2032ー2022年 神無月 

24億6千万秒を呑み込み壊死した仙人!
10月20日(木)晴 木星大赤斑に浮かび上がる壊死した仙人左脚
 

 0.1秒は難しいが1秒は、ごく普通に無理なく認識できる時間の最小単位であろう。
ゆっくり《いち》と数えれば、ほぼ1秒経過と認識できる。
幼い頃には想像もつかなかった、途轍もなく長い永遠に近い78年と云う時間は一体何秒になるのだろう。
78年×365日×24時間×60分×60秒=2459808000(24億5980万8000秒)
何だ、大したことは無い僅か24億6千万秒ほどなのか!

1秒毎に1円を手に入れれば1日で86400円だが、24時間稼ぐのは無理なので1日8時間として2万8800円。
これを78年間続けると819万9360円か、うんこれなら認識できる金額だな。
呆れたね、仙人の莫迦さ加減には!
なんかさ、もっと24億6千万秒がニュートリノの如く仙人の肉体を駆け抜けてさ、その結果の肉体を思惟するとか!
仙人の肉体を1秒間に約100兆個も通り抜けるニュートリノのどれかが仙人にぶつかって光になったとか!





ニュートリノは吸収されず曲げられず線飛行する

発表によると、2011年7月31日午後11時55分19秒から翌8月1日午前12時02分01秒
にかけての約7分間、ウルトラカミオカンデが検出した素粒子「ニュートリノ」のベータ崩壊による
チェレンコフ放射の値が通常の8億倍にまで上昇した。

 ニュートリノの寿命は10の32乗年と非常に長く壊れにくい。
また、一般的に時間が停止すると全ての物質が静止すると考えられているが、
質量が極めて軽いニュートリノに関しては
時間停止の影響をほとんど受けず、
時間停止後も運動を続けている可能性が高いとされている。
(Kyoko Shimbun 2011.08.13 News 虚構新聞友の会

仙人注:スーパーカミオカンデは在るがウルトラカミオカンデは存在しない
ニュートリノ8億倍検出は
時間の停止を意味するのでは!


国立神岡素粒子研究所は2011年12日、2011年7月31日と8月1日の境目で、
10万年程度の時間停止が起きていた可能性が高いと発表した。
東京大学が所有するニュートリノ検出装置「ウルトラカミオカンデ」の観測によるもの。
論文は英科学誌「フェノメノン」10月特大号に掲載される。
同研究所の小林・ペギオ・太郎所長が明らかにした。

仙人注:英科学誌「フェノメノン」も小林・ペギオ・太郎所長も存在しない

 
宇宙はウロボロス



存在の出現!
宇宙は存在そのものの歴史
認識しうる存在の
最小単位
ニュートリノ

今年(2015年)のノーベル物理学賞が
梶田隆章教授に授与されることに決まった。
功績は「
ニュートリノが質量を持つことを示す、
ニュートリノ振動の発見」。
 

ニュートリノは
宇宙を構成する素粒子の一部である。
様々な研究により、ニュートリノは光速で動き、
質量はゼロであるという前提で物理学の理論体系が
出来上がりつそんな中、
世界最大のニュートリノ観測装置・
スーパーカミオカンデが完成し、
梶田教授らは驚くべき発見をすることになる。
 
カミオカンデで4日に1回程度の頻度で
チェレンコフ光を発する大気ニュートリノ

地球の裏側の大気圏で生成されたニュートリノは、
地球を通り抜けてくる間に種類が
変化していることが分かったのだ。


この変化がニュートリノ振動である。
相対性理論によれば、
ある物質が速く動くようになると、
相対的に周りの物質は遅く動くように見える。
やがてある
物質の速度が光速に達すると、
周りのものは動かなくなり、
時間が止まっている
ようにみえる。 

 
ニュートリノは素粒子中性レプトン


このとき
物質は何か他のものへ
変化することができない。
変化には必ず時間が必要
だからだ。
ニュートリノが変化しているということは、光速よりは
遅い速度
で動いていることを示している。

そして質量を持たないものは
光速で動き、質量を持つものは
光速に到達できないことが分かっているので、

ニュートリノは質量を持つ
と考えられるのである。
だからニュートリノ振動が質量の証拠となったのだ。

(京都大学
 理学研究科・理学部 竹村毬乃)


 
 
ビッグバンは無の受精の刹那であり、存在は無の所産なのだ!

Kyoko Shimbun 2011.08.13 Newsは
時間が停止すればガンマ線も宇宙線も観測されず、極めて質量の乏しいニュートリノのみが活動可能とする虚構。
しかしニュートリノは変化しているので質量は存在し、
時間に捉われていることになり、光速に達することは出来ず、時間の停止した宇宙での飛来はあり得ないのだ。
騙されるなよ!と仙人。

通常感覚で認識し得る時間の最小単位を1秒とした自らの生存時間78年を、24億6千万秒ほどと計算し、
人体を1秒間に約100兆個も通り抜ける、認識しうる存在の最小単位ニュートリノは、
78年間で24億6千万秒×100兆個=246×1021個となる。
遥か彼方の高エネルギー放射天体・ブラックホールから発せられた246×1021個ものニュートリノは、
銀河→星→太陽系→地球→山→仙人と45億年を経て産みだされたガイアに在る仙人の肉体を流れ、ウロボロスとなって
仙人に永劫への回帰を促す。





 

麻薬に縋る仙人

国立国際医療研究んセンター:
みわペインクリニックでの
ブロック注射液フェンタニル
注射液0.1mg「テルモ」
0.005%2ml1管は劇薬かな!

規制区分 劇薬、麻薬
 禁忌:
[硬膜外投与及び
くも膜下投与により
化膿性髄膜炎症状を
起こすことがある。] 
[硬膜外投与及び
くも膜下投与により敗血症性の
髄膜炎を生じるおそれがある。] 
アナフィラキシー・・・


麻薬フェンタニルが欲しいのかい!
 
本剤は特に内臓痛などに対して
有用とされる反面、
注意すべき副作用もあり、
その中でも頻度が高いものとして
吐き気・嘔吐、便秘、
眠気、幻覚、呼吸抑制、
排尿障害などがある。
(テルモ&第一三共)
 
そういえば水分補給で
アクアソリタ飲料500ccを呑み
ブロック後
猛烈に尿意を催したにも拘らず
全く尿が出なかったのを思い出した。
やはり劇薬であったのか!


それじゃ患部に打ち込んでやろう!
国立国際医療センター研究の
首藤絢香レジデントに
訊いてみようとみわペインの
診療明細をノートに挿み、
硬膜外ブロックに関する資料を
ファイルに入れて置いたが、
両方とも山荘に
置き忘れてきてしまった。

仕方なくHPのメモを開いて
注射液を書き写し、
首藤Drに観てもらった結果、
このフェンタニル注射液0.1mgは
劇薬、麻薬で当院では外来には
処方出来ないが、0.1mgでは
特に問題はないとのことであった。

   
 硬膜外ブロック:皮内・皮下・筋肉内注射:
ノイロトロピン注射液3.6単位、
プリンペラン注射液10mg0.5、
エフェドリン塩酸塩注射液4%1ml、
硬膜外ブロック:
イソジン液10%15ml、ハイボアルコール液2%
「ヤクハン」15ml、キシロカイン注
ポリアンプ2%10ml17管、
生食液NS20ml1管、オルガドロン注射液1.9mg0.5ml1管、
フェンタニル注射液0.1mg「テルモ」0.005%2ml1管、
ネオビタカイン注シリンjヒ5ml  
2割負担3730円。

酷い痛みが続くので駄目もとで、
みわペインクリニックに硬膜外ブロック受診。
効果を上げるために事前の水分補給で
アクアソリタ飲料を呑み、
背中の注射部位を温める以外は、
国立国際医療センターのブロックと同じであるが、
硬膜外腔に針を刺した直後から
先ず痛みの酷い右脚が熱くなり痛みが退く。

もしやブロック注射液の成分が異なるのでは?
26日に国立国際医療センターで
硬膜外ブロックを打つので確認してみよう。
 

ズブリとこれで暫くは天国だぜ!



打撲による筋挫傷で壊死した仙人の左脚だって!
そうか死の近傍で仙人はユピテルに回帰するのか!
10月26日(水)晴 国立国際医療センター麻酔科にて第3回(計13回目)硬膜外ブロック

水星: ヘルメス神  メルクリウス神(ローマ神話)  マーキュリー(英語)
金星: アプロディテ女神  ウエヌス女神(ローマ神話) ヴィーナス(英語)
地球: ガイア女神   テルス女神 (ローマ神話)  アース(英語)
火星: アレス神   マルス神(ローマ神話)   マーズ(英語)
木星: ゼウス神   ユピテル神(ローマ神話)  ジュピター(英語)
土星: クロノス神   サトゥルヌス神(ローマ神話)  サターン(英語)
天王星: ウラノス神   ウラヌス神(ローマ神話)   ウラヌス(英語)
海王星: ポセイドン神   ネプトゥヌス神(ローマ神話)  ネプチューン(英語)
冥王星: ハデス神   プルートー(ローマ神話)  プルートー(英語)

   
 
診てお分かりの如く
深く大きく開いた
仙人の傷は縫合せねば、
塞がりはしないのです。

上図にあるように
浅い傷ならば
表皮細胞が再生され
修復してくれるのですが、
如何せん仙人の傷は
深過ぎます。

 こうなるともはや線維芽細胞の
増殖による肉芽形成に
頼るしか術はありません。

 
先ず切断された血管が
肉芽組織に入り込む。

肉芽を血管に変え
酸素とエネルギーの通路を
確保するのです。
同時に表皮や顆粒層が
線維芽細胞によって
修復され治癒へと向かうのですが!

血管新生に失敗すると壊死し、
悪化の一途を辿れば
仙人は入院オペの運命が・・・。

 
血管新生に失敗すると
壊死が生じる
画像・参照:
NPO
法人 創傷治癒センタ
 
活発で健康な肉芽組織に
血管が入り新生

線維芽細胞はips細胞に入れて
増殖させると表皮、神経、消火器だけでなく
何と筋細胞、骨芽細胞、軟骨細胞から
脂肪細胞まで創り出す。

 

 右図は線維芽細胞が単に分裂能力を持つだけでなく
ips細胞を利用すれば臓器、筋肉、血液などの
細胞に変化し、破損した肉体を修復できることを示している。
78歳の老劣化した仙人肉体は、
この素晴らしい働きによって救われたのである。
 



 
見捨てられた時間
葬送
第1部エピローグ考察

実は天才画家ドラクロアに
限定される虚しさではない。
平野啓一郎の肉体を貫く
創作意欲の原点であり、

見捨てられる時間であり、
作品を
生そのものに置き換えてみれば、
《考える人》には
誰しもが思い当る虚しさである。

 
78が描いた作品

ドラクロアを借りて平野啓一郎は
《考える人》の捉え難い
《生の虚しさ》の正鵠を射たのだ。

この文章はブルボン宮図書室
装飾画として、9年掛けて
1847年に完成したドラクロアの
「ギリシャに文明を齎すオルフェウス」
から始まるクーポラ壁画の言語化の
エピローグとなっている。

「ギリシャに文明を齎すオルフェウス」
のネット画像を観ながら
平野啓一郎の描写と比べてみて、
改めて平野啓一郎の
言語描写の巧みさに恐れ入った。


葉脈に潜むオルフェウス

仙人から観ると
ドラクロアの
「ギリシャに文明を齎すオルフェウス」
なんて、どこに魅力があるか
さっぱり解らない。

本物と対峙すれば仙人にも
理解出来るかと云うと、
その可能性は限りなく低い。
しかし平野啓一郎の
「ギリシャに文明を齎すオルフェウス」
を文字に置き換えた描写には
唯ただ圧倒される。

ドラクロア以上にドラクロアになった
平野啓一郎が在る。
 
 
葉脈から出る音色

 
削り取られた痕跡




肉食のおいらにはそうな、にしか見えんがな!
予言者・蟷螂と戯れる仙人 

ドラクロアの作品を《考える人》の思惟そのものに置き換えてみる。
思惟を産みだす肉体をドラクロアにしてみると、平野啓一郎の《生の虚しさ》は《考える人》の胸を深く抉る。

彼(考える人)は、今ほど自ら(思惟)が、畢竟存在(肉体)自身であると感じたことはなかった。
そして今ほどそれが彼とは何の関係もない理不尽な他者であると感じたことはなかった。
それは、考える人)の命を貪ることによってのみ自らの命を獲、彼から奪った時間によってのみ永遠を練り固めながら、
決して存在(
肉体)とは運命をともにせぬ何者かであった。
貪婪に
存在を喰い尽し、膨れるだけ膨れ上がって、しかも一顧だに与えようとはせぬ何者かであった。
・・・・・・・
そして、削り取られたその痕跡を、
思惟はただ存在を見捨ててゆくもう1つの生の、肉体(存在)の不在の未来に於ける持続を
夢見ることによってのみ慰めねばならなかった。

何と虚しいことであろう!



壊死した肉塊に微かな像
大地で舟を漕ぐ仙人

立鍬に縋って船頭が舟を漕ぐように、
地面を掻いて前に進む。
第三者が観たら嘸かし危なっかしくて、
痛々しくて滑稽で
観ちゃいられない情景なのだが、
仙人は結構愉しんでいるのだ。 


女と仏国旗が浮かぶ

と云うよりか、脚の痛みに
堪えかねてベッドで横になっていたり、
椅子に座っていたりしていると、
更に痛みが増し、
立ち上がれなくなってしまうの
で動くのだ。

じっと安静にしていると、唯々痛みとの
闘いが続くのみで、それって
精神的なダメージが大きすぎて、
凄く消耗する。
ゆっくり、ゆっくり動いていれば、
痛みはそれ程酷くならず、
なにより痛みとの闘いから
逃れることが出来る。

さて奥庭から舟を漕ぎ出して中庭から
前庭に出て西畑へ下り、
櫓にしていた
立鍬を振るって畝を造る。

 
 
上半身裸の女が屍を超えて!

 当然ながら鍬を振り上げると、
支えにしている鍬は空に舞い、
仙人の肉体を重力に晒す。
肉体の総てが痛む脚にのしかかる。

再び痛みとの闘いが始まる直前に、
大地に鍬を降り降ろし
一瞬の休息で肉体を騙くらかし、
畝を造り続ける。
昨晩水に浸して置いた
オーライ法蓮草の種を撒き、
春菊、小蕪、大根と続けて播種。

水を撒き始めたら
雨が降ってきた。
この雨できっと発芽するだろうと
仙人はニンマリ。

 
 
壊死に染まる銃煙
   
光に満つ銃煙を背後に!


女性は自由、乳房は母性・祖国を示す7月(1830年)革命画
La Liberté guidant le peuple!

La Liberté guidant le peuple 》 Ferdinand Victor Eugène Delacroix
左のマスケット銃を持つ男はドラクロア自身か?



双子の兄・エサウのかかと(アケブ「עקב」)をつかんだまま生まれ、後に兄を出し抜いて長子の祝福を得たことに由来




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