《D》 祝300DV!


ココ島ダイビング

Felices!
300Dvs

「それじゃFelicesが
いいわね。
複数のSを入れると
祝福になるのよ」

「そうそう!は
西班牙語では逆にして
前後につけるのよ」

NHK撮影隊の
西班牙語通訳・藍子さんが
いろいろアドバイスし
ダイバーが書き込んでくれた
300本Dvs記念の
Tシャツを持って
海に飛び込んだものの
流れが激しくて
海中写真を撮るどころの
話ではない。

岩場の裂け目に入って
船長のネルソンに
シャッターを押してもらう。

200本目をエジプトの
紅海で迎えたのは
昨年の8月。
300本目をコスタリカの
ココ島で迎えられるとは
夢にも思ってなかったので
歓び一入。






Nelson
船長の祝福

前夜夕食後のラウンジで
Sea Hunterの
Tシャツをプレゼントされ
私の300Dvs祝福の
準備が始った。

船長のネルソンが
テーブルにシャツを広げ
メッセージを書き込む。

几帳面で食事での
ナイフ、フォークの使い方が
完璧で
総てを小さく切り刻んで
食べる独人のラールも
いつものスマイルを湛え
独語でメッセージを
書き込む。



仏人海洋写真家
イブのメッセージ


あんこーる とろわさん
べる ぷろんじぇ
おうとぅーる でゅ もんど。

イヴ グラデュ

華麗なるダイビング
300本を
再び世界の海で!


イヴはTシャツに
美しい仏語で
こう書いてくれた。



300本記念
コック長が焼いた
特大ケーキ


「カイか、いい名前だな
カイは日本語では海
つまりSeaなんだ」

名刺の裏に『海』と
漢字で書いて独人のカイに
説明してたら
突然レストランの
メインの照明が消され
ディナーが中断された。

コック長が大きなトレイを
掲げてキッチンから
そろりと出てきた。
トレイには
《300Dvs》と書かれた
大きなケーキ。
蝋燭が3本立てられてる。



四カ国語の
スピーチ翻訳


右隣のカイが英語で
「Congratulation
on your 300Dvs!」
と言って突然拍手。
それに合わせて
各テーブルのダイバーが
一斉に拍手。

全く予期してなかったので
驚き面食らう。
何かスピーチをと促される。

そんこと突然言われたって
英語のスピーチなんて
出てくる筈もないので
日本語で・・・。

後は通訳の藍子さんに
西班牙語に、更に
ガイドのウィルソンに
独逸語と英語に。




《E》 夜のココ海










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