164の2ー2019年 文月
山荘デビューした南太平洋の白龍 バヌアツHP編集で停止していた山荘HP甦るか! 旧バイクに奇蹟が起きた。幾らキックしてもうんともすんとも云わず、とても使えそうもない。 諦めずキックを繰り返すと僅かに赤血球の蠢きが感じられ、 こりゃ始動するかもと、思いきって突っ込んでみたが、フガフガ咳き込むような様子をみせたものの沈黙。 しかしこの刺激は無駄では無い。キックの度にキャブレターの燃料チャンバー(小さなタンク)から僅かずつ 新たなガソリンが注ぎ込まれ、揮発してしまった旧ガスと置き換わり、時間の経過と共に赤血球の循環を促す。 沈黙は時の経過によって解決されると信じ、30分程待つ。 再度ゆっくりキックを始めると微かに、微かに赤血球の活動が始まる。やがて軽い初爆を響かせエンジンが動き出した。 電子インジェクションが登場してから購入した2代目バイクは、 いつでも一発でエンジンが掛かるが、力が弱く山荘の坂を登るのがやっと。 しかし旧型は長い時間をかけて始動した後は、長時間ドライブを可能にすることが多い。 午後からは雨予報なので、試運転は夜明けにしておいて暫くマシンの様子を観よう! |
バヌアツの花 花びらの誘い 濡れた花びらが開いた。 連日の雨続きでハイビスカスも 蕾のまま開かずに、 堕ちてしまうかと案じていたら、 今朝の夜明けの光に感応し、 45分後に1つ、1時間22分後にまた1つ。 ≪そんなにもあなたは レモンを待ってゐた。 すずしく光るレモンを今日も置かう≫ |
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今日の予定 ①林檎畑、葡萄畑の散水弁位置の移動。 ②カルサーで庭、畑の雑草刈り。③芝生に化成肥料施肥。 ③収穫済みじゃが芋の選別収納。 ④チェーンソウ、カルサー用の混合ガソリン調合。 ⑤欅下枝伐採。⑥葡萄畑、西畑。林檎畑の雑草取り。 次期の胡瓜、唐黍の種を購入しポット播種もせねば。 そうそう、その言葉が聴きたかった。 ≪夜明けになったら レモンをかじりソチラヘ行こう! ハイビスカスの花を咲かせてやろう!≫ きっともう此岸の世界に 馴染んでしまって、 修行も怠り錆びつき始めて いるのだろうと、 紅のハイビスカスと光の代わり檸檬を 贈ることにしました。 |
銀鈴と銀角の語らい 雑草取りの最中に一々ゴム手と軍手を 交換していたら、とてもじゃないが 時間が掛かり過ぎて仕事にならない。 そこで昨日はゴム手で鍬を使い続け、 遂に豆が出来てしまったのだ。 で、恐る恐る右手の中指第二関節に できた豆にお伺いを立てながら、林檎畑に出動。 男爵を半分ほど収穫したままで、 3週間放って置いたので 雑草天国になっていること間違いなし。 葡萄畑から見下ろしただけで、戦闘意欲喪失。 |
戦闘意欲喪失 まさか此処まで出来るとは! 鍬の使い過ぎで、昨日右手の中指第二関節に できた豆が痛くて、このまま畑仕事を続けると 豆が潰れ出血し暫く鍬が握れなくなる懼れあり。 ゴム引きのグリップ手袋は 雑草を抜いたり工具を使う時は欠かせぬが、 鍬を振り続けるには適さない。 ゴムが指に密着して摩擦係数が高くなり、 鍬を振り続けると豆が出来やすくなる。 いつもは鍬の使用には綿の軍手を用いて、 豆が出来ない様にしているが、 立鍬で取れぬ雑草が沢山あり、軍手で引き抜くと 直ぐに軍手が濡れて ドロドロになり使えなくなってしまう。 |
テラス移植薔薇が咲いた! |
男爵ゴロゴロ! |
しかしやるっきゃない! 豆を潰さぬよう軍手とゴム手を 使い分けながら、 何とか雑草取りを終えた段階で、 汗びしょ、豆の痛みMax、 腰痛酷しで疲労困憊。 敗けて堪るかと石灰、鶏糞を撒いて 耕運機をかけようと、 肥料小屋を覗くと石灰が無いでは! |
陽不足で小さいまま |
南瓜はグングン! |
甘く香り高いが例年の半分以下 |
ズッキーニは豊作だが饂飩粉病に |
腐ってしまったカリフラワー |
先週西畑、葡萄畑の肥料小屋は 点検し不足分の石灰と鶏糞を 買い足して置いたが、 林檎畑の肥料小屋は未だ充分に あると思い チェックしなかったのだ。 仕方なく態々葡萄畑から石灰を 運び下ろし、 施肥し耕耘機を掛ける。 驚くべきとことにその後、昨日の 葡萄畑の施肥、耕耘を行い、 更に50鉢ものオクラを移植。 その後、即死んだ! なんまいだぶつ! |
この大きさどう! |
夏の山荘では王様だぞ! |
雨で元気なのは 紫陽花だけ! 著しい日照不足で農作物の被害が 彼方此方で出ている。 此処玉宮では桃が紅くならず 茶色の斑点が生じ、 大きくならぬ内に腐り始めている。 山荘では唐黍、オクラの成長が 極端に遅く、移植してから3週間を経て 未だ、移植した儘の大きさに とどまっている苗が多い。 唐黍は大きくならぬ内に花が咲き 実を着けてしまい、食べられる状態までの 成長はとても期待できない。 |
西瓜なんぞ例年この時期には、 幾つもの結実が観られるのだが、 今年は1個確認しただけ。 ズッキーニは大きな葉がうどんこ病にやられ、 白い粉を吹きカリフラワーは 連日の雨で腐ってしまった。 西畑から前庭に出ようとしたら 仄かな香しい匂い。琵琶だ! 今年は例年の10%にも満たない実りで 30個ほどしか、実を着けていないが どれもとても美味しそう。 早速食べてみたら 実に上品な奥ゆかしき味。 |
大玉トマト桃太郎 |
妙なるハーモニー蜩 昨日、午前中から久々に 太陽が顔を出し、 青空が広がり出したので 若しやと・・・! 啼き出しました。 夕刻になって高芝山をオケパネにして、 プロローグは微かに。 やがてゆっくり、ゆっくり高みに登り、 遂に妙なるハーモニー。 |
中玉トマトはやや皮が硬い |
それにしても武蔵野にいて、 山荘の蜩の初啼きを 予感するなんて驚き! 夜明けに蜩が啼いた。そうだった。 蜩は夜明けにも 啼くのだったと思い出した。 蜩は太陽との別れを惜しみ、 再びの出逢いを 心から待ち望み、謳うのだ。 敷石6枚を轆轤室前に敷設したが、 あと2枚ほど加えれば、 泥濘だけは避けられるかな! |
長茄子は豊作 |
ゲート前の木々が生い茂り 車にぶつかるので、 剪定鋏で伐り始めたが、 道路の中央までせせり出ている 栗の木は、4m上の幹から 分かれしている太い枝で、 簡単には伐採出来そうにない。 不安定な山の斜面に梯子を立て、 その上に立って チェーンソーで切り落すしかない。 しかし先々週近隣の坂本さんが、 2mの梯子から落ちて 亡くなったばかり。 躊躇ったが伐採決行。 |
第一回胡瓜収穫! |
その後、トマトの雨除けの屋根張り作業。 干柿の雨除け屋根に使っている ポリカーボネート板を、 トマト畑の上に載せ固定するだけ。 が、板は汚れ放題なので 放水しながらデッキブラシで擦り、 葡萄棚上に飛び出している トマト支柱を避けながらの 作業で、かなりしんどい。 |
初めて普通の隠元も栽培 |
メロンは1個しか結実せず |
茶豆も大きくならず |
初めてラ・フランスが実った |
羽化準備する終齢幼虫の蝉 皮下に成虫の体が出来て複眼が、成虫と同じ色になった終齢幼虫の蝉を奥庭で見つけた。 羽化を具に観察してやろうと、食卓上の花に止まらせた。 夜明けの薄明に合わせて羽化するのだろうから、部屋を暗くして置けば羽化が遅れるだろう。 光が満ちる朝に一気に居間のシャッターを開けて、 羽化の始まった様子をフラッシュ無しで充分な光で撮ろうと朝一で食卓に駆け付けた。、 ありゃ!食卓の花からテーブルの縁に移動し、もうすっかり羽化を終え、 何処からどう見ても立派な成虫蝉になっているでは!ガックリ! |
よっこらしょ! |
そうか天敵の雀蜂や蟻に 襲われるので逆に、明るくなる前に 羽化を終えておかないとならず、 羽化を遅らせるには 明るくする必要があったのだ。 |
頂上は何処かいな! |
それに卓上の花に載せたのも間違い。 羽化するには 安定した足場が必要で、 揺れたりしない幹や葉に爪を立て 体を固定させてから羽化を始める。 不安定な卓上の花から下り、 |
鋭い爪を立てて、此処かな! |
垂直な縁まで移動し、 テーブルクロスにしっかり爪を立て 体を固定し、羽化したのだ。 25年も蝉と 付き合っているのに相変わらず、 なーんも知らぬ仙人でした。 |
この辺りの筈じゃが! |
ありゃ離れてしまったぜ! |
此処だったのか! |