その142の4ー2017年 長月
さらばカッシーニ 13年の任務を終え土星に突入・消滅 ビア一次発酵の仕込みで温度上昇を抑えてる様子 2017年09月15日 11時30分 ITmedia公開 夏が去り暑くも無く寒くも無く、ビアの酵母菌が発酵するには絶好の季節。 此処3週連続でクラフトビアの製造に励み、山荘はマイクロ ブルワリー(Micro Brewery)と化している。 1樽17㍑で1回につき2樽醸造し、3回仕込んだ。計6樽・102㍑の山荘特性クラフトビアが出来た。 6月の採れたて梅で仕込んだ梅ジュースをフレーバーにし、 更に生姜をたっぷり擂り込み、雑菌防止とフルーティーな仕上げに檸檬果汁を加える。 最後にビア出芽酵母のサッカロミケスを振り掛け、エアロック付きの蓋をして樽を階段下のクローゼットに運び熟成させる。 単細胞で球形または伸びた回転楕円体をしている酵母の芽は、急速にコロニーを拡大し3日で成熟。 エアロックはコトコトぽっとんと泡を吹き出しながら子守歌を奏で、 クローゼットを甘く切ない妖しい香りで満たす。 その有様をカッシーニが見事撮影し、地球に送り続け早13年、いや山荘では23年目に突入か! ほ、ほー、これが最後の役目を終えて土星に突っ込むカッシーニか! で、この土星が2週間後には美味しいビアに成熟するのか、つまり仙人は土星を使ってビアを造っていたのか! |
カッシーニの消滅までのスケジュール NASA/JPL-Caltech |
午後7時31分に土星の大気に突入 9月15日午前4時58分に最後の土星写真を撮影 土星と地球間の通信には約83分かかるため、 消滅前の最後の信号は 15日午後8時55分ごろに地球に到着予定。 |
土星探査機 「カッシーニ」NASA/JPL-Caltech |
NASAと欧州宇宙機関(ESA)が開発し、 1997年に打ち上げられた土星探査機・カッシーニ。 地球に送り届けた累計45万枚もの 画像の1枚≪太陽を背に光る土星≫の、 この美しさには言葉を失う。 高貴な魂、神々のメッセージ、 生命のパンテオンと月並みな言葉しか 思い浮かばないが、 精神の深奥部にグイグイと迫りくることだけは 間違いない。 カッシーニに積んだ惑星探査機「ホイヘンス・プローブ」は 2004年12月24日、土星の第6衛星 「タイタン」に ホイヘンス探査機を放出。 21日後の2005年1月14日に「タイタン」に ホイヘンス着陸。 機能停止するまでの3時間40分間にわたり タイタンの地表の 調査結果をカッシーニ経由で地球に届けた。 さようならカッシーニ! 美しい夢を有難う! |
電子書籍に収められた、太陽を背に光る土星(カッシーニ撮影) NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute |
何だって! |
仙人が又バイクで突入したって! |
再び筋肉衛星細胞登場 不覚なんてもんじゃない。 この老い耄れ、懲りない未熟者、 阿呆脳足りん、うーん、これ以上悪態が 出てこないのは悔しいが、 仙人の肉体を維持管理している オーナーとしては堪忍袋の緒が切れ、 怒り心頭に発しているに違いない。 煙突屋根の工事に必要な ガリバリウム波板9尺を購入する為、 バイクでホームセンターに向かって 山荘の急坂を下降。 2つ目の急坂の曲がり角に溝があり、 丸い鉄格子の蓋で覆われている。 |
この丸鉄格子は濡れるとメチャ滑り易く、 バイクで何度もスリップし充分危険であると認識していたにも関わらず、見事に転倒。 未明に通過した台風18号の雨で道路も鉄格子の蓋も濡れたままなので、急坂での下りはスリップし易いと認識していたが、 認識を遥かに超えた想定外の滑りで一瞬にして飛ばされる。 えーと、前回のバイク事故が7月11日だから2ヶ月と8日目、つまり僅か58日目にして再びバイク事故で負傷した訳で、 これじゃ、肉体オーナーとしては堪忍袋の緒が切れ、怒り心頭に発するのは当然! 負傷部位も58日前と全く同じで、左へのハンドル操作で転倒したので、左肘下を4か所裂傷し、左外側大腿四頭筋を強打。 頭にきたので手当てもせず、シャツから血が滲みだしたままホームセンターへ突っ走る。 |
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ところがだ、昨日は 台風一過の晴天で連休日、 ホームセンターの 貸し出し無料のトラックは、 現在貸出中でその後も 予約が詰まっているとのこと! いつもトラックは空いていて、 予約の必要なんて 考えられなかっただけに驚き。 シャツからの血をものともせず 駆けつけたのに、ナンタルチア! |
再び筋肉衛星細胞のお出ましか! |
左ミラーが折れて吹っ飛んだって! |
仙人の左腕は再び血塗れに! |
そこでコメリが駄目ならナフコへ とバイクを走らせたが、此処でも吃驚!! 同じくトラックは 貸出中でその後も予約あり。 信じられないぜ!そんならD2じゃ! と連絡をとったら此処には ガリバリウム波板は 置いていないと判明。 仕方なく出直し、3m20cmもある ガリバニウム波板を 乗用車に無理やり詰め込み、 窓からはみ出したまま 山荘まで運搬。 1時には川村がやってきて、 サンダーで波板を円形に切断。 |
円に十字を描き切り込む |
切り込みを増やし最後に円に |
一体どうやってサンダーで 円形に切り抜くのか興味津々。 先ず円の中央を 十字に切り込み、 十字の先を繋ぐ4辺を切り抜く。 開いた穴に ブリキ鋏を入れて円形に切断。 |
そうだったのか、たった それだけの ことだったのかと実に驚き。 知らぬとは恐ろしいこっちゃ! しかしそれなら、 十字ではなく8本、いや16本と 切り込み数を増やせば 切断の必要はない。 |
隙間をセメントで塞ぐ |
鋭角で雨水を切る |
そのまま 円に沿って切り込みを 捲り上げれば 雨除けの穴が 開くではないかと、 後になって気づいたのである。 もう2度と円形の穴を金属に 開けるようなことは 無いだろうが、 とても良い勉強になった。 授業料は裂傷4か所、強打と 高くついたが、 高い程授業の内容は 有益だったと思うことにしよう。 |
血塗れで平然とビアを呑む仙人にテーブルマットの彼岸花も呆れて! |
あれ、大昔に何処かで 聴いたことがある歌詞では! そうだった、 ≪愛染かつら≫の主題歌で 確か「旅の夜風」とか! どれ、ちょっくら調べてみると 西條八十作詞・万城目正作曲で 歌手は霧島昇。 そうか仙人め、バイクで再び 転倒し血塗れに なったもんだから、血塗れを 嵐に例えて 景気づけに忘れていた 大昔の歌を引っ張り出して 歌いだしたんだ。 で、歌いながら何を おっぱじめたんだい! 何だって、仙人がベレロフォンを 目指して ペガサスの馬小屋を 造り始めたんだって! ベレロフォンはペガサスに 振り落とされて、 墜死するって仙人は、 知ってんのか? |
柱となる単管パイプの切断から |
直径48.6mmの切断は恐ろしいぜ! |
工事開始! そうだ夏駐車場は 森の中にあるんだ。 ということは秋になると 駐車場に聳える 団栗の木から ばらばらと団栗が落ち始め、 森の葉が一斉に落ち始め 車を襲うんだった。 |
今乗っているフェリオも屋根は 紫外線で傷められ、 シルバーが雨曝しで白粉を噴き出し、 ワイパーの溝やトランクには かなりの団栗や枯れ枝、 落ち葉が詰まっている。 最早20年以上も載り続け、 今更屋根のある駐車場を 作っても意味ない。 が、新たにランドヴェンチャーが 仙人のペガサスとして やって来るとなると、 |
クランプで固定し打ち込む |
深くなるに従い打込めない |
重い鉄の大槌が単管を逸れると崖から落ちてしまう |
屋根を作って団栗の 猛攻撃から守ってやらぬと、 ナイーブな化粧が ズタズタになる懼れあり。 思い立ったが吉日とばかり、 朝一でホームセンターに バイクを飛ばし、 基礎柱となる4m、3m、2mの 単管パイプなどを仕入れ、 基礎工事開始。 駐車場なので出来れば 4隅に柱を立てず、 一方だけで屋根を支える 構造にしたい。 |
這いあがり再び杭打ちじゃ! |
問題は 一方だけで 重い屋根を支えきるには、 どうしたらいいのか、である。 差し当たり3mの単管パイプを 55cmの深さまで打ち込んで、 屋根に張り出す 3mの単管パイプを クランプで繋げてみたが、 不安定であることは否めない。 しかし帰京の時間が迫り、 今日は此処までとし、 これからじっくりと 構想を練って望むとしよう。 |
今度は落ちないようにしっかり足を掛けて! |