165の4ー2019年 葉月
この構図≪かさどそれいゆ≫がピッタリかな! 8月18日(日)晴雨 西畑の向日葵(Soleil) 嬉しいのだ! 背の高い向日葵を見上げただけで、寒風吹きすさぶ荒涼とした心象の冬景色が暖かな光に満たされる。 仰(アオ)ぐ日(ヒ)、アオイ(葵)の仲間にはハイビスカス、木槿(ムクゲ)、芙蓉、オクラ、ドリアン、カカオなどお馴染みの花々、果実がある。 太陽を仰ぐ向日性で結ばれている葵の中に在って向日葵は、特に太陽の名を欲しい侭にする。 英語ではSunflower(太陽の花)、イタリア語でgirasole(太陽の花)、ドイツ語でSonnenblume(太陽の花)、フランス語では太陽そのもののSoleil。 鈍くズーンという痛みが深ーい震源地から響いて来る。 前震は回数を増すだけでなく揺れの大きさを痛みに替え、活断層の鬱積した歪みを伝える。 その痛みを押さえる為には、湿布をペタンと張り付けねば!と仙人。 その湿布が向日葵だと仙人は信じて疑わないのだから、どうにも困ったもんだと向日葵自身は呟いているのですがね。 |
黒雄蕊の夏水仙 |
オクラの雌蕊は黒紫 |
鬼灯はクリーム色 |
柔らかな丸オクラ |
オクラ仲間ハイビスカスの紅雌蕊 |
痛恨の極み、 思わず罵りの声を上げ自らを 殴りつけようとしたが、右手には 立鍬が握られ左手は 雑草を握りしめたまま。 カチンかちんに硬い唐黍の種を 2晩水に浸し、発芽し易くしてから ポットに播種し、朝晩と散水を続け、 やっと1~2割程度の 発芽に漕ぎ着け、それから 10cmに成長するまでポット栽培。 |
こいつを畑に移植し 更に散水を続け30cm程になると やっと一安心。 発芽率が低いだけでなく今年は 雨続きで成長が はかばかしくなく葡萄畑の唐黍も 青息吐息で、 育っているのは30本にも満たない。 唐黍は肥料喰いなので 追肥して散水し、さてそれでは 根元に喰らいついている しぶとい雑草を退治してやろうと、 立鍬を振るった途端、 一番手前の唐黍がパタリ! |
サンパラソルもテラスで咲き誇る |
成長し過ぎた胡瓜は種取 |
冬野菜も発芽開始 |
信じられない、 立鍬の手元が僅かに狂い、 大切に育てて来た貴重な唐黍を 切断してしまったのだ。 思わず漏らした叫びが奥庭まで響き、 ボン・シルバーが 驚いて駆け付けるかと! 考えたらボン・シルバーは 単なる山荘オブジェで、 動けるはずもない。 屈みこみ切断された苗を握締め、 不注意で未熟な仙人を嘆くのみ。 しかしこれで明らかになったことがある。 |
甘く香る枝豆に黒介も吃驚! |
ゴーヤーが西畑の主に |
改めて確認出来たのは、 仙人の百姓仕事は 結果ではなく プロセスにあるということ。 そりゃ美味しく稔るまでがプロセスだし、 無農薬、有機肥料の野菜が 育てば歓びは大きいので 結果は重要だが、 野菜達と成長過程を共にすることに 意味を見出しているのだ。 |
仙人テラスのハイビスカス |
地球西瓜を地下水で冷やす |
間違って伐られた唐黍 |
デカ向日葵の結実 |
畑の至る所でゴーヤーが |
泥んこ鬼灯 |
先週は農機具修理人、今日は電気屋とマルチ仙人 8月19日(月)晴雨 脱衣室のスピーカーが接触不良、老眼鏡かけて修理 どうせ分解し不良部分を見つけたところで、基盤をそっくり交換することとなり新品を購入した方が安くつくのだ。 でも保証期間の1年以内なら無料での交換が可能なので保証書を探したが見当たらず。 現在ロジクールのスピーカーは7台購入し使用しているが、 考えてみたらどれも1年以上経ているので保証書が見つかっても有償修理となり、 探しても無駄。そんなら自分で直すか廃棄するかしかない。 と、胆を据え、壊れて元々の覚悟でロジクール・マルチメディア・スピーカーZ200WHを分解。 何処をどう観ても不良個所は見つからず。 |
緑色のスイッチ&音量部分に異常なし |
基盤を裏返し |
こりゃ予想通り 基盤をそっくり替えるしかないと 諦めかけ電源を切ったり、 入れ直しているうちに、 スピーカーのジャックの突っ込みが 甘いことが原因であると直感! しっかり突っ込んでみると 一気に問題解決! うーん、参った参った! またまた仙人の至らぬ観察眼のせいで ロジクールの優れたスピーカーを、 廃棄してしまうことに 成り兼ねなかったのだ。 |
こうして毎日彼方此方で ミスを繰り返しつつ 進行する老衰を目の当たりにして、 決別の日を待ちわびるのだ。 なんて悠長なことを云ってるのは、 まだまだ死を実感として 捉えていない証し。 さて、あれ!手も足も動かない。 眼球さえも動かないでは! となった時に、うーんこれで良し! と仙人は言えるのだろうか! |
回路を具に点検 |
うーん、故障箇所無し |
(wikipedia) |
日本高血圧学会の高血圧基準 (wikipedia)
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震源地は何処!血圧測定は続く 鈍くズーンという痛みが深ーい震源地から響いて来る。 ガイアの表面を構成するプレートが、自らの動きから生じる蓄積された歪みに耐えきれず、痛みとして歪を放つが如く、 上行大動脈は歪を瘤として処理し、真性大動脈瘤か仮性大動脈瘤、乃至は解離性大動脈瘤となって痛みを発する。 高血圧症は原疾患が不明な「本態性高血圧症」と、特定の原因が明らかになっている「二次性高血圧」に分類されるが、 多くの場合、高血圧・動脈内壁が肥厚し硬化した動脈硬化・加齢等によって2次的に生じてくる場合が多い。 「高血圧症」と診断される大部分の原因は、上行大動脈の動脈硬化症による脳内酸欠を防ぐための血圧上昇である。 (wikipedia参照抜粋) 動脈硬化症を引き起こすのは食生活、喫煙、運動不足である場合が多い。 となると仙人の場合、今まで75年間の肉体の動きから 「本態性高血圧症」では無いし、「二次性高血圧」となる食生活、喫煙、運動不足にも該当しない。 しかし仙人の上行大動脈の直径は42.6mmで正常値25~30mmを超え、オペを要する50㎜に近づいている。 つまり仙人の上行大動脈は瘤を成し血圧が上昇している筈である。 そこで検診時だけでなく毎日血圧を測定し、詳しくし調べることになったのである。 で、どうかと云うと最悪の血圧は8月9日の寝起きの139/82。 16日の就寝前は108/71であるから上が21、下が11mmHgの差で血圧が変化していることとなる。 これは日本高血圧学会が示している正常高値血圧(130~139かつ拡張期85~89㎜Hg)と 至適血圧(120以下かつ80㎜Hg以下)となり、最悪の記録も何とか正常値に収まっている。 では、上行大動脈の肥大は大動脈瘤ではないのか? だとしたら日々強まり回数の増えていく、この鈍くズーンという痛みの震源地は、何処なのか! |