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その113の3ー2015年 卯月 |
4月3週・・・登山復活宣言じゃ!
桃源郷に馳せる耕耘機と仙人 4月19日(日)晴曇 葡萄畑 《ブロッコリー畑も潰して、施肥し耕運機掛けしたが、まだまだ耕作は終わらず、 播種、苗植えは出来そうもない》 19日の活動記録ではそう嘆いているが、どうも出来そうもないことを愉しんでいるのでは! そう思わせる画像でもある。 ・ 耕耘機を掛けている葡萄畑は菜の花が咲き誇り、隣の畑では桃の花が満開。 春の暖かい陽ざしの中で、仙人は耕耘機と共に桃の花に吸い込まれ あー又何処かへ、旅立とうとしているんですね。 |
生まれたよ! |
山荘池の山吹です! |
箸置き花器のゴンドラを作陶し、 半乾き状態で 屋形となる花器を付ける。 このデリケートで面倒で有る筈の 作業が一瞬で完璧に終了。 ・ まさかこんなにも容易に、 美しく一瞬で仕上がるとは! 全く読めなかったが、 結果から作業を振り返ると 正にそのやり方こそ、 理にかなった究極の作陶法 だと改めて気づく。 ・ このようにして 頭の中だけで考えたことと、 実体験による軌道修正が交接し、 新たな可能性を 生み出していくんだと実感! |
その後、葡萄畑、林檎畑の 菜花撤去後の畑に施肥、 耕運機掛け。 朝の内に菜花を撤去したが、 雨で土が濡れているので 耕運機掛けは出来ず、 夕刻になるまで待っていたのだ。 ・ 広くて双方に耕運機掛けしたら、 全身汗びっしょり。 今朝は西はのほうれん草を撤去し 施肥耕作したが、 途中から雨が降りだし、 ベストタイミングで引き上げる。 ・ これで今日、明日と 雨が降れば畑は 石灰と鶏糞が馴染み、 種蒔準備が整う。 (13日の活動記録より) ・ |
このビロードの黒がにくい! |
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これで決まりよ! |
林檎を忘れちゃいけませんぜ! |
水源地の森を向日葵畑に変える大作戦の一歩 4月19日(日)晴曇 葡萄畑 山荘の森は広くて放ったらかしにしてあるのだが、この開けた水源地を 向日葵の黄色で塗りつぶしたらと、ふと思いついたが実行には中々移せなかった。 今年こそと向日葵の種と鍬、スコップ等を引っ提げて出陣。 ・ 本当は有機肥料となる鶏糞等もどっさり持って行って、豊かな土壌にしてと計画していたが、 重い鶏糞を担ぎ上げて、耕耘機を掛けてとなると、またまた先延ばしになって、 結局今年も森のカンバスを向日葵の黄金で塗りつぶすなんて、実現出来ない。 そこで肥料無しで、ただ大地に穴を掘って向日葵の種を蒔いただけ。 まーこれで咲かなかったら、来年こそマジに耕作し施肥して、森のカンバスに向日葵を描いてやろうでは。 |
水源地の向日葵種蒔 とまあ、いつものように 調子のいいこと云って 仙人は スカスカの荒れ地に 向日葵の種を蒔くのでした。 |
先ず伐採し穴掘りじゃ! |
4月19日(日)晴曇の記録 アスパラ種蒔 6088歩、4261m, 153kcal 水源地の向日葵種蒔、林檎畑アスパラ播種 作陶(三角皿5枚) 15405歩、10783m, 156Kcal |
一か所に7粒程蒔いて |
こんな風に咲いておくれ! |
肥料無しでは無理かな! |
左アキレス腱の 復活宣言! 扇山の頂で、傷んだ左脚アキレス腱を高々と上げて、勇ましく登山復活宣言をしたものの 少しも復活はしてないのです。 しかし、あれから9か月、堪へ難きを堪へ忍ひ難きを忍ひ、山荘周辺の山々にも登らず、トレーニングも控え ただただアキレス腱の御機嫌伺いに、明け暮れる日々を送りました。 で、遂に堪忍袋の緒が切れたのです。 ・ もうこれ以上、山に登らない日々が続くと、禁断症状は激しさを増し、中身の薄い脳味噌は更に薄くなり、 自らが脳味噌で在ることも忘れてしまい、とんでもないことになりそうなのです。 従って、高らかに左アキレス腱の 復活宣言を行い、雪のアルプスに行くしか最早術は無いのです。 ・ 我深く肉体の大勢とアキレス腱の現状とに鑑み非常の措置を以て時局を収拾せむと欲し 茲に忠良なる爾に告く。 我は左アキレス腱をして薄い脳味噌に対し、其の共同宣言を受諾する旨通告せしめたり。 共同宣言とは、薄い脳味噌の為、左アキレス腱の如何なる痛みも受け入れ、アキレス腱は全面降伏すること。 |
左アキレス腱の復活宣言を扇山頂で高らかに? 初登山は雪の立山か? 4月18日(土)晴 扇山山頂 トレーニングすると左アキレス腱が壊れるから、トレーニング無しでアルプスの雪山へ行こうだなんて! まー何とも無謀で勇ましい話だが、トレーニング出来ない状態で ヒマラヤで使った重い二重靴を履いて、アイゼン付けて3千メートルの雪と氷の稜線を鼻歌気分で登れるのか? 恐らく昨夏の穂高ジャンダルムの二の舞になることは、目に見えているのだ。 ・ さあさあ、復活宣言を取り消すなら今の内だよ! |
伐採倒木を支える樹の伐採 |
放置されたままの倒木 |
受け口を切り追い口に楔を噛ませて |
もう1つ気になっていた ヤバイ作業、 陶房の松の伐採。 森の木に引っ掛かり 倒れたままになっているので、 倒れた松を支えている木を 伐らねば。 ・ そう太くは無いので簡単に 伐採出来ると思っていたが、 大間違い。 |
昨年の伐採死亡事故8件 |
伐採プロの真似をして 倒木方向に楔型の切れ目を入れ、 その反対側を伐り込み、 最後に楔を打ち込んだが、 何回やっても、 やり方を変えても倒れず。 ・ 最後は結局いつも通り、 チェンソーで最後まで伐り込み、 どうにか倒す。 |
楔を打ち込んでも倒れない |
枝打ちの木から墜落し男性が死亡 (秋田魁新報/2014.11.24) 木の下敷きとなり伐採作業中の男性が死亡 (佐賀新聞/2014.11.22) 伐採木の下敷きとなり男性が死亡 (山形新聞/2014.11.20) 山林で遺体発見 伐倒中に死亡した可能性 (大分放送/2014.11.18) 伐採木に激突され男性が死亡 (西日本新聞/2014.11.10) 伐採中、木に激突され作業者が死亡 (産経ニュース/2014.11.6) 伐採した木に激突され作業者が死亡 (大分放送/2014.11.5) 枝切り中の木から墜落して作業者死亡 (産経ニュース/20 14.11.4) |
最後は再度チェーンソウの出番 |
雲海からの夜明けの光を浴びる梨花 4月20日(月)曇 後方は高芝山 居間から 水源地の森に向日葵種蒔をした後、序に陶房の縁にも向日葵種蒔。 こちらは鶏糞を入れたので大きく育つだろうが、 水源地の向日葵は時間的余裕がなかったので、 施肥せず痩せた荒れ地に無造作に蒔いただけなので、恐らく育たないだろう。 ・ アスパラを林檎畑の東柵側に蒔いたが、これも施肥せずなので期待は出来ないな。 まー若し発芽したら後からでも、施肥してみよう。 (20日の活動記録より) |
芝桜 中庭 |
李 奥庭 |
大杯水仙 奥庭 |
今日午後から激しい 雨予報なので、 今朝は更に張り切って、 中畑の南柵側にアスパラ播種。 何しろ先日収穫した アスパラが美味しくて、 アスパラ畑なら 幾ら増やしてもいかな。 |
キクラミネウス 前庭 |
雪の立山で 復帰宣言をしようなんぞと、 無謀な企みを実現する為、 昨日、今朝と朝の山歩き自粛。 ・ 自粛せねば立山に 行かれぬと云うことは、 そもそもアキレス腱は 回復しておらず、 雪の立山などとても 無理と示しているようなもの。 |
二十世紀梨 中庭 |
それでもいいのだ。 そんな風に 阿呆を繰り返すことが、 生きること。 (20日の活動記録より) |
Dalvey Snow 前庭 |
初めての積雲 高芝山に掛る宵闇雲 今朝は3つの1008ミリ低気圧と 1012ミリ低気圧に覆われ、 5500m上空ではー24℃の寒気が迫り、 南の暖かい空気に北の寒気が被さり、各地で大荒れ。 敢てこんな日に帰らなくてもとも思うが、 この悪天暫く続きそうなので、 今日帰るしかないか。 ・ そうそう恩田陸の「EPITAPH東京」だが、 街の秘密を支配する死者たちの記憶を追って、 戯曲・墓碑銘(EPITAPH)は如何なる結末を 迎えるかと、ほんの少し期待してたが、 3・11の章で呆気なく幕。 しかし3・11章にはプロローグと題されているので 緞帳は上げられたのかも? いずれにしても 「教団X]の作者の意気込みと較べたら、 お話しにならぬお粗末さ。 (14日の活動記録より) |
夏は来ぬ 宵闇の積雲 4月19日(日)晴曇 居間から 恩田陸の「EPITAPH東京」をトイレに、 「千日のマリア」をベッドに、 机上にはエーリク・ヴァレアの「7人目の子」を置いて、 夫々の場所の移動に合わせて本を読む。 いずれも最新作で、 それなりの現代的課題を背景に、 作者の心象風景を垣間見せる。 ・ 本好きにとっては、 何とも贅沢な言の葉の森の散策。 雨なので畑には出ず、 HPの画像を編集し合間を縫って、 轆轤室に出向き試行錯誤の作陶に遊ぶ。 しかしそんな贅沢な時間は 一瞬にして飛び去る。 今日は目白に帰らねば。 |
EPITAPH山荘 里の灯り、御坂山塊にも積雲発生 |
夏野菜の播種鉢を入れた角籠 |
篩での土作り |
さあ、種蒔きだ! 昨日、鉢を入れる角籠を計8個作り、 南瓜、胡瓜の種も加えたが、 畑では既に 自然に発芽した南瓜が出現。 鉢仕込みが遅すぎたと 反省を強いられたようなもんである。 |
気になっていた鹿威しの 支持岩を撤去し 、新たに鉄フレームを使って 岩とコラボさせた支持台を作る。 ちょっとアートっぽくしたかったが、 どうも工夫が足りない。 今後試行錯誤して改良せねば。 (19日の活動記録より) |
土塊は細かく砕いて |
南瓜、ゴーヤ、隠元、胡瓜 |