200の1ー2022年 文月
《18年目・200回(週)達成》
翡翠に食い入る黒、黒筋銀蜻蜓(銀やんま) 池の漆黒に映える透明翅 ホームセンターD2で初めて蓮を見つけた。 早速購入し池に移植しようと考えたが、鉢植えして沈めるとなるとかなり難しい。 3週間前に睡蓮を移植したが、これは昨年枯れてしまった睡蓮の鉢に、新たな睡蓮を移し替えるだけなので簡単。 既にこの鉢は池に安定した土台を作り、沈めてあったので何ら問題は無かったのだ。 しかし蓮の鉢を沈めるとなると、鉢を池底に安定した土台を作らねばならず、こいつが面倒。 土台が平らでないと鉢は乗せられないが、池底は落ち込んでいるので、平らではない。 池底にブロックを沈め、その上に鉢を乗せるしか無いが、凹部にブロックを置いても不安定で、ブロック案は破棄。 |
北回帰線上の太陽(夏至21日の夜明け) |
三角錐の岩に穴を開け ボルトを打ち込んだ岩に、 針金で鉢を固定し 池底の凹部と三角錐の岩を 嚙み合わせられないか 試行錯誤。 何とか安定する場所を探し出す。 次なる問題は 土と遅効性の油粕を混ぜた 鉢をそのまま沈めると、 土も油粕も 池の水に溶け出すこと。 |
池は濁るし鉢の土は 減ってしまい 移植出来なくなること。 これは鉢の土台さえ 安定すれば、土や油粕が 流れ出さぬよう、 土上に石を乗せ重石にすれば 解決する。 こんな単純な作業に 2時間もかかりガックリ! これで蓮の花が開かなかったら、 哭くか怒るか! いや自らの無能に 呆れて嗤うのかも! |
高芝山の頂と鉄塔(6月25日5時12分) |
アトランティック・カウンシル
(2022/06/24 19時20分 NHK News Web)
ウクライナに連なる光 |
シナリオ① 《ウクライナ敗北》 ロシアは、ウクライナ東部から、 すでに併合している南部クリミアにつながる 陸続きの地域の支配を強めていく。 そして、南部の港湾都市オデーサを 壊滅させるか封鎖することで、ウクライナを 海に面することのない内陸に封じ込める。 プーチン大統領は、ウクライナ全土で インフラ施設への攻撃を続け、 南部と東部の一部を併合するとともに、 |
ウクライナの国花向日葵に注ぐ光 |
ロシア国内においては、 反戦などの世論を抑えて一方的に 勝利宣言をする。 プーチン大統領は、来年の早い時期に 停戦を呼びかけるものの、 和平に向けて合意する用意はない。 プーチン大統領は、モルドバにつながる地域など、 将来的にはより広い範囲の土地を 得たいと望んでいる。 |
山荘には数百粒のウクライナ(向日葵)を播種! |
来年になっても、NATOの加盟国は、 領土を取り戻そうとするウクライナへの 軍事支援を続ける。 しかし、来年の後半までには、経済的な 負担や難民への対応、それに核攻撃の リスクを含めた緊迫の高まりへの懸念から、 欧米側の合意や結束にほころびが生じ、 このうち、ドイツとフランスが 中心となって和平に向けた 交渉を働きかけることになる。 |
シナリオ② 《ロシア占領失敗撤退》 東部ドンバス地域などで反撃が成功するなど、ウクライナ軍の戦術によって、ロシア軍は、 来年の初めまでに軍事侵攻を開始した2月24日以前の支配地域にまで押し戻される。 しかし、ロシア側の強固な守りに阻まれ、ウクライナ側がさらに前進することまでは難しい。 プーチン大統領は、経済の崩壊などに対する国民の不満の高まりに直面し、 ウクライナとの和平合意の締結に向けた圧力にさらされる。 来年初めごろから、世界的な経済危機を理由に、トルコ、カタール、インドが 調停者として停戦を強く求める。 |
一方、ヨーロッパの指導者も外交的な枠組みを求め始めるようになる。 フランスのマクロン大統領は、解決策を見いだすため、 中国の習近平国家主席とともに協議を呼びかける。 協議の枠組みは、ウクライナをはじめ、ロシアを含む 国連安全保障理事会の常任理事国5か国に、ドイツを加えたもの。 中国は、プーチン大統領の計画を損なうようなことはしたくないが、 経済上の理由からもほかに選択の余地はない。 |
シナリオ③ 《ロシア敗北》 ウクライナへの欧米の軍事支援が、 大幅に増加するのに対して、ロシア軍は、 兵士たちの士気がうせるとともに 制裁によって軍の装備品などが 補給できなくなることで、 クリミアを除いてウクライナからの完全な 撤退を余儀なくされる。 これによって、ウクライナは、 クリミア奪還に向けた準備を始める。 欧米の軍事支援を止めるため、 ロシアによる核を使った 報復のリスクが高まる。 そして、ウクライナが攻撃を開始し、 フランスと中国による仲介が 失敗することで、第3次世界大戦の 可能性が一気に高まることになる。 |
プーチン氏は、再選を目指す 大統領選挙の1年前にあたる 来年半ばごろ、国民の怒りによって 権力を維持することが 脅かされることになる。 隣に「巨大な北朝鮮」が現れることを 恐れるヨーロッパは、ロシアが エネルギー収入などで得た一部を 賠償金としてウクライナの 復興基金に充てる見返りとして 制裁緩和のための模索を始める。 これらのシナリオを発表した 「アトランティック・カウンシル」は、 次に戦場で何が起きるか によって現在、こう着状態にある 戦闘が最終的にロシアと ウクライナのどちらに有利になるのか が決まるとしています。 |
山荘池の蓮に産卵する蜻蛉 移植穴を深く掘りプールになるまで散水し、其処に 土をたっぷり付けた向日葵を移植し しっかり土を踏み固め、 更に充分に散水を行えば、移植可能なのではと 20本ばかり移植を断行。 しかし散水している真っ最中にどの向日葵も しょんぼり葉が項垂れ、 死の兆候を示し始めたでは! |
学んだ!ちょとだけ考えてみれば解る初歩の初歩を、 失敗にっよって改めて学ぶことになった。 狼狽えたが顔には出すまいと、 素知らぬ振りをして瀧のボン・シルバーを見やると、 あいつめニヤリとするでは! 朝からガンガン晴れ甲州では猛暑日予報。 こんな日に70cm程に育った向日葵を 移植したらどうなるか? |
イオに登る蔓薔薇 |
胡瓜花盛り |
花咲春菊は味が落ちる |
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北回帰線上の烈日は 大地を50℃以上の高温にし、 散水した水は湯になり 向日葵の根は、土と 融合することも叶わず、 水分を吸い上げられず、 葉を閉じたのだ。 雨か、せめて曇の日に行えば、 問題なく活着するが、 真夏の晴天日の移植は厳禁。 そんなことは初歩中の初歩。 しかし真夏の晴天日は 移植できないと言うことではない。 |
茄子の高貴な紫! |
日没後に移植すれば、 夜間に根と土は融合し、根毛から 道管への水路が開かれ、 夜明けの太陽に耐える準備を 整えることが出来る。 そんなこと知っていたのに、 愚かな仙人は、 熱中症に陥る寸前まで 移植作業に熱中し、知っていたことを 再び学んだのだ。 アーメン!と独り言ちたら、 すかさずボン・シルバーめ、 「てめえ、いつから 耶蘇教になったんだ!」 とぬかしゃーがる。 |
大きなトマトの雌蕊 |
空に向かう天空南瓜 |
この花芯の翡翠がピーマンになるなんて! 今まで気付かなかったピーマンの美しさ! 厚手と皮の薄いピーマンでは、厚手の方が深い味わいで断然美味しい! 同じ品種であっても厚手に育ったり、薄くなったり、時にはパプリカになったり、どう結実するか予測できない山荘ピーマン。 ピーマンの気まぐれか、他種の混入結果か、はたまた土壌や散水状況の影響か! 今夏最初の収穫は大きく育ったが薄皮ピーマンだったので、こりゃ外れだなと生のまま齧ってみたら、甘いでは! 深い味わいの厚手ピーマンが美味しいことは確かだが、甘く感じたことは無かった。 1齧りでは済まず、2,3口と齧りついて大きなピーマンをぺろりと生で平らげてしまった。 おい、どうしちまったんだ!おまえ薄手なのにやけに旨いぜ! 《今まで気にもしなかったあたしの美しさに開眼したからでしょ。味覚と美覚が嵌ったのね》 さて、この花芯の翡翠の光は、これからも仙人に語りかけてくれるのだろうか! |
可愛いね!キウイ |
ほらほらピーマンのお出まし! |
葡萄畑西柵際の一角に 数本のゴーヤーが発芽しコロニー形成。 こいつを葡萄畑南柵際と西畑南柵際に 移植しようと、コロニーに 朝食前にたっぷり散水。 実はゴーヤーの移植は既に3回も行い、 それでも活着せず 主のいない野菜支柱が空しく 天を突いている箇所がある。 |
保存してある山荘の種が悪いのかと、 市販の種をポットに 蒔いてみたが発芽せず。 初夏になると畑の彼方此方で勝手に 発芽する程ゴーヤーの 発芽率は高い。 そのゴーヤーの散水を絶やさない ポットでの不発芽は どうにも理解できない。 他に例は無いかと思いめぐらせると、 思い当る節が無いわけではない。 |
この丸茄子甘い! |
もう直ぐ赤くなる桃太郎 |
最後の夏ほうれん草 |
硬くなりつつある春菊 |
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向日葵の種も 畑に蒔くとどんどん発芽するが、 ポットでは中々難しい。 若しかすると大きく成長する ゴーヤーや向日葵は、 種を包む土の多寡を関知し 《むむ、こりゃ偽大地だな、 これじゃ発芽しても 大きく育つことは出来ないな、 発芽しても無駄だから止めておこう!》 なんて思うのかも! |
パセリとレタスも花咲 |
そこで発芽したコロニーの ゴーヤーをポットに移植せず、 そのまま直接 葡萄畑、西畑に移植してみた。 例年はポット移植後、 ポットでの活着を確認してから、 畑に移植する面倒な2段階を 経て移植していたのだ。 |
蕪も暑さ負けしそう! |
辛い大根は今が最高! |
東洋眼中虫の中間宿主である【眼纏い】 指先に止まる体長2mmの小蝿・メマトイ 東洋眼虫は,1910年に西パキスタンのパンジャブ産のイヌの瞬膜から発見されたのが最初で,通常はイヌ,ネコ,キツネなどの眼結膜面に寄生する。 成虫はその寄生部位の眼結膜面で胎生卵を生み出し,それらの虫卵は涙液や眼脂などに混入する。 そのような涙液や眼脂を本虫の中間宿主であるメマトイの仲間が嘗食する時,その消化管に取り込まれ,脱殻,発育し,約2週間後に感染幼虫となって吻近くに現れる。 このようなメマトイが再び終宿主の眼部で涙液や眼脂を嘗食する時,結膜面に感染幼虫が放出され感染する。ヒトも同様の経過をとって感染する。 ヒトは感染すると激しい眼痛,流涙,結膜充血,眼瞼浮腫,視力障害,掻痒感,飛蚊症,眼球結膜の異物感,慢性結膜炎症候,眼脂が見られる。 (予研寄生動物部 影井 昇) 《メスが終宿主の眼やその周辺に居る間に、卵から胎内で1齢幼虫に発育する。 1齢幼虫は卵膜に包まれたまま涙液中に産み落とされ、これを中間宿主が摂取する。 メマトイの腸管内で卵膜から出た後、腸壁に侵入する。血体腔に2日留まったあと、脂肪体または精巣に移行する。 ここで3齢幼虫になり、頭部へ移行して再び終宿主の眼やその周辺に移動する。眼、瞼、涙腺、涙管などで4齢幼虫を経て1ヶ月ほどで成虫となる》 (wikipedia) |
今年の琵琶は滅法旨い |
もうすぐ西瓜も収穫 |
上記の実に奇妙奇天烈な 東洋眼中虫の生態を 解りやすく解説するとこうなる。 仙人のヒマラヤ遠征で通い慣れた パキスタンで発見されたので 東洋眼中虫と名付けられた10~16mm の細長く白い寄生線虫。 こいつは終宿主である犬や人の 眼の結膜面に卵生と胎生の中間である 胎生卵を産む。 結膜面で1回目の脱皮を終え、 1齢幼虫となった東洋眼中虫は、 卵膜に包まれたまま 涙液中に産み落とされる。 この涙液に含まれる蛋白質などの 養分を餌にする【眼纏い】が、 人や犬の眼にやって来て 涙液と共に呑み込む。 此処から先が奇妙奇天烈なのだ。 |
【眼纏い】に吞み込まれた胎生卵は、 腸管内で卵膜を破り 2齢幼虫となり、 腸の壁に食い込み侵入する。 2齢幼虫は腸壁と体壁の隙間に 潜り込み、2日間留まり、 精巣や脂肪体に移動。 此処で3回目の脱皮を行い 3齢幼虫になり 精巣から頭部へと移動。 この2週間を経て感染幼虫となり、 【眼纏い】の吻周辺に戻る。 東洋眼中虫の中間宿主、 つまり運び屋である【眼纏い】は、 終宿主である犬や人の涙液に 群がり立派に育った 感染幼虫を涙液に放出する。 終宿主に戻った東洋眼中虫は 終宿主の眼、瞼、涙腺、涙管などで 4回目の脱皮をし、 4齢幼虫を経て1ヶ月ほどで 成虫となるのだ。 うむ、何故東洋眼中虫は 成虫になるまで これほどまでに複雑な旅を 必要とするのか? 薫君、君の次の論文のテーマは 決まったね! |
栗南瓜もぐんぐん育つ |
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双子西瓜を発見! |
琵琶と黄金を競うガザニア |
涙液を吸う眼纏い しかしサングラスに激突を繰り返し煩い。 何とか追い払う方法は無いかと、サングラスに 【網戸に虫来ない】と言う防虫剤を吹き掛けてみたが、 全く効果なし。 それどころかサングラスから 垂れて来た防虫剤が眼の下に流れ、 皮膚がピリピリとかなりの痛みを発し、 1日中苦しめられる。 |
大発見! 目から鱗、あとは乏しい言語力では思いつかないが、 兎に角大発見なのだ。 眼の前をあんまり煩く飛び回るので最初は サングラスを掛けて、せめて《眼纏い》が 眼に入らぬよう気を付けた。 |
網膜に巣食う白く細長い東洋眼中虫 |
Thelazia callipaeda(東洋眼虫)画像を編集 |
【眼纏い】を撃退する究極兵器【扇風機】 どうだ!プーチンめ、これで最早攻撃できまい! 3番目にサングラスの代わり、エンジン式草刈り機に使う透明ゴーグルを掛けてみた。 眼からグラスまでの距離があるので、これなら《眼纏い》が飛び回ってもそう気にはならない。 問題はゴーグルを掛けたまま飲食をすると、ビアグラスがゴーグルにぶつかったりと、使い勝手が悪い。 悩みは解決されず、夏季のドームでの夕食は断念しようと決めた。 まてよ、あいつ僅か数ミリの小さい小蠅なので、風に弱いのでは!そんなら扇風機をかければ近寄ってこれ無いのでは! こいつが大発見だったのだ。 《眼纏い》が来ないどころか、暑さ対策にもなり、夕刻のドームにやって来る蚊も追い払い、正に目から鱗! |
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