1653ー2019年  葉月

超甘くジューシーなトンモコロシ収穫始まる
雨続きで不作だと思っていたが甘さは抜群!


唐黍収穫、昨日耕作した唐黍畑の畝作り、林檎畑、葡萄畑の徹底雑草除去&散水、
更には前庭の使われていない散水弁の取り外し作業。
突き刺さる陽射しに襲われる午後を避け、午前中に畑&庭仕事終了。
14時までHP編集しているうちに、ムクムクと赤血球が蠢き始めたので、若しかして午後の散歩に扇山へ行けるのでは!
6月3日(月)以来、ぎっくり腰を経て実に71日ぶりの扇山登山が実現するか!



毛が黒くなればOK!

これは未だかな!

扇山へ

防虫ネットを頭から被り、
鍔広の白いキャップを
サスペンダーに鋏み、
熊よけ笛とカメラを首から下げ、
ストックを持ち
前庭から扇山の東ルートへ連なる
北の森に入る。


しっかり実が着いている

ふっくらと美味しそう!

午後の畑仕事を終えてから
クタクタになって、
この森を登り始めると
脚が上がらず、
最早畑仕事のご褒美の
扇山散歩なんぞと云う
優雅には程遠い苦行となる。

しかしどうだろう。
午前中あれ程までに汗塗れになって
肉体労働に励んだのに、
2時間程デスクワークしているうちに
再び赤血球が蠢きだし、
ややきつい勾配の森もスイスイ!

木星にお供えし感謝!



水から茹でて3分30秒沸騰させるとベスト
下界は37℃なんぞと
騒いでいるが、
この扇山の森翳は
風が吹き抜けたりすれば
涼やかで猛暑日とは無縁!

採れたて初収穫の
オクラ、モロッコ、を茹でて、
冷やしトマト、胡瓜、
茄子の糠漬、ピーマン、
大葉、レタス、クレソンを添え、
春収穫の男爵で
冷やしポテトスープを作り
ビアと一緒に
冷やして卓上に。

さて今日からビアは
オンザロックで呑むことにし、
ロックアイスを
6個グラスに入れて
山荘ビアを注ぎ込む。

氷が解けてビアの味が
薄まるかと案じたが、
元々アルコール度数は
4%でなく7%にしてあるので、
オンザロックにすると
寧ろベストの味わい。

毛の黒さが不足かな



4月23日ポット播種後の収穫

4月は未だ寒いので室内で発芽させ

3か月半もかけてやっと結実

5月に屋外に出し

6月に畑に定植し、長かったね!



嵐の虹を追ってパワーストンが
8月14日(水) 晴雨 小倉山頂から戻ると足跡を辿り鮮やかな虹の橋が架かる!

≪非常に強い大型台風10号(15日7時45分現在足摺岬南西60km:75hpa、暴風域東330km、西60km、瞬間最大風速45m)襲来!≫
極めて強い嵐が日本直撃だって!
面白い、やってもらおうじゃないか!と嵐の警報鳴り響く真っ只中、図書館利用カードを玉宮郵便局で目白に郵送してから、
悪天候を期待して小倉山へ向かう。

嵐の中に何で図書館利用カードが出てくるかって!そりゃトロツキーが待っているからさ!
そう、1940年、スターリンの刺客ラモン・メルカデルによってメキシコで暗殺されたあのトロツキーさ。
1917年2月革命後、亡命先のニューヨークからロシアへ戻り、
9月にペトログラード・ソビエト議長に就任。10月革命では、軍事革命委員会の委員長として軍事蜂起を指導し、
ボリシェヴィキの権力奪取に貢献したあのトロツキーが、目白の図書館で仙人を待ちわびていたのさ。


絶頂で降りだした雨は徐々に激しさを増し、ずぶ濡れになって山荘に戻るや太陽が嵐を割って現れ、
今走り抜けて来た道に鮮やかな虹を架けたのだ。
彩を構成する1つ1つのドットの密度が高くなければ、これ程までに彩の深い虹は現れない。
つまり嵐による激しい雨粒が、今まさに小倉山を包み込んでいるのだ。
霧が生み出した虹ではなくあの虹は、嵐が描き出した激情そのもの。

で、その虹を観ている仙人の心象風景には7つのパワーストンが描かれているけど、
嵐とトロツキーとパワーストンと、どう繋がっているのかね!
相変わらず不可解だね仙人の心象は!実はどうも仙人も解らなくて悩んでいるとか!




何故これ程までに激しく屈折したのか!
今まで観たことのない
濃く鮮やかな虹

8月14日(水)16時20分
山荘居間から

これぞ正しく嵐の虹!

座禅公園の屋根付きテラスに
バイクを駐車。
しかし座禅公園の駐車場に着くと
陽が差し始め、台風は何処へ。
目まぐるしく変わるに違いないと踏んで、
腰にはしっかり
ゴアテックス雨具を巻き付け
歩き出すと
山頂から濃い霧が降りてきて、
幽玄な森に変貌。


薄らいでいく風情もいい!

山頂に近づくに連れ
雨粒は激しくなるが、風は無く、
嵐の前の
静けさに満ちている。
山頂でゴアテックスを吊っ被り、
濡れた斜面を慎重に下山。
雪の日を覗いて、
天気の悪い日には登ったことの無い
小倉山なので、雨の風情が新鮮。


左に2重の虹が出現

小倉山頂の積雲に突っ込む虹


紅玉瑪瑙が虹に載って頂へ旅立つ
8月14日(水) 晴雨 嵐
(台風10号)の中をバヌアツの石達は只管に絶頂を目指す

宇宙はラピスラズリの碧に銀河の白が帯を成す石にしよう。
数か所に超新星の爆発の如きルビーが輝き、径25mmで長径40mmの7面体のコスモス。
海は空と深海の2層からなる6面体の石がいい。短径25mm、長径40mmと宇宙よりやや太いがゆったりしていて落ち着く。
森は濃い緑の葉を抹茶色の風に泳がせた石がいい。
短径25mm、長径30mmの5面体で森を吹き抜ける風の戦ぎが聴こえる。



お前を宇宙と名付けよう!

ゆったりとした海だ

風の戦ぎが聴こえるお前は森

大地そのものである茶褐色に
黒のうねりがCのラインを描き、
豊穣な歓びを生み出す石は
短径25mm、長径33mmの6面体。

黒ずんだ紅を落とす
ルビーの様な瑪瑙は夜明け前と
沈みゆく太陽であり、
死を目前にした熱情の名残。
短径22mm 長径35mmの
5面体にたおやかな丸みを成し
死の歓びを導く。


魁の猫目石はガイアじゃ!


最後は漆黒を昏い茶の稲妻で
切り裂く虚空の石。
唯一平べったく厚みは15mmしかない。

切り裂かれてしまった漆黒は
やがて解体され、
ビッグバンへと連なる穴の深奥で
短径24mm、26mmの虚空を
散らすのだ。


Chatteを描く豊穣な大地

熱情の名残・沈む太陽

虚空の石


7つのパワーストンが夜明けの光に
8月13日(火)5時42分 晴曇 書斎からの高芝山の夜明け


魁はガイアの夜明けを刻印した猫目石。
チベットか、インド或いはパキスタンの何処で手に入れたか調べないと解らないが、かなり昔、
30年前ごろから仙人の手基に在った短径40mm、長径53mmの卵形猫目石。

当然山荘開き当初から山荘に鎮座ましましていた主の様な石。
木星の大赤斑の如き渦巻きを2つ描き、角度によって渦から黒い筋を
自由に操る黄金の光を放射するこの石は、ガイアと名付けよう。
さあ、パワーストンとの旅が始まる!



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