その1413ー2017年  葉月


亀裂の走る仙人のニューロン
山荘畑で遭遇した西瓜の亀裂に仙人は自らのシナプスを観る

どれどれ、混沌仙人の脳を覗いてみっか!ありゃ、彼方此方に真っ黒な穴が開いていてスカスカ。
此処に詰め込まれていた記憶や思惟は何処へ消えちまったのか?
おーい!と暗渠に向かって叫んだら、
暫くして ≪おーい!≫ と木魂が還ってきた。

うーん、木魂が遅い、と云う事は暗渠は果てしなく深く長いと云う事か!
それにしても暗渠に誘う回廊門の放つ彩の、また何と華麗なこと。
こんな風に無数の十字架の彩を鏤めて、あの奇妙に懐かしい漆黒の世界への
招待状を認めているんだね。



西瓜が10個生りました
1個11kg前後に
大きく育った
西瓜(苗:berg earth社の「大玉西瓜夏特急」)
初物を目白に送ったが、
過熟で中央部が蕩け気味。

味は申し分無し。
そこで17日に2個目を収穫し冷蔵庫へ。

2個割れて食べられない
 今年の西瓜の出来も中々のもん。
昨日食べてみて
西瓜にしては濃厚な甘みにうっとり!

で山トレを終えて昨夕、
西瓜畑を覗いてみると、
残り10個の内2個が割れてしまい、
虫が侵入し

 宇宙の亀裂か!成長し過ぎて亀裂が 
最早収穫出来る状態ではない。
未だ小さいのを1個残し、
残り7個を総て収穫した。

今朝収穫した
一番大きな西瓜を観るとありゃ、
割れているでは!
矢張り収穫時期が遅すぎたのだ。
  
1個で11.6kgもあるぜ!
早く処理しなくては!
西瓜は割れやすいので
送るのは不安だし、
かと云ってとても
これだけの西瓜を山荘で
食べきるなんて出来ないし。
さーどうしよう?   
 
超甘くて感激じゃ!




西瓜の腐敗は老化するニューロン
≪そう早く処理しないと
食べられないわよ!≫
老化したニューロンとなって
腐敗した西瓜は語る。

≪ 知ってるよね、身体は20歳から、
脳は40歳以後老化
始まるって。
40歳まで頑張った脳細胞は、
哀しいけれど
10年で5%ずつ減っていく。
決して再生されたり
増殖することはないんだ。

心臓の細胞も同じ様に
再生や増殖は有り得ないと
云われているよね。

60兆個、260種類の細胞から
出来ている人間の
最も重要度の高い脳細胞の数は
約1000億個。

10年で5%ずつ減っていくと
1日約136万個、1年で
約5億個の脳細胞が
失われるんです。

その結果85歳以上では
半数が、100歳を越えると

ニューロン(情報は伝達物質となって電気活動で流れる
90%以上が認知症を患い、
混沌への回帰が
加速されるらしいのです。

85歳でも平均すると
79%の脳細胞が機能しているので
僅か21%の喪失で
半数が認知症に陥ることに
なるんですよ。
(「まぐまぐ」第134号参照)


もっとも重要な脳細胞や
心筋細胞が、細胞分裂をして
再生や増殖をしないのは、
自己防衛でもあるのかも。
癌細胞は増殖しない臓器を
乗っ取ることは出来ないからね。

しかし最近の再生医学の研究では
脳細胞にも細胞分裂して
再生を果たす力を持つことが判明。

更に人間のiPS細胞から作った
神経細胞を猿の脳に
移植してパーキンソン病症状を
改善したり・・・。
やがては人間の脳細胞の再生、移植も
実現されるかも。

驚いたことに心臓の細胞なんて
売り出されていて
ネットにも掲載されているんです!
商品名:PCI C-12810 D10115
ヒト心筋細胞:Human Cardiac
Myocytes(HCM) 1vial 15万2千円


腐敗している割には
実に美しくて魅力的だね君は!

融け始めた脳細胞が空を映す



 ヒトのiPS細胞から作った神経細胞をパーキンソン病のサルの脳に移植すると、症状が軽減することを
京都大iPS細胞研究所の高橋淳教授(脳神経外科)らの研究チームが確認した。
画期的な治療につながる可能性がある。患者の脳に移植する治験(臨床試験)を、来年に始めることを目指す。
31日、英科学誌ネイチャーで発表する。 パーキンソン病は、脳内で運動の調節などにかかわる神経伝達物質ドーパミンを作る神経細胞が減ることで、
手足が震えたり次第に体が動かせなくなったりする。患者は国内に約15万人いるとされる。
薬や脳に電極を埋め込む治療法などがあるが、神経細胞の減少をとめる治療法はない。
 高橋教授らのグループは、ヒトの
iPS細胞からドーパミンを作る神経細胞を作り、パーキンソン病のカニクイザルの脳に移植。
7匹で2年間、行動を観察した結果、震えが減り、動ける時間が増えるなど全体的に症状が改善した。
ドーパミンが増えることも脳内の画像解析で確認した。
移植した神経細胞が機能したと考えられるという。
8月31日(木)朝日新聞朝刊



香りの高さ甘さ抜群!
 
採れ過ぎて困る胡瓜
 
未熟なままや
味の落ちる末成りなんぞは、
とても食すには当たらない。

それは昨年まで栽培していた
黄・白粒が混ざり(カクテル)、実が
柔らかく糖度の高い品種、
とされていたカクテルコーンの話し。
偶々昨年カクテルコーンの他に
異なる品種のスイートハミーを栽培して、
その余りの美味しさにノックアウト。
で、今年もその
スイートハミーを栽培したのだ。

そいつが未熟であろうが、
末成りであろうが頗る美味いのだ。

割れた過熟トマトは最高! 
 
こんな不良品が美味くて堪らん!



訴えるのです、あたしを捨てないで!
西瓜の出荷じゃ!

今朝も余りの甘さに、
こいつは本当に唐黍なのか、
もしやケーキか和菓子が
変身したのではと
思ってしまった程。

欠点は一代交配なので
種が採れないこと、
発芽率がやや低く
2股に分かれ易く栽培に
手間暇が掛かり、
その割には収穫量が少ないこと。

後期収穫を予定している
林檎畑のスイートハミーも、
何だか生育が今一でこの後、
上手く結実してくれるのか心配。
うーん、
収穫した野菜の仮置き場である
窯室を覗くと
幾つもの籠に野菜が大集合。

大物の西瓜、南瓜を始めとして
採ってもとっても
採りきれない胡瓜、茄子、
ピーマン、トマト、ゴーヤー、
とんもころし、枝豆、大葉。

もうこうなったら
目白に送って山荘野菜の
ファンに配ってもらうしかないか!
それにしても無計画に
後のことも考えず、作るだけ
作っておいて
どうも混沌仙人のやることは
訳がわからん!

そこで割れないようピーマンや隠元豆をクッションにして大きな段ボールで目白へ!


Next