仙人日記
 
 その1212ー2015年  師走

12月2週・・・氷のマリンバを聴きながら冬支度じゃ!

のマリンバじゃ!
やっとやって来た冬将軍だけど
12月18日(金)快晴 -3.3℃ 山荘池の滝

プロのマリンバ奏者と云えば山荘で探検部合宿した須田直企君のお母さん・荒瀬順子さん。
≪じゃ今度山荘でマリンバ演奏会をやろうか!≫
なんて話になって、そうかそれから肝心の探検部顧問が転勤してしまって、実現しなかった幻の演奏会だったんだ。
さて須田君のお母さんて、どんな人だったっけ?
ネットで覗いて観るとバイオグラフィー(人物系教養番組)を編集してるとか?

荒瀬順子
バイオグラフィーを編集、 東京芸術大学打楽器科卒業。
72年ジュネーヴ国際コンクールに入賞。
77年パンムジーク音楽祭1位、ドイツ大使賞授賞。同年文化庁芸術祭にて優秀賞授賞。87年エディン...
私と一緒に芸大打楽器科に合格したのは定成庸司(現沖縄県立芸大教授)
吉原すみれ(ジュネーブ国際音楽コンクールで優勝しソリストとして活躍)
荒瀬順子(ミトラ=中米地方のマリンバに似た民族楽器の奏者)の3名でした。



たわわに実る銀杏(11月7日)

銀杏拾い(11月7日)

3週間後の皮剥(12月12日)

咲き続けるアンネ薔薇(奥庭)

山茶花(食卓)

狂い咲き君子蘭(書斎)

シクラメンの香り(居間)



最後の燃える葉にる白い龍
12月11日(金)曇 山荘テラスから俯瞰

ょ!2重の厚いカーテンを通して光が入って来るでは!
昨夜は同時進行で3冊の本の読書三昧。
うとうとしたのが夜中の3時過ぎでそのまま熟睡してしまったのだ。
どんなに睡眠不足でも明るくなる前には、
肉体が光を予感し自然に目覚めるのだが、
今朝は山荘始まって以来初めて寝坊してしまった。何と時計をみたら7時。
もうすぐ太陽が水晶峠から昇ってしまう。



干し大根の収穫

煎り糠、柚子、唐辛子、昆布を用意
今朝の山荘日の出は
1年でも最も遅い7:36なので、
夜明けには間に合うが、
実に不覚であった。
だもんだから朝の畑仕事はカットして筋トレ、
ストレッチの後は即扇山へ。
寒気襲来にしてはそう寒くなく、
-2℃で風も無く暖かい。
すっかし葉の落ちた明るい落葉の森は、
とても心を豊かにしてくれる。
うん、うん、これって
どんなご馳走より豪華で美味しいな!

隙間なく詰めて

柚子もたっぷり入れて


火と紅葉・初冬の風物詩
果樹剪定後の枝や夏野菜の残滓が白煙のスクリーンを成す

やっほー! 実はあんまり素晴らしいので、
もっともっとアンネ薔薇を挿し木で増やそうと、
ここ数年奮闘しましたが失敗続き。

そこへ、来春2株届くとの絢さんからのお知せ。ありがとうございます。
これから精進して、何とか山荘をアンネ薔薇の庭園にするぞと、
想いを新たにしました。




柚子が届いたぜ!

柚子湯じゃ!もっと入れようか

今日は冬至だ
坂が塩になってまして、
配達人が申し訳無さそうに、
「すみません、受取っていただけますか!」
やっと覚えた漢字が使いたくて、
初めて書いた宛名書きが、

少女の絢さんになって
やってきたので嬉しくて、
思わず
にっこり微笑んでしまいました。

少女の絢さんのご訪問、
いつでも大歓迎です! 
昨夕、扇峠から
山荘の瀧水源となっている沢を、
枯葉グリセードで下り始めると
甲高く鋭い鳴き声と共に、
目前を影が走った。1,2,3・・・
白い大きな座布団をお尻に着けた
7匹の鹿がP2峰に連なる斜面を
駆け抜ける。
鹿の鳴き声はよく聴くが
姿を観るのは久しぶり。

山荘キウイも柿もワインに!

山荘ブロッコリー、人参も旬

さあ,冬将軍に襲われる前にスタッドレスに替えねば!
冬タイア2本にストックを通して奥庭から前庭へ転がす

厳しい冬を越すには出来る限り脂肪を蓄えねばならず、
活発に動き回り盛んな食欲を満たしているのだろう。
今朝は小倉山でも3頭の鹿に遭遇。
此処は扇山と異なり人影が濃いので、滅多に鹿が姿を見せることはない。
熊よけの笛すら持たず、のんびり座禅峠に向かっていたら、
目の前をゆっさゆっさお尻を揺らし森の上に走り去る。



堅いフォイールボルトに全体重掛けて


常に人に追われ猟師に狙撃され
微かな人影にも怯え、
猛スピードで逃げ去る。
如何なる理由があろうと、
人間の視野内で立ち止まるなんて、
まるで狙撃してと云ってる様なもので有り得ない。
見上げると3頭の鹿は視線を感じたかのように、
ピタッと立ち止まりじーっと此方を見詰めたまま動かず。
この辺の鹿は観光地の人慣れした鹿と異なり、
害獣そのもので人には近づかない。

フォイールを外して 



堅くて緩まないぜ!

夏タイアを外して
アルプスで出逢うカモシカが、
立ち止まるのはよく目にするが、
日本鹿では観たことが無い。
よっぽど好奇心の強い
若い鹿に違いない。
死の恐怖を凌駕する程の
好奇心とは何なのか?
単に敵の出方を
見極めるための行為だとしたら、
鉄砲の恐ろしさを知らぬ愚か者で、
早晩猟師に
仕留められること間違いなし。

スタッドレスに交換

油圧ジャッキーを降ろす


富士山を真っ白にした雲かな!
干柿ロープの巻きつけられた2階テラスから

目白に送った枯露柿も総て昨日、夫々の関係部署に再発送したとか。
これで山荘枯露柿はクリスマスイブの本日中に届けられるので、
美味しいクリスマスプレゼントになるな。
やっと第一段階の枯露柿収穫が終わり、今朝は次の優先順位として1位の大根抜き。
1か月前の干し大根作り、その後の沢庵漬けを終えたが、
畑には未だ沢山の大根が残っている。



大きく育った白菜収穫

上に枯露柿、下に白菜

西畑からテラスへ運ぶ
 これから寒さが厳しくなり、
-5℃を下回るようになると
畑の大根も地上露出部が
凍てつきドロドロに解けて
食べられなくなってしまう。
そこで半分は土中に深く埋めて
凍結から護ってやり、
必要に応じて掘り出し冬の食料とする。
残りは干すには太すぎるが、
洗って干してみて保存食に
出来ないか試してみようと思う。 

太陽をいっぱい食べておくれ!

無農薬だから虫も同居
で、夜明け前から昨日の雨で
濡れた畑に入り、
泥んこになりながら大根抜きに
精を出す。
期待している太陽が出たのは、
小倉山の山頂。
直ぐ近くの奥秩父山稜が
昨日の新雪で、うっすらと雪景色。

切っては駄目!割るんだよ
濡れた森を逍遥しながら、
ニュートリノや宇宙線が
未来の人類の命運を
決定するだろうなんぞと白昼夢。
既に通信手段、X線撮影、
原子力発電による
エネルギー転換など
人類に欠かせなくなっているが、
ニュートリノの登場によって
更に面白くなりそう。



畑の唐辛子や柚子、昆布を入れて

余っている本物登山靴で
蔓梅擬と鹿角のオブジェを
再生させようと試みたが失敗。 
宅配便が届いたので玄関のドアを開けた途端、
開きすぎて勢い余ったドアが
登山靴オブジェを倒し、
タイルにぶつかりプラスチック製登山靴が
割れてしまった。


こんな感じでどうかな? 


旨そうだぜ!

何やってんだか!と見物猫
結局セメントは
凍結による罅が入り割れてしまい
水晶を固定することは出来ず。
仕方なく型の大皿から取り出し
玄関のタイルに設置。
振出しに戻ってしまったが、
この大きな水晶は
実に絶妙なバランスで
直立すると云うことを発見。

あれまー、すっかり葉が落ちて前庭は寒そう

今まで大小数個の水晶をタイルと水晶の僅かな隙間に入れて、
直立させていたが何度やってもバランスをとるのが難しい。
しかしある一点に小さな水晶を1個咬ますだけで安定することが解ったのだ。
序に以前焼いた≪ゆぴてる≫の陶板を駱駝の首から下げたり、
昨年の蔓梅擬でハートのリースを作って登山靴に掛けたりと
玄関オブジェに工夫を凝らしてみた。今朝は暗い内から活動開始。

気になっていたモロッコや
アスパラ種を莢から外し、
目白から送った
30kgもあるタイル2箱を陶房へ運搬し、
その後でせっせと穴掘り。
なぜ無限の概念は
自己否定なのかをHPに記すには、
無限遠点で閉じる直線と
円が位相空間では
同じであることを示し、

山荘に居付いたびっこの猫

先ずは1樽出来上がり



どう!パンジーと薔薇のコラボ (居間)
従って3次元としての宇宙が
無限に観えても実は
閉じている系であると展開すれば、
理解がし易いのではと閃いた。
同時に小楢があれ程までに紅く燃え上がり、
葉の総てを捨て去るのは
エントロピー増大の結果であり、
カオスへの回帰であると
明確なヴィジョンが観えたのだが、
葉の構成元素と大地、存在総ての元素が
上手く結びつかない。
うーん、未だ載せられないかな。 


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