ホテル・カリフォルニア Todos Santos 誰もがある日
その入口に立つことに なるのかもしれない。 ・ そのときあなたは チェック・インするだろうか。 その入り口とは ホテル・カリフォリニア。 1976年にリリースされた イーグルスの [HOTEL CALIFORNIA]が このTodos Santosを 生み出したと言う。 ・ ハリケーン襲来で 西海岸にある トドス・サントス経由は 危険との情報の中 敢えて立ち寄った砂漠の街。 ・ 早速HOTEL CALIFORNIAに 行ってみた。 曲名のホテルと同名の ホテルが在ったと 言うだけで生まれた街。 心象風景にのみ在る街。 ・ かさかさに乾いた 砂漠の街で 今夜はカーニバルがあるとか。 車の進入が禁止され 街はひっそり。 ・ You can checkout any time you like, but you can never leave! チェック・アウトは 自由ですが ここを立ち去ることは 永久にできません ・ 歌詞の最後 ホテル警備員のセリフが 実に効く。 |
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Los Angels 無重力からの回帰 肉体訓練再開 トドス・サントスのホテル ではなく同じ西海岸 ロスのマリオットに投宿。 ・ 成田、インチョン、ロス サンホセ・デル・カボと飛び 車でラパス、その後 クルージングと肉体は 常に空中か船上か 無重力に近い海中 にあり仮死状態。 ・ 下船しラパスのホテル・ ブーゲンビリアで やっと陸上での宿泊。 メルカード(市場)まで行ったが トレーニングの時間とれず。 ・ ロスに着いて翌早朝 ホテルのトレーニングルーム に飛び込む。 久々の汗に肉体は歓喜。 |
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黒人初の大統領目前のオバマがマシーン上で 熱く語りかける。 ・ 奴隷として売買された黒人が 米国の、世界の頂点に立つ日が来る。 知的存在はその日が来るのをどれ程待ち望んでいたか! ・ 人種差別が横行するような野蛮な知的レベルでは 人類の未来は閉塞されてしまう。 嘗て幾多の種が滅び地球上から消えたように野蛮な知性は 種に降りかかる地球的、宇宙的規模の危機に 立ち向かうことは出来ないのだ。 ・ 人類は大きなハードルを今、正に超えんとしている。 |
桎梏と解放 日々山荘の山々を 犬と共に走り回り 畑で農作業に汗を流し 都会ではビルの非常階段を ジョックする肉体。 ・ その肉体が1週間も 飛行機と船に閉じ込められ 息絶え絶え。 ・ しかしもう直ぐ終わる。 国際線であるにも拘らず 食事も酒類も出ない アラスカンエアーに耐え 更に太平洋を飛び越えれば 再び肉体は解放される。 ・ それとも肉体の解放は 精神の解放とリンクされ but you can never leave! とリフレインされるのか? |
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生命への旅 太平洋に太陽が沈む。 高度1万メートルからの 落日を見ると ふと錯覚を覚える。 ・ タクラマカン砂漠から イスラマバードへ向かう 機中で何度も目にした光景。 カラコルム上空で 丁度日没となり闇の中に ヒマラヤの 雪の峰々が浮かぶ。 ここはパキスタン? ・ これから始る長い登山に 緊張しつつ眺めた 落日を今メキシコ上空から 見つめる。 ・ ヒマラヤから珊瑚海へと フィールドを移し 《生命への旅》を続け 今回で30回目、381本の ダイビングを終えた。 ・ フィナーレは ヒマラヤの山顛から望む 美しい落日。 |
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死と再生 Baja California 翼に落された太陽の朱に 目を奪われた瞬間 太陽は消えていた。 翼の存在を示す 半直線の光が闇に溶ける。 ・ 果たして太陽は再び 還って来るのだろうかと 怯えたアステカ人が 底知れぬ深い闇に浮かぶ。 ・ 太陽に最も近い 天空の高みにピラミッドを 築きその頂点で 血の滴る心臓を抉り出し 捧げたアステカ人。 ・ その生贄の心臓を調達 するために周辺の 部族と戦い兵を捕らえた アステカ人。 ・ アステカ人にとって 太陽とは 自らの生命であったのだ。 |
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