185の2ー2021年 卯月
桃と菜の花から生まれた桃菜でーす! 4月4日(日)曇 桃菜2ヶ月 奥庭の菜花と山荘眼下の桃花 雨の中、ゴアテックスを着、長靴をはきシャベル、鍬を振るって西畑南柵の段ボールマルチを行う。 連日暖かい日が続き、例年だと4月中旬に咲く桃の花が、未だ3月だと云うのに綻び始め、来週には咲きそうなのだ。 となると当然ながらたっぷり有機肥料を施し、耕耘機を掛けた畑を雑草が放って置く筈がない。 特に鍬や耕運機の手が届かない柵際は雑草天国。 今朝は朝から雨だが、暖かい上に雨となると雑草は一気に増え、延び、手に負えなくる。 種蒔、苗植え本番の5月初旬まで雑草を抑えるには段ボールマルチしかない。 |
前庭の辛夷満開! |
眼に意志の芽生えあり! |
玄関に咲く白の喇叭水仙 |
何も雨の中でやることあー、 無いだろうと思うのだが、 これ以上雑草対策を遅らせると、 精神的に雑草に 負けてしまいそうなのだ。 黒ビニールマルチが一般的なのだが、 |
ビニールは雨を通さ無いので 山荘では、 段ボールマルチにしている。 段ボールマルチは雨を通し、 腐れば肥料に還元されるが ビニールマルチ使用後は、 ゴミとして廃棄され 環境汚染の元凶となる。 |
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奥庭の李も眩しい! |
美味しい李になっておくれ! |
また乾いたままの土では、 有機肥料を無機質に分解する 細菌類が、活動出来ず 時間を経ても豊かな土壌にはならない。 従って有機栽培を 実施してる山荘畑では、 玉葱栽培以外では 黒ビニールマルチは使わない。 濡れそぼり、どうにか 西畑南柵の段ボールマルチ作業を終え、 イオ壁画ライトの電気工事に移る。 |
芝生に生えたパンジー |
壁画の下まで電源を引くには、 コードモールや Pa露出コンセントが不足しており、 雨の中急ぎホームセンターまで バイクを飛ばす。 何とか工事を熟し外を見やると 雨が上がり始めている。 PCを開いて山荘上空の雲移動を 調べると15時10分まで曇、 その後21時頃に掛けて雨量1~2。 そんなら扇山から仙人山まで 山トレに行けるのでは! とストック持って飛び出す。 |
花を摘んで籠に入れ花粉を採る 4月4日(日)曇 小倉山と桃を背景に隆斗君8カ月でーす! |
芝桜も前庭を飾る |
生まれてすぐは、 舌を動かすことができず 唾液も上手く飲み込めません。 お口を締めるための 口周りの筋肉も未発達のため、 口元が緩く無意識に舌が出てしまいます。 生後1~2ヵ月で、 少しずつ舌が動かせるようになります。 赤ちゃんが舌を出す可愛らしい仕草は、 成長するために欠かせない動作といえます。 多くの場合、年齢とともに、 舌を出したままで いることはなくなっていくでしょう。 とのこと。今限定の可愛い仕草なんですね。 楽しませてもらいましょう。 |
これがパンジー祖先の菫 |
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これが美味しい桃になるんだ! |
仙人山を背景に桃花 |
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早朝からドジを踏み 1時間以上も慌てふためき右往左往。 なんてことは無い、机に載った パソコン裏のカーテンを開いただけのこと。 数日前の大雪で真っ白になった 富士山に掛かる笠雲に見とれながら カーテンを開けたら、 机の上に載っていたサボテンの棘に カーテンが引っ掛かり、 鉢が机下に落下。 |
ご丁寧にも一度机の上で転がり、 充分に鉢の土や小さな軽石粒を 机上に産卵させ、 その後、机下の電気カーペットに 落ちたもんだから、 広範囲に土や軽石粒が散乱。 愚かにも素手で慌てて サボテンの鉢を拾い上げたもんだから、 左指数か所にとげが刺さる。 |
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畑は蒲公英が一面に! |
畑ではブロッコリーも春爛漫! |
菜花の海に浮かぶ山荘 |
こいつ細くて鋭く、先端が 鉤になっているのか簡単に刺さり、 刺さったら抜けない。 その上痛いの何の! この種の棘の痛さは殆ど体験したことが 無いので一頻り痛く感じる。 眼鏡と拡大鏡、棘抜きを用意し 指に残された棘を抜こうとしたが 、小さくて細くて観えない。 何度も繰り返し繰り返し、どうにか 取れたと思い、今度は 卓上掃除機と大きなダイソン掃除機を 引張だし、机上とカーペットの土を 吸い込み始めた途端、 取れたはずの棘が左指に痛みを復活。 クソー、観えない小さな棘が 未だ残って居たのだ。 これが今日1日の スタートとは残りが思いやられる。 |
案の定次なる不運が訪れ 右耳を強打。 キャンプ広場から山荘滝水源地へ 降りる左ルートの出口が、 数本の倒木で遮られているので、 まず1本目を慎重に移動し、 太幹の下敷きとなっている 2本目を持ち上げ谷下に動かそうとし 力を加えたが動かず。 更に力を込めた途端するりと抜け 反動で、持ち上げた幹が右耳を直撃。 やられたなー、こうなったら 2度あることは3度目あるに ならぬ様と、更に慎重を期して3、4本を 片付け5本目の太い幹を持ち上げる。 やっとこさと掛け声をかけ 横移動した途端、右脛に接触。 ズボンを捲り上げると 2か所から出血。あーあー、 やはり2度あることは3度あるのか! |
三つ葉躑躅の赤紫に包まれる山荘 |
山頂椅子まで防腐剤を運ぶ |
長生きしてくれ! |
お宮参りに行く 桃菜ちゃん 医学も未発達、医薬品も 無かった遠い祖先は、 出血を極度に懼れた。 血を止めることも、 ましてておや 傷の縫合なども出来ず、 傷口からの感染症を 防ぐ手立てもなく、 出血は死へと連なる 怖ろしい出来事であったろう。 |
その結果、生理や出産で 出血する女は血に穢れているとして、 忌み嫌いしばし 閉じ込められて来た。 お宮参りでは 子を産んだばかりの母は 穢れているから、 父方の祖母が生後30日前後の 乳呑児を抱いて、 土地の守り神である 産土神にお宮参りをするとか。 |
裏側にもたっぷり! |
松喰い虫や雨にやられぬ様に! 3月30日(火)晴 仙人山のてっぺんの椅子に防虫剤塗布 |
倉庫の床板張替準備 |
防腐剤をたっぷり塗って! |
生理中の女を |
出血する女性を 崇めると云う文化が 芽生えてもおかしくはない。 いや寧ろ その方が自然なのではないか! 多種多様な民族が 生み出した数多くの文明は、 何故出血する女性を 穢れとみなしたのか? |
仙人山の椅子と同じ防腐剤 |
さて床張り替えはいつ出来るか? |
あら、富士山が真っ白だわ! 4月6日(火)晴 昨日の雨が富士では雪となり白銀に化粧(山荘前庭から) ひと仕事終えて槍を振りかざし意気揚々と、山から降りて来た仙人。 毎年勝手に生えて雑草の如く辺り一面を黄色に染める菜の花を、のっしのっしと踏み越えて山荘に着いてみると、、 どんぶらこ、ドンブラコと桃の海を揺蕩う赤ちゃんが居るでは! 右手を翳し舌を出して、何やら喋っているような! この桃の花の流れは何処まで続いているのかしら! 仙人の踏締めている菜畑で2月4日に生まれ、此処まで62日かけて流れ着いたけど、 あの桃花の流れに載って白銀の光を放つ富士を超え、これからあたしは生命の悠な旅に出るのね! どんなに遠く離れても、しっかり刻印された菜花と桃花を忘れない。 あたしの命名の心象風景を! |