|
その124の2ー2016年 弥生 |
3月2週・・・また或る時は土方、庭師、樵、そして陶芸屋に
2つ穴を開け鹿威し支柱を固定 昨日は堅くてドリルで穴を開けるのは 難しいと悲観的に観ていたが、 この石、花崗岩ではないか! てっきり堅い黒御影石とばかり思っていたが、 花崗岩なら穴を開けられるのではと ドリル穿孔してみると、ありゃ! 嘘のように簡単に穴が開けられるでは! で結局1時間もかからず新たな鹿威しの設置完了。 |
遂に完成か!究極の鹿威し 3月5日(土)晴 奥庭滝の落口 案ずるより産むがやすし、 とはよく言ったもの。 一人では持ち上げられない大きな石を、 鹿威しに使えないかと試しに滝下に移動してみた。 重いので安定感抜群! |
究極の鹿威しが出来るか? |
発見!これぞ理想の鹿威しの台座となるべき岩じゃ! 再度の挑戦じゃ! 3月7日(月)雨 扇山西森 設置した花崗岩の鹿威しはどうも気に喰わない。何処かにきっと理想の岩が有る筈。 と先週から鹿威しの台座となる岩を探し求めていた。 先週作ったのはこれぞ正しく究極の鹿威しと納得した作品であったが、本体の竹筒が末端ではなく、 岩の中央部に平行して当たるので音が分散され高く響く良い音色になら無い。 一度は竹筒と平行する岩を削ろうかと考えたが、そりゃ大変! 石の切断機がなければ不可能。 |
さてこの大きな岩を山荘まで運べるか? 午後から一輪車を出動させ 何とか一輪車に載せ、悪戦苦闘し山荘滝下迄運搬し、 ドリルで穴を開け鹿威しを設置。 岩が硬くて途中でドリルが発熱し、 水で焼きを入れ直しながら 何とか穴を開けたが、 2本目の穴開けでドリルは機能を失い作業不能。 |
そこで一部がL字型になった岩を探し出し、 このLの末端に竹筒の末端が 当たるよう工作すればいいのでは!と考えウオッチング。 で、今朝扇山の中腹で正しくこれだと 云わんばかりの岩が、 地中より突き出しているのを発見! |
何とか運んだが、どう設置すべきか? |
こんな風に竜の口に向けて |
岩に穴を開けて |
寸足らずの穴開けになってしまったが、 鹿威しは意気揚々と動き出し成功。 その後どうも龍の口から 鹿威しまでの距離が短すぎて 気に喰わないので、 さらに改良を重ねて 遂に究極の鹿威し完成! |
この慣れない土方仕事の結果が 気になるって? そりゃ、言うまでもないさ。 ・ 先ず重い岩を掘り出し 一輪車に乗せる作業で腰を痛め、 更に堅い岩の穿孔で、 過度に緊張し、腕が力み 腕、肩を痛め、 彼方此方に湿布、シップで すっかり梅干しじじいと 相成ったのである。 |
うっぴょ、滅茶堅いぜ! |
この抉れ部分が音を共鳴させる筈 |
山荘原野の伐採 |
|
チェーンが外れ再装着 |
窯の扉の旧ブランケットを除去 |
新ブランケットを採寸切断 |
|
セラミック・ペーストを塗る |
セラミック・ファイバーに箆で |
接着効果を出す為スプレーで水吹き |
厚さ65mmの調節は扉螺子で |
早速作品造り |