その151の4ページー2018年 水無月
夏至の光と共に仙人書斎に現れた弁濤弁 6月22日晴 仙人書斎の出窓スピーカーから出現 夏至の夜明けの瞬間に交響曲5番ハ短調作品67を聴いてやろうと光を待っていたが、 夏至の昨朝は小雨が続き曙光には逢えず。 1日遅れたが今朝は大気に水蒸気が含まれるものの、高芝山の山稜には碧空が広がっている。 最も早かった先週より3分遅れて5時26分高芝山巓から、やや霞を含んだ銀の光が書斎の東出窓に差し込み、 漆黒のマット上の白堊調のスピーカーを射る。 ロジクールZ200スピーカーからバイオリンとチェロ、ベースのミとビオラが 1オクターブ高いミの3音を放ち、 クラリネットがソを重ね、夏至の白銀の光とタピストリーを成す。 タピストリーが机上のパソコン画面に流れ、ノートに採譜する若き日のベートーヴェン画像と重なる。 |
交響曲第5番 ハ短調 作品67が響く コンサートホールでは、オペラグラスを使っても演奏者の 細かいテクニックや表情は窺い知れないが、 PC動画ではカメラアングルが演奏者に迫り、 ホールよりド迫力で観られる。 ジャケ演じるメラニー・ロランが弾くチャイコフスキーの ヴァイオリン協奏曲を始め、庄司紗矢香の チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35、 諏訪内晶子 のメンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲とたて続けに聴いた。 ホールに出向いて聴くよりも、 遥かにインパクトの強い臨場感に圧倒。 |
6月17日(日)晴 早速オーケストラを画面いっぱいに 大きく映し出してロジクールZ200で聴いてみた。 |
夏至翌朝の光と織りなす音色 |
肉体そのものがバイオリンになり ピアノになりチェロや フルート、オーボエと一体化し、 感性そのものが肉体と楽器のコスモスを成し、 静謐を湛え 熱情を爆発させ、宇宙創成を語り始める。 |
のっしノッシ迫って来るでは! こんなコンチェルトの愉しみ方があるなんて嬉しいな! 昨日まで8日間続いた1年で最も早い、5時23分の日の出が終った。 ヤクも効かず眠れぬままの夜明けを迎え、曙光の兆しに包まれる高芝山に見入る。 明らかに山頂の東が光を孕んでいる。 しかし山荘から観る限り、北回帰線上の太陽が山頂を超えて、東肩から出ることはあり得ない。 つまり現在、太陽は明らかに 山荘と高芝山の頂を結ぶ直線上より東にあるが、 これは甲府の方位から4時29分に光を発してからの、54分間程でしかない。 その間に太陽は西へ動き、山荘で仰ぐ時には 高芝山の山頂を超えて、西肩から最初の光を投げかけることになる。 愚かにも若しや山巓の真上から 夜明けの光を捉えられないかと、カメラを構えてウロウロ。 当然ながら最初の光は 5:24分に山頂の西肩から現れ、 ボン・シルバーの漆黒の翳を、天空に描くにとどまったのである。 |
忙しなく採譜する指 |
ボン・シルバー弁濤弁に喰らい付く 6月22日5時26分晴 高芝山の山巓から放たれる白銀の夏至光 えっ、未だ夏至の6月21日まで3日間もあるのに何故、今日から日の出が遅れるのかって! 確かに夏至は昼の時間が一番長くなるのだから、日の出が遅れては矛盾する。 そうなんだ、実は日の入りが長くなり 現在甲府19:04分の日没が延びて、6月26日~7月2日には19:06分にまでなって、 昼の時間は21日までは長くなり続けるんだ。 |
荘厳な光と音色とのタピストリー |
昨日唐黍、レタス、ゴーヤーの ポットから畑への移植。 今週は雨模様が続きそうなので ポット栽培の苗を移植したいが、 先々週播種した唐黍、 モロッコ、向日葵、人参等発芽の兆し無し。 何が原因なのか 掴めないのが悔しい! PC画面オーケストラの コンサートホールを完成する為の 部材探しに HCをバイクで走り回る。 出窓に置いた白堊調のスピーカー Z200に存在感を与えるには、 現在のグレーの ジョイントマットでは物足りない。 |
どうしても黒でなければと 黒マットを求めてコメリ、ナフコ、D2と 3店のHCを走り回り、 やっと見つけた黒ジョイントマット。 ふかふかの黒の起毛マットが ピッタリなのだが、そもそも起毛どころか 黒のジョイントマットそのものが 無いので、仕方なく EVA樹脂(エチレン酢酸ビニルコポリマー)の 黒マットを選んだ。 スピーカーの置き方も陶芸作品の 球形三角皿を台座にしてみたり、 壺とコラボさせてみたりと 工夫し、 どうにか納得できる位置に収め チャイコフスキーの ヴァイオリン協奏曲を試聴。 うーん、何とも贅沢な気分。 |
ボン・シルバーもうっとり! |
食卓に蔓薔薇を! |
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下界に遅れ紫陽花も |
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甦った鬼灯 |
ピーマンどっさり収穫 |
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前庭の名不詳の白花 |
セージも咲き出した |