210の1ー2023年 皐月
重いチェーンソーで枝切 (下から5段目を脚立梯子で支えている) 確保無しで壊れた梯子の 最上段まで昇り、幹にザイルを回し ハーネスに繋ぎビレーを取る。 チェーンソーをザイルに結び引き上げる。 さてエンジンを掛けたいが、 始動コイルを引くにはチェーンソーを 安定した場所に置かねばならぬ。 梯子の先端に乗ったままなので 安定した場所などありはしない。 チェーンソーをザイルで幹に固定し 始動コイルを引き何とか エンジンを掛け細枝の切断。 |
壊れた梯子で欅の伐採 4月13日前庭 ビッグツリー欅の葉が 出て来てしまったので最早猶予無し、 ヤルッカナイ! これ以上枝伐採を延ばすと益々葉が茂り、 伐採作業は難しさと危険度が増す。 梯子の段が壊れ乗ると 倒れそうになる2連式の大梯子を 欅の大木に掛け、2箇所に ザイルをかけて梯子を欅の幹に固定。 |
若葉が風に煽られ梯子を揺らす |
あーあ、またやっちぃまったぜ!鼻の下も出血し腫れているでは! 4月20日(木)晴、前庭 2連梯子から落下、右脚、鼻、口、両腕負傷 やっちまった!2連梯子下から5段目の把手の着いたステップ左支柱が折れている。 乗ると梯子が撓み、折れていない右支柱も危ない。 この状態で梯子上部まで登り、上段でチェーンソーを操るのは自殺行為。 そこでせめて5段目ステップに、裏から脚立梯子を噛ませて支えれば折れても落下を防げるのでは! 噛ますには双方の高さの微調整が欠かせない。 ステップと脚立梯子の隙間が広ければ、落下距離が長くなり支えきれない。 そこでほぼ隙間0位置にセットし登り始める。 |
5段目把手左支柱が折れている! |
右支柱もぐにゃり! |
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そこで既に大きな過ちを 犯していたことに気付くべきであった。 登り始めて5段目を越えると、 2連梯子に掛かる重心は 脚立梯子より上に移る。 2連梯子の上部は 太い枝に乗っているので、 重心が上部に移っても 枝と脚立が支えてくれると思っていた。 5段目を越えてからは、 下方にある脚立梯子に重力が掛る。 |
右脚裂傷と打撲で悲惨! |
脚立梯子の向きは 2連梯子に直交してるので、実は 脚立梯子は側面から押されることになり、 殆ど支える力は無いのだ。 そのことに気付いたのは 落下してからである。 一瞬何が起きたのか理解できぬまま 2連梯子に激突しつつ落下。 鼻と口から血が吹き出し、右膝裏側が ステップにぶつかり打撲と出血。 更に右腕関節の裏側を打撲と出血。 参った参った! |
もう買い替えるしかない! |
2連梯子買ってあげる!マジ! |
冥界のEcstasy モルフェウスとイーリス (ピエールナ=ルシスゲラン1811年) モルフェ)はギリシア神話に登場する夢の神。 オウィディウスの『変身物語』によれば、彼は薄暗い洞窟の黒檀のベッドに、ケシの花に囲まれて眠り、 特別な力により、夢の中で人間の姿をまねることができるという。 また、王や英雄の夢に深く関わりがあり、しばしば、兄弟の分までひとまとめにして「ギリシアの夢の神モルペウス」といわれる。 薬物のモルヒネ(旧名モルフィウム)の名前は、その夢を誘発する力からモルペウスにちなんで名づけられた。 イーリスはギリシア語で虹を意味する。英語では虹彩も「iris」という。 また、イーリスの聖花はアヤメ(アイリス)だが、この名もイーリスに由来する。 天地を結ぶ虹として、疾速で知られ、遠くの土地や海底でも瞬く間に移動することが出来る。 そのためヘルメースがゼウスの腹心の部下であるように、イーリスはヘーラーの忠実な部下としてヘーラーの伝令使を務める。 ただし『イーリアス』においてはその区別は厳密ではなく、しばしばゼウスのために伝令使として行動している。 (wikipedia) |
イーリスは虹 |
花は生殖器の 美を謳う |
天と地を結ぶ伝令使 |
ゲランの描く「モルフェウスとイーリス」は 昏々と眠るモルフェウスのもとへ 虹の女神イリスが 舞い降りたシーン。 陶器のごとく滑らかな肌のイリスは、 透き通った蝶の羽をつけ、 青いヴェールを翻し、 クピド(キューピット)を従え、 雲塊に腰かける。 彼女はモルフェウスを起こし、 ある人の夢の中に 入り込むようにとの女神ヘラの 指令を伝えに来たのだ。 オウィディウスの『変身物語』によると、 イーリスはへーラーの命を受け、 眠りを司る神ヒュプノスの館に住まう ヒュプノスと夜の神ニュクスの息子 モルペウスを訪れます。 そしてモルペウスにハルキュオネに 夫ケユクスの死を 伝えるようその命を託します。 |
仙人の伝令をイオに伝える |
モルフェウスは、 死んだケユクスに姿を変えた。 ハルキュオネの夢に現れ、 ケユクスの声やしぐさをまねて、 自分は死んだから、 嘆いてくれ、泣く人もなく、 地獄に落とさないでくれと言った。 ハルキュオネは、眠りから覚めて、 夫の死を知り、嘆き悲しんだ。 ハルキュオネは海へ行ってみた。 すると夫の亡骸があった。 ハルキュオネは防波堤から飛び降りた。 すると翼が生えてきて、 悲しい鳥になった。 神々の憐れみによって、死んだケユクスも また鳥になり、二人は 再び連れ添えるようになった。 鳥になったハルキュオネが、 海の浮巣で雛を孵すと、 水夫たちは無事な航海ができると伝えられる。 |
藤と絡み合うイーリス |
美の絶頂期を終え皺を刻む牡丹 |
牡丹に代り芍薬が爛漫(奥庭) |
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アンネ薔薇一番咲き(前庭) |
珍しい黄色カラー(居間) |
奥庭を彩るパンジー(奥庭) |
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折れた支柱を6本ボルトで補強 |
新品2代目2連梯子を駐車場に |
命名はTombe(落ちる) |
欅下に咲いた藤(前庭) |
Tombe 落ちる 落下する 転落する 転ぶ 倒れる |
ドーム前で石楠花がニッコリ!(奥庭) |
温室で発芽させる春の野菜(西畑) |
勝手に芽吹いた冬越しのレタス(西畑) |
富士山の山岳波が描く5層からなるレンズ雲! 5月6日(土)晴17時58分 奥庭からの幻想的ボン・シルバー 動的平衡 かなり強い風速19m西南西の風が吹いているのに、この5層レンズ雲は動かない。 誰かが動かないように抑えているのだろうか! 遥かに高い天空から吊るされているかの様に観えるので、吊るし雲とも呼ばれるレンズ雲は、実は動的平衡を為しているのだ。 動かない様に観えるレンズ雲は、実は動的に刻々と入れ替わり、しかも同じ姿で平衡を保っているのだ! ウェザーニュース 2023年05月06日 12時52分 JST 上空の強い風が高い山を越えたり回り込んだりするときに風下側で空気の波が起こり、風が上昇している部分で雲ができるのです。 時間が経過しても空気の波の形状は急には変化せず、風が上昇する場所で雲が出来て、 風が下降する場所では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。 5月6日は前線を伴った低気圧が北日本を通過しており、この影響で関東南部を中心に風が強まっています。 山梨県河口湖の上空約2000mでは7時に風速19m/s(西南西の風)を観測。 このため神奈川県の箱根や丹沢山地などの山の風下側にあたる地域で吊るし雲(レンズ雲)が発生したと見られます。 |
新作・遠いホルン(洗面台壁) |
見たか! この秋桜の強靭さ! |
移転・葉脈に描かれた女(玄関) |
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夕闇の中で5層のレンズ雲に 見とれているボン・シルバーが呟く。 《そういやー、仙人の臓器や骨格、 細胞も次々と動的に入れ替わり、 しかも仙人としての姿で 平衡を保ち続けているとか! おいらは骨だけに なっちまったので最早、 入れ替わりはしない。 そこで仙人は おいらを墓守に任命したが、 おいらだって太陽の放つ 紫外線や、雨や風によって、 内部から破壊され削り取られ、 やがて墓守は消失してしまう。 焼失後は大地と化し草や樹木に 吸い取られ、鹿に食べられ 再びボン・シルバーに還る。 ただそれだけさ。》 |
長靴に生えた秋桜(林檎畑) |
その日、果たして墓守ボン・シルバーは 、動的平衡のスクリーンに、 仙人を描き出してくれるだろうか! なんぞと甘い夢を観ている 仙人の眼を覚ましてやらねば! いいか、レンズ雲が動的平衡を 保つには、富士山にぶつかり 上昇し上空で冷やされ重くなって下降し、 地表近くで温められ 再び軽くなり上昇する 山岳波が必要なんだ。 嘗て仙人の体内に氾濫し、 時に肉体を破り噴出していた山岳波は、 もう消えちまった。 じ、えんどさ!消えちまったのさ。 従ってスクリーンを幾ら凝視しても、 何も映し出されはしない。 存在総ては波が描き出す幻影なのさ。 |
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石楠花開花(奥庭) |
金蘭群生(山荘滝) |
仙人テラスの時計が凌霄花に覆われ見えないぜ! 5月24日(水)晴 朝真白だった富士の雪が融け裾が黒くなった |
すっかり葉が茂って!(仙人山) |
4月13日以来28日ぶりだぜ!(仙人山) |
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蝮草もにょきにょき!(座禅草公演) |
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櫛髭紅蛍も出現!(西畑) |
光らない蛍 クシヒゲベニホタル |
錦鯉は食欲旺盛!(山荘池) |
山荘新顔ライラック |
山荘新顔金柑 |
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ピエール=ナルシス・ゲランの絵画 『モルフェウスとイリス』(1811年) |
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熟れ墜ちる山荘牡丹 |
山荘キャベツの花 |
くんにりんぐす連想の詩・ヴィーナス丘とアドーニス ティツィアーノ・ヴェチェッリオの1554年の絵画『ヴィーナスとアドーニス』からの挿入 5月29日(月)雨 晴耕雨読シェイクスピア Shake speare(William Shakespeare) 槍を振るえ! 槍は誰もが想起するペニス⁉ 唇から乳房を駆け巡りクリトリスに達し、更にクリトリスの谷間に湧き出す愉しい泉を浴びながら、 槍を振りかざし泉の洞窟に突き進め! シェイクスピアとは筆名であって、その筆名意図は正しく《槍を振るえ!》だとばかり仙人は思っていた。 槍を振るい『ヴィーナスとアドーニス』を想起し、あれ、どんな詩だったかなとシェイクスピアを調べて吃驚! なんと《Shakespeare》とは本名だったのだ! つまり父方の祖父:リチャード・シェイクスピア(1490年 - 1561年2月10日)父:ジョン・シェイクスピア(1531年 - 1601年9月7日)、 William Shakespeareの8人の兄弟姉妹もすべて《槍を振るえ!》を意味するShake speareを名乗っているのだ。 槍を振るう10人のシェイクスピアを想い、痛快なりと喝破する仙人であった! 『ヴィーナスとアドーニス』は巧みな表現が絶え間なく続く。 "Fondling," she saith, "since I have hemm'd thee hereWithin the circuit of this ivory pale, I'll be a park, and thou shalt be my deer;Feed where thou wilt, on mountain or in dale :Graze on my lips; and if those hills be dry,Stray lower, where the pleasant fountains lie."(229-234行) 意訳:「愛撫を」と彼女は言う。「私が汝をここ、象牙の柵に囲まれたその中に囲ってから、 私は公園、汝は我が鹿となり、山で谷で生きなさい。 私の唇をお食べなさい。もしどの丘も乾いたら、楽しい泉のあるところまで下りなさい」このように美辞でほのめかしている。 読者に淫らな考えを起こさせる一方でほとんど無垢なままなのが、この詩の特徴である。 「丘」の意味するものは唇から乳房に変わり、読者は彼女の体を下っていき、 最終行はクンニリングスを連想するかもしれない。(wikipedia) |