混沌仙人終焉の抄Ⅱ

2351ー2025年 水無月

 
森に突如現れた80歳8か月の初制作フォルムは語る
あいつまた何か、おっ始めたぜ!

肝心の右腕は腱板断裂で人工関節を入れる以外に治療法は無い、と断定され現在痛みとの闘い。
起床時の腰痛は酷く1時間は腰が立たない、その上左脚大腿二頭筋痛、右脚大腿からアキレス腱にかけて脊柱管狭窄症痛。
胸部大動脈瘤、大動脈弁閉鎖不全で心臓の痛み、認知機能劣化にも悩まされている。
つまり最早目前に控えているのは三途の川だけとなった80歳8か月の仙人。

いったいこの状態で何が出来るのか、その臨界点をちょっこら逍遥してみっか!
どうも仙人はこの不連続な臨界点に立って、その彼方に何が観えるのかとの好奇心に衝き動かされて生きてきたらしい。
一目この現場を観た業者が、ここにカーポートは建てられないと即断したのに、
そんなら建ててやろうじゃないかと無謀な決意をした背景には、三途の川を前にした臨界点に立ちたかっただけなのかも!
とボン・シルバーを始めとする山荘住人たちは囁き合っているようです。



 支柱基礎のコンクリート固定終え!

再度電気ドリルで穴開け! 
 
ヤベー雨で漏電じゃ!
 
ゴム手で感電は免れ!
 
ビリビリ雨は怖いぜ!

何とか2本の梁を固定!
 
今日はこれで止めとくか!


 
あらっ!とのアンサンブルがいいわねとモモ
モモが歓んでくれるだけでも、造った甲斐があったぜ!

5月28日雨の中、悠樹と仙人山から下山し始めると業者から携帯に電話、カーボートが建てられるか下見したい。
後日来た業者は一目で「此処には建てられない」と即断。理由は崖際で坂道で掘削機が入れない。
そこで資材だけを購入して自分で建てると決意。
一番の問題は張り出す屋根の重みを支える2本の支柱のコンクリート固定の基礎工事。手抜きすると倒壊する。
硬い赤土と岩の掘削に1週間、墨出に1日かけ何度か挫け遂に完成!
さて完成したカーポートの車に誰を一番乗りさせてやろうか!

間髪を入れずモモが手を上げ名乗り出るでは!


 
1枚目のパネルを慎重に!
 キット資材が無かった頃の
完全手造りカーポート
未だ現役バリバリだが解体しさらば!。
 
此処で狂いが生じると大変!
 
1枚また1枚とパネルを繋ぐ!
 
屋根上の人間を支える仮支柱を立てる!
 
パネルに穴を開けぬようドリルする!

最後の1枚が難しい!

業者がこの場所にカーポートは
建てられないと即断した訳が解った!

傾斜地に2本の支柱を建てるには
面倒で正確な測量が要求されるのだ。
支柱を点と考え、
なーに2点を結ぶ直線は1つしかない。

従って1本支柱を固定すれば、
もう1本は何処でも建てられると愚かな仙人。
これが大間違いだと気付いたのは、
2本目の支柱にセメントを流し込んだ後。

実はこの2本の支柱は
直方体であり、その上にアームを
乗せるとなると4点を通る
直線上に支柱を建てなければならないのだ!
やべーと大慌てで測量し直し。

気付くのが1,2時間遅くなり
セメントが固まり始めていたら この
カーポートは完成しなかったのである。
 
数ミリ狂っても嵌らない!



 
待ってたわ!大きくなるまで1か月も掛かるの!
6月16日朝7時37分、西瓜畑
 
西瓜ってね、とてもお利口さんなんだよ。
多くの花は1つの花の中に雄蕊と雌蕊があって、雄蕊の花粉が雌蕊に着いて種が出来る。
種はその花が枯れて死んでしまっても、未来へと命を繋げていく。
さてここで問題、同じ花のメスとオスから生まれた種は、その花と同じものしか出来ない。

そこで西瓜は考えた。そっくり同じじゃ進歩が無いな、お隣の花粉が雌蕊に着けば、異なる種が生まれる。
そうなると遺伝的多様性を高めることが出来るので、適応能力の高い次世代の種になるでは!
でも1つの花に雄蕊と雌蕊が同時に咲いたら、お隣さんの花粉を先に着けるのは難しいな!
そこでお利口さんの西瓜は、オスとメスの花を別々にして咲かせることにしたんだ。


 
琵琶も未だ碧いな!
 
指の太さが1.7cmだよ!
 
 
可愛い茄子にもリボンを! 

リボンの直径は4cm! 


 
咲いたばかりの元気な雄蕊(左)花粉を雌蕊(右)に着けて!
6月23日(曇)朝8時38分西瓜畑 人工授粉する仙人

なーんも知らない仙人は西瓜を植えてからほっとけば、虫が飛んできて花粉を運ぶから待ってれば西瓜は出来ると思っていた。
周りの畑で農薬を撒かれ虫たちが殺されたら、西瓜が稔らないないなんて考えても見なかった。
何年か西瓜を育てているうちに、ちょっこらだけ西瓜の言葉が解るような気がして、
耳を傾けたら、お願いだから雄花の花粉を雌花に着けておくれ、と云ってるらしいと感じたんだ。

それでやっと西瓜はとてもお利口さんで、
遺伝的多様性を高めるために花をメスとオスに分け、そのシステムを植物を超えて森や海の生命に伝え、
更に人類にまで高めたのだと気付き、仙人はいたく御感心したのである。
でも、そうなると西瓜は単性花が遺伝的多様性を高めるのを、誰に教わったのだろうか!
と今日も仙人は新たな疑問を見い出し、日がな一日悩むのである。
オイオイ、仙人にはそれしか悩み事は無いのかよ! 


 
曇なので光が足りない!
 
開き始めた雄蕊を摘んで!
 
雌蕊も元気ないな!
   
萎んでしまった雌花!
 

枯れてしまった花弁!
   
手のひらサイズまで大きくなった!


 
 此処にも居た別のお利口さん・河骨発見!
6月28日朝、 遺伝的多様性を高める雌性先塾する山荘池の河骨(コウホネ)
 
モモちゃんの胸の桃の花をよーくみてごらん!
真ん中にめしべが1本あって、その周りにおしべがぐるりとたくさん取り囲んでいるだろう。
このように多くの花は1つの花に1つのめしべと、沢山のおしべを咲かせて受粉するんだよ。
けれども西瓜はめしべだけの花とおしべだけの花に分かれていただろう。
目的は遺伝的多様性を高めることだったよね、
1つの花にめしべとしべがありながら同じ目的を果たす奴が、実は山荘池に今咲いているんだ。

池の底からにょきにょき生えてきて、黄色い花を咲かせるコウホネ。
めしべの頭(柱頭)が桃は1つの球になってるけど、コウホネは12に分かれている。
その周りを多くの黄色い帯のようなおしべが取り囲んでいるのは桃と同じだけれど、めしべが開くのと
おしべが花粉を放つのは同時ではなく、めしべが先に開いてしまう雌性先熟。
となるとこの雌蕊は他の花のおしべの花粉でしか受粉できない。
こうして時間差を用い遺伝的多様性を高めているなんて、未だ進化してない桃だって、両性花の西瓜だって吃驚!



   

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