1542ページー2018年  長月

台風、受けてやろうじゃないか!
9月3日(月)雨曇 非常に強い台風21号、加速して紀伊半島から上陸か!

台風が来るなら前回の様に唐黍を倒されたり、薔薇アーチを壊されたり一方的に被害を受けるだけでなく利用してやろうじゃないか!
毎年大根や白菜の秋栽培に失敗している。充分に大きくならない内に霜が降り冬に突入して大根や白菜は
凍てつき成長が止まってしまい沢庵漬、白菜漬ができなくなる。
収穫に間に合うように8月下旬までに種を蒔けばいいのだが、これが難しい。
昨年は8月下旬に蒔き朝晩散水を欠かさず発芽に漕ぎ着けたが、
目白に帰り散水が出来なかった日がたった1日あっただけで、ものの見事に総ての芽が枯死してしまった。

真夏の強い日差しから弱々しい芽を護るには、1日たりとも散水を欠かしてはいけないのだ。
9月に入ると日差しは弱まり、秋雨前線が降雨を齎し大根や白菜はすくすく成長するようになるが、
この僅か1、2週間の差が決定的になる。
今回の台風21号は山梨にも大量の雨を降らせるらしいので今、種を蒔けば充分に発芽し育つのではないか!
幸い台風通過後も秋雨前線の影響で1,2日はカンカン日照りから逃れられそうだし。
と甘い予測をしてせっせと種を蒔いたのでした。




魔女の一撃再び

性懲りもなくやって来た魔女
7月1日に仙人を襲った魔女が
再びやって来た。
未だ魔女の一撃から完全復活して
いない仙人の腰は、
驚き慌てふためき防御態勢は
整わず、あたふた。

畑が喚く。
≪攻撃は最大の防御なり!
畑にいでて大根と白菜の種を蒔け!≫

考えもせず、深慮遠望ならず
心慮浅薄な仙人は、
即のって、唐鍬を構え畑に出動。

≪魔女には魔女を≫と
唐鍬を振り上げ、腰に居座る
魔女への反撃を開始。

これで腰痛が収まる筈は無いと
解ってはいるが、
仙人は当てもない奇跡を
夢見るのであった。

だが夢がホチキスによって閉じられる
なんて、あーミゼラブル!

魔女を迎え撃つぞ!

魔女には魔女を!



福井新聞
2018年9月6日 午前7時30分
猛烈な風台風の21号が関西や福井県などを直撃し、11人が死亡
300人以上がけがをしたとされるなど、甚大な被害をもたらした。台風は6~8月に過去最多となる18個発生。
今後も襲来する可能性があり、備えを怠ってはならない。

 被害は特に関西に集中。観測史上最大の瞬間風速58・1メートルを記録した関西空港は
高潮で
滑走路が水没し、広範囲で浸水したほか、
強風で流された
タンカーが空港連絡橋に衝突し橋の一部が損壊、
5千人が取り残される事態となった。



鉄骨の一撃

血が黒ずみ
髪の毛が固まりかけ、
どう観ても
負傷直後とは
思えない。

さては仙人め、
負傷したまま行動して
傷を悪化させたな!

うん、左手は
血に塗れ
チャリンコのハンドルは
血でベトベト。

ありゃ、シャツも
数か所滴り落ちた血で
紋様が! 

 ≪魔女には魔女を≫
とか言ってたけど
さては仙人め
魔女の返り討ちに
あったな!

魔女は何処に潜み
待ち伏せしているか
解らん。よって
センサー感度を全開にし、
不測の事態に
備えねば!

しかしまさか
目白に出没するなんて
想定外であったと、
仙人は未熟を嘆く
のであった。

鉄骨の一撃を喰らった仙人!
9月4日(火)台風21号 鶉山医院
まっ、ゲンタシン軟膏
でも塗っておけば!
と安易に考えていたが
朝起きたら枕に
血がべっとり。

しかし朝トレーニングを
サボる言い訳には
なるまいとマンションの
非常階段を10階まで
いつものジョック。

充分に筋トレ、ストレッチして
シャワーを浴びようと手を
頭に当てると
なんや、手が紅くなるでは!

頭にもたっぷり汗を
掻いたし
昨日の固まった血も
落とさねばと
シャンプーしようと思ったが
とんでもない!

どうも血が止まって
いないらしい。
こりゃ縫わねばならんか!
そういえば
今日は肝臓、膵臓、胃、
膀胱のエコー検査の日。
序にちょっと縫って
貰おうかと
おにはは診療所(鬼子母神)
顔を出す。



少年の左手に麻酔する坂原(左)
そういえば、
ヒマラヤで少年の指を
縫ってやったことがあった。
キシロカインを打って
釣り針の様に湾曲した縫合針で
5針ほどだったか!

帰りのキャラバンで抜糸。
化膿もせず、すっかり治癒していた
記憶があるが・・・

伊藤ドクターから伝授された術で縫う!



縫うのではないって!
若しかすると、その時の記録が
ありはしないかと1987年の
ナンガ・パルバット峰報告書を捲ると
あった!109ページの写真(7)に
こう記されているでは!

≪縫合手術 カチャールの村で
鎌で指を深く切った少年が
やって来る。坂原隊長が麻酔を
注射し縫合する≫



マジにホチキス止めなの!
 
仙人の血が付いたホチキス

禿仙人の頭にホチキス
 
ホチキス止めるとD輪になる

すっかり忘れていた
そんな話を高岡院長と話しながら
傷を診てもらう。

「それじゃ、キシロカインを打って
ちょっとホチキスで止めましょうか」
ジョークかと思ったら
取り出したのは
本当にホチキスではないか!


「今はホチキスの時代。
実に簡単ですよ。
それっ、パチン」と4回ほど打って
「こりゃ抜こう」と1本抜いて終わり。

「残ったホチキスあげようか!」
興味津々の仙人が
早速、試したのは言うまでもない。
革の手袋を出して
はいパチン!


試しに革手袋で実験じゃ!

こんな具合に縫える




護り抜いたのは僅か25本!

撮影後即、一番大きな寸胴鍋に水を入れ、
剥いた唐黍をぶち込み
沸騰してから3分間茹でる。
どちらかと云うと半生に近い茹で上がりになるが、
元々生で食べられる柔らかさと
甘さ抜群の優れものなので、この位の仕上がりがベスト。

朝5時半、覚悟を決めて保存食作り開始。
僅か25本と侮るなかれ。
この作業、結構大変!焦らずに長期戦作戦で
臨まないと途中で投げ出すことになりかねない。
烏軍団から護ったぜ

功を奏した!
西畑の唐黍は烏から完全にガード、 25本を収穫。
今夏25本もまとめて収穫出来たのは
初めてなので、お祭りをしなくてはと、
奥庭の芝生に並べて撮影会。

 
それでも貴重な保存食に




此処まで育てるには

何しろ発芽率が低くて
いじゃ!
とんもころし保存食作り

大きなボール2個、トレイに積み上げた
25本の茹唐黍、
剥いた後の芯を入れる籠、実を剥く為の
金属箆2つ、ジブロックなどを
食卓に載せ剥き始める。

先ずは反りの付いた大きな金属箆で
1列目だけを剥く。
次に反りの無い平型箆で
2,3列目と剥いていく。


簡単そうだが、中には
自らを向日葵と錯覚して部分的に
フィボナッチ数列を成すのもあって、
一筋縄ではいかぬ奴もあり難儀。
途中で作業進行を撮ったりと
単純作業に変化を入れて、
何とか剥き終わり
片づけも終えたら8時半。

3時間もかかったのだ。
しかしこれで恐れていた
唐黍保存食無しの冬は避けられそう。
と云っても僅か4kgでは
2ヶ月も持たないので、来年こそ
早くから烏害を
防ぐネット張りを実施せねば!

その上芽もひ弱で直ぐ枯死

収穫直前には烏軍団の襲撃!





北海道で震度7の地震、9人死亡 31人安否不明
 



森のメルヘン 茸
山荘森は秋です

脚細昇龍茸
 
アシボソノボリリュウタケ


関西空港を呑込み
機能停止させた台風21号が
仙人の60兆個の細胞と
連動してないことは
100%間違いない。


卵茸 タマゴダケ


こいつの雄叫びが
仙人の60兆個の細胞を操った
なんて決してあり得ない。
905hPaの超低気圧が
海水を吸い上げるのは理解できる。

しかしそいつが仙人の
細胞浸透圧を操作して負圧にし、
肉体コントロールを奪い
コンテナが押し流されたように、
中央司令塔である頭を鉄骨に
いざなったと言うのか!


卵茸 タマゴダケ

  にも拘らず仙人は、
恰も台風21号に操られたが如く、
鶉山医院の駐輪場の
庇に架っているエアコン台の
鉄骨に吸い込まれた。

台風上陸で雨が激しくなりそうなので、
いつもより庇の奥に入れて
自転車のサドルが
濡れるのを防ごうとしたことは確かで、

その結果出っ張っている
エアコン台に頭をぶつけたのだが、
台風21号が
直截関与している訳では無い。

 
しかしその時の状況を大脳皮質から
取り出して再現してみると、
60兆個の細胞が
905hPaと云う超大型台風に
吸い寄せられ、結果として
激突したとしか思えないのだ。

≪中心の気圧は905ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は55メートル、
最大瞬間風速は80メートル≫ 

海水を5m以上も吸い上げ
防潮堤を超えた高潮は
住宅浸水だけでなくコンテナを押し流し、
関空の滑走路を沈めた。


卵茸 タマゴダケ

卵茸 タマゴダケ


脚細昇龍茸 アシボソノボリリュウタケ

赤山鳥 アカヤマドリ

もしそんな風にガイアの動態と
仙人の細胞が連動しているなら、
次の自然災害にも
シンクロナイズし
仙人の肉体は危機に曝されるかも!

そんな他愛も無い妄想に
浸っていたら、恰も
北海道の震度7の大地震に
対応するが如く、仙人の肉体は
車の運転中、突然
3秒間の空白に襲われ
認識を失い世界が消えた。


この3秒間が赤信号の
交差点直前であったなら車は直進を続け、
青信号で走行する車に
激突したことは間違いない。

これは単に老化による呆症状なのか、
それとも認識老化が
不要と判断した情報を捨て去った結果、
新たに獲得したガイアとの
悪しき連動能力なのか!

 それとも多くの人の苦しみ哀しみと
直結する新たな回路が
仙人に与えられたのか!

唐笠茸
 
カラカサダケ

裏紅笠茸
 
ウラベニガサダケ



紫占地 ムラサキシメジ
いづれにしても
≪混沌仙人の回帰≫が直ぐ目の前に
迫っている
ことだけは確かである。

とまあ、本年のHPを
≪回帰の抄≫と名付け、
自らの回帰を悟っていたかの如く
思索する仙人は、
次なるガイアの動態を予測できるのか、
もう暫く様子を観てやろうでは!



(ゆずりは)のソーラー灯
長い鶴首に長いソーラー灯を
繋ぐのであるから不安定この上ない。
台座の陶器皿はドリルで
穴を開けたり切断したりの加工は
出来ないので、
固定は試行錯誤の連続。
先ずは3秒間を失った日の
記録を覗いてみるか。


≪焦るな、落ち着いてゆっくりだ!≫ 
最近、この呪文を
自らに掛けねばならぬ状況が続く。
いや、若しかすると状況だけでなく
生きていることそのものに
呪文を掛けているのかも!

前庭の木々に6つのオブジェを
取り付けたが、うーん、これは良いなと
納得できたのは6番目の陶芸作品と
パキスタンのガンダーラ風
金属製鶴首にソーラー灯を
結合させたオブジェ。

これ、夏椿と山法師に挟まれ
存在感無し。

こいつを活かすには、
良く目立つ山茱萸のオブジェと
交換してみたら!
そこで朝一で梯子を掛けて作業開始。

1時間程で終わるかと
思っていたが3時間近くも掛かってしまい、
何度も呟いた呪文が
≪焦るな、落ち着いてゆっくりだ!≫
なのだ。

枝の断面に陶芸作品と組み合わせて
1メートルもある細いソーラー灯を
立てるのだから不安定で、
デリケートな作業が要求される。
何度やっても垂直位置に
調整できずやり直す。

台座に角度調整の薄板を
楔のように咬ませて、
どの位置から観ても違和感が無いと
判断してから仮止めし、
台風にも耐えれれるよう固定作業に掛かる。


猿の腰掛 サルノコシカケ




るな、ゆっくりだ!

やばい!ランドヴェンチャーで走行中、一瞬白くなりニューロン回路がプッツン!
何処へ行こうとしているか、此処は何処なのか、切れた。
3秒ほどで回路は繋がったが、初めての体験。

これからこのような状態が頻繁に生じ、ドライブに支障を来すことは間違いない。
これには≪焦るな、落ち着いてゆっくりだ!≫の呪文も
効を奏さないのだから、打つ手は無し。

究極的には免許返納しかないのだろう。
となると山荘活動も出来なくなることを意味する。
真にやばいぜ! 


神経回路の途絶えた3秒間!
9月8日(土)曇 眼球圧力の異常亢進か!

 ご丁寧にも最も注意を払っているホッチキス縫合した部分を車のドア上にぶつけ、その後も
2,3度彼方此方に接触させ、改めて視野狭窄が進行してると実感!
網膜色素変性症、視神経疾患、緑内障が視野狭窄の原因とされているが、疲労、睡眠不足などによる
眼球圧力の異常亢進によって生じる緑内障あたりが、仙人に迫っているのか!

74年近くも活動し続けた総ての臓器や細胞そのものが死への準備を始めているので眼球劣化も当然の現象ではあるが、
どうもそれだけではなく、むしろ主原因は加速度にありそう。
つまり行動する時の速度が速すぎて、危険を察知して障害物を避けようとする反射神経の指示が間に合わないのだ。
頭部が動き最早修正の効かない距離まで接近し、
激突直前に危険を察知した反射神経の忌避行動は間に合わず、頭部と障害物はブレーキ無しに接触。


刺激最短経路の反射弓が機能停止


網膜が光によって障害物を捉え、その刺激を大脳皮質より前に位置する反射の中枢が捉え、
大脳皮質に送るより早く認識し、的確に反応する。
この刺激の最短経路は反射弓とよばれているが、仙人の場合、どうもこいつの
経年劣化が進み最短ルートである反射弓経由であっても、遅くなっている様なのだ。
となると行動加速度を劣化した反射弓に合わせるしかない。

さて、突然襲って来た3秒間のプッツンだが、予測も出来なかった震度7の北海道胆振東部地震とシンクロしているなら、




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