではあったが、翌日のダイビングは午後からとのことなので、ゆっくり一寝入りすることが出来る。





さて本日のはどうかな? DVショップにて

車に乗せて港まで船をぶ DVショップにて
海が美しすぎて魚が居ないのだ。
透明度が高く海が美しいと
云うことはプランクトンが発生せず
魚の餌が無いと云う事。

餌が無くては魚は生きていけない。
従って何処を潜っても
魚影は乏しくダイバーは海の砂漠を
潜っているようで
さっぱり面白くないのである。
で、その結果撮れた画像は
以下のたったの21枚。
いつものDVでは数百枚の画像から
数十枚を選んで
HPに載せるのだが今回は
そんな贅沢は許されない。

この21枚の画像が撮れた画像の
総てなのである。
まっ!編集が楽だから歓迎すべきか?

毎日船を車から海へ降ろす 東港にて

DV開始 水清くして魚棲まずか?


眩しい光で目覚めると、寝台でぐっすり寝たので体が楽である。
カーテンを開けたらベイビュウホテルの名の通り目の前に美しい青さの海が広がっていた。
早朝6時からマーケットは開店しているとのことなので、さっそく朝食を仕入れに出かける。
常夏の島はカラフルで其処ここに花が咲き乱れている。
地図を頼りにラッキーマーケットで買出し。ビールや食料を仕入れ、ザックに背負ってまた坂を登りホテルへ戻る。
朝食後は近くを散策することに。
とにかく海の色が素晴らしい。鍾乳洞の洞窟探検ができる。
ロタ島は珊瑚の隆起で出来た島だという。ロタホールも海中の中のこんな洞窟だろうかと想像してみる。




花蓑笠子ハナミノカサゴ
Red Lion Fish (DS:Front Church )

褄黒松毬Myripristis adusta
ツマグロマツカサ


笛奴鯛  フエヤツコダイ

Long Nose Butterfly Fish

   
旗立鯊・Fire Dart Fish
ハタタテハゼ
 
 
簾蝶々魚・Pacific Double Saddle
Butterfly Fish
 スダレチョウチョウウオ
 
毒うつぼGiant Moray
ドクウツボ
 
蝶斑・Raccoon Butterflyfish
チョウハン

南旗立鯛・Threebanded pennant coralfish
ミナミハタタテダイ 

青マスク

Mexican Hog Fish?
 
Orangeband Surgeon Fish
(DS:Manta Point)
   
橙線の紋付ハギ
モンツキハギ
Orangeband Surgeon Fish
   

黒百合鯊(クロユリハゼ)

Ptereleotris evides

 
 

宮古天狗剥(ミヤコテングハギ)

Naso lituratus

 
七線蝶々魚(シチセンチョウチョウウオ)
Spot Band Butterfly Fish 
 
     

褄黒松毬(ツマグロマツカサ)

Myripristis adusta




水深30mに沈む松運丸の舳先

ソフト珊瑚も貴重な発見か?

漁礁となる沈潜にも魚影無



帆船の彼方に沈む夕日
4月2日(火)晴 西港

「待てど暮らせど来ぬ人を・・・」
どうしてしまったのか?
確か快調なペースで後ろから
着いて来ていた筈。

午前中2本のダイビングを終え
午後からチャリンコを借りて
島巡りをし
大洋に沈む太陽を観ようと洒落て
ロタ高校の丘を下って
西港へ下ってきたのだが・・・・
まあ、あんまり夕陽が
綺麗なので坂の途中でうっとり
見とれているのだろう。
夕陽を観ながら待つこと20分。
村上がチャリンコを押しながら
現われた。
「転んじゃった!
ブレーキ掛けながらカーブしようと
したら飛ばされて
頭とか肋骨とかぶっつけて
助けを呼んだんだけれど
聴こえなかった?」

まさかそんなことになってるとは
夢思わず焦ったな。
透明度の高いロタ島は魚影が
乏しいだけでなく
観光客も島民も影が無く
事故を起こしたら
発見されず・・・と云うことも
大いにあり得る。
と、しみじみ実感したのは2日後の
ドライブであった。




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