1682ー2019年  霜月

晩秋の積雲に描かれた紫薔
10月27日(日)16:52 晴 燃える高芝山上空

お話しのいっぱい詰まったシエヘラザードの乳房が、薔薇に染まった積雲に現れたのでうっとり!。
暮れ泥む夕闇の中で奥庭の柿の実が浮き沈みしつつ、燃え墜ちる夕空を仰ぐ。
≪緩慢な死の接近は不要な他者思考を沈降させ、果も無く透明な上澄み液を浮かび上がらせスクリーンを為し、
本当に大切なものは何であったのかを、映し出すのではないか!≫
と記したHPが甦る。

ヤヌスとエピメテウスが激突し互いの肉体mを一点に収斂し、E=mCものエネルギーで宇宙を切り裂き
時空に虚空を穿つ。
その虚空を経てやって来るに違いないと信じて毎日空を見上げている仙人は、
遂に気がふれ柿の実になって、燃え墜ちる空にシエヘラザードの乳房を幻像するようになったのだろうか!
あの薔薇に染まった高芝山の積雲は、何処で時空ホールに飛び込んだのかと背後を追う。

山稜の東を辿ると大月、八王子を経て連なる武蔵野が拡がる。
仙人が大学時代の4年間を過ごした武蔵野に還れば、シエヘラザードの乳房の実像と空間を共有出来るかも。
掌を裏返してゆっくり、ゆっくり豊かな丘に迫る。
人差し指が丘の麓に達すると、丘の上にひっそりと佇む鐘楼の様な乳首の存在が予感できる、
柔らかな草の褥を登り詰め人差し指の背が鐘楼に触れると、物語が始まる。

武蔵野へ行くべし!


飛田給駅下車
武蔵野散策
11月6日(水)晴


目白→新宿→飛田給→
榊原記念病院
多磨駅→
野川公園→多磨駅→武蔵境駅→
武蔵小金井駅→
武蔵小金井公園→C743→
花小金井→高田馬場駅→
目白(我らの少女A)を辿っての散策


親戚で一番の美人で大好きだった
≪とりこ叔母さん≫ち(家)
飛田給にあったので夏休みには
泊りがけで遊びに行った。

覚えているのは畑のど真ん中の
駅や叔母さんの家であったが、
それから60年程経た飛田給は
似ても似つかぬ変貌。


駅前味の素スタジアム

仙人オペ予定の病院

1962年の人工心肺装置

駅前には味の素スタジアム
なんぞが出来、
畑なんぞ何処を探しても見当たらない。
レンタルバイクで三鷹天文台、
基督教大学なんぞも
回ろうと計画していたが、
レンタルバイクは

オペ後のリハビリ室
≪さくらシェアサイクル≫しかなく
事前登録が必要で断念!
徒歩だけではちょっと無理なので
カットし榊原記念病院、野川公園、
小金井公園を散策。
それでも17kmも歩いた。


シティーテラス 中庭
壮大なスケールで描く武蔵野の名作へ 
武蔵野に誇る922邸

敷地面積30,000m²超※1の広大な敷地。
私たちがこの地で目指したのは、緑のなかに描かれる濃密な寛ぎの世界。
家族が自然とともに時を重ね、住まう方が交流を深め、上質な暮らしを育むレジデンスです。
美しい四季に溶け込む街のランドマークが、壮大なスケールで誕生します。



お話しのいっぱい詰まった
シエヘラザードの乳房の発信源は
何処だろうかと武蔵野を
逍遥していたら、
住友不動産がぶっ建てた
巨大マンションに遭遇。

 
 
野川公園から小金井公園へ

紫薔や≪我らの少女A≫の著者
高村薫が学んだ
国際基督教大学の庭であるかの様に
ピッタリ隣接する野川公園。

少女Aは紫薔や高村薫の
思念から生み出され
存在の重さに暫し呻きつつ、
野川公園を流離ったのだろうか!

 

緑のなかに描かれる濃密な寛ぎの世界≫ 
922邸を呑込むコンクリートと鉄の塊は、武蔵野の豊かな緑を借景にして、
濃密な寛ぎの世界を描こうとすればするほど、
その醜怪な鉄とコンクリートの実体を曝け出してしまう。

街の生娘を宮殿に呼び一夜を過ごしては、翌朝にはその首をはねた
ササン朝ペルシャの王・シャフリヤールが、醜怪な存在の実体に重なる。
≪シャフリヤールとはなりふり構わず、利を追って矢鱈目ったら
鉄とコンクリートを垂れ流す住友不動産か!≫

なんぞと相変わらず訳の解らんことをぶつぶつ、ブツブツ独り言ちる仙人。
刎ねられた首と垂れ流された鉄とコンクリートが何処かで繋がっているのかね。
どうもこの様子ではシエヘラザードの乳房は見つからなかったんだろうね。

シティーテラスのロビー 




 暮れなずむ山の紅葉
11月20日(水)晴 燃える扇山i頂




前庭の楓色着く
山荘は
錦秋真っ盛り



大地を黄葉の海に!

銀杏と楓

林檎畑の漆

真っ先に紅葉した漆葉

前庭の橡は散り始める

さようなら夏の日!





 山巓に墜ちるき歓喜
11月20日(水)晴 燃える扇山i頂


チェーンソーを2台担ぎ上げ、少しは山巓にそぐわしくなるようにとトリミングしてやったのはいつの日か!
ほんの少しだけ三角点のぐるりに広場が出来、山巓の風情を醸す扇山山頂に
南回帰線の太陽が墜ちる。
山巓に敷かれた枯葉の絨毯から残照を吸い込んで、浮かび上がるラピスラズリの陰翳。



扇山山頂≪11月1日(金))

それでも敢て歓喜を求める行為に意味を見出し、
せっせと絶頂を求める≪昏き歓喜≫に酔い痴れる。
しかし愛用のサングラスを外して
画像に記される視線には例え昏きと添えても
歓喜らしきものは片鱗冴えない。

在るは山巓に墜ちた老い耄れた肉塊を映す眸のみ。

4つの山巓へ

すっかりご無沙汰してしまった鉄塔山に逢った。
何年ぶりだろうか!
身近な上条山へも足が遠のいているのだから
絶頂へ駆り立てるパトスも失せ、
仙人は唯昏いのだ。


上条山山頂≪11月19日(火))

鉄塔山山頂からの小倉山≪10月28日(月)

鉄塔山の頂の幼木はすっかり成長し、
正面にそそり立つ黒々とした乾徳山の三角錐を覆い隠し、
頂の眺望を奪ってしまった。
頂直下の鉄塔から見下ろす小倉山は、
頂のログハウスログハウスの四阿も観えるほど良く観える。
鉄塔山から扇山山頂を望む


小倉山山頂≪11月1日(金) 




ハイビスカスの温室作り
越冬温室造り

美しく咲き誇って夏を愉しませてくれた
ハイビスカスを
何とか冬越しさせられないか?
99%駄目元で保温キャップを造り、
越冬させられないか
試みることにした。


この半地下温室で生き延びておくれ!

角材で1600×700mmの
木枠を造りアーム状のポールを4本渡し、
その上に透明な
マルチシートを掛けてみた。

ポールを固定する為
ドリルで木枠に孔を開けたが、
ポールの太さにまで
孔を拡げられず固定出来ない。


芋の保存穴を温室に!

仕方なくスズランテープで
ポールを結わいてどうにか固定。
次にマルチシートを被せるのだが、
幅が足りず2枚を重ねて張る。

谷側に杭を3本打ち込み、
山側の木枠に取っ手を付けて完成。
最後に水をたっぷり散水し
さあ、これでどうだ!


来年も咲いておくれ!

じゃが芋の貯蔵庫として
半地下土蔵の貯蔵能力を試みる
実験で使っていたが失敗。
通気性の良いコンテナに入れて
暗い倉庫の方が
発芽や腐敗を押さえる効果あり。

さあ、今度はハイビスカスの
越冬作戦に役立つか!


たっぷり水遣りして!



初挑戦の紫芋
栗の如き紅悠芋と
上品な
芋収穫


何じゃこれ美味過ぎるぜ!
栗の如しなんてよく云うけど、
栗なんて目じゃない美味さ!
苦労のし甲斐があったったね!


甘味を増す天日干し

芋堀で一番大変なのは
重労働を強いられる蔓取りと、
その蔓を葡萄畑の
石垣下まで運ぶ作業。

蔓は大量の葉を着け延々と延び、
ワイアメッシュの垣根や
石垣の先まで伸び、引いても
簡単に回収出来ず、
蔓そのものも強くて
切れないので扱いが厄介。

 
芋蔓の海を掻き分けて
引き寄せる蔓は
引っ付き虫や蔓薔薇の枝を伴い、
それらの棘がズボン、シャツ、手袋を
通して皮膚に突き刺さる。

集めた蔓を運ぶと手首、足首に
葉や棘、土が入り込み
作業を邪魔する。
長靴を履いてその上から
ズボンの裾を被せ、長靴に土や残滓が
入り込まぬようにしていても入り込む。 


紫芋にトッピングして
根元の蔓は特に強靭で
引いても切れず、
剪定鋏で切断するが、
土を這う蔓は土表面に更に根を張り
切っても引いても抜けない。

これを60本の芋株数だけ
繰り返すのだから
大変な樹労働なのだ。 
1本の蔓数が5本として300回も
蔓引き作業をやるのだから
腰痛は悪化の一途。

それらと引き換えの収穫の歓び!
美味い筈だよね。

バター、三温糖も良し!



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