176の3ー2020年 文月
大岩の天辺から落下する小瀧(仙人墓) 爾来、大岩の天辺から落下する小滝は、 仙人墓となった岩肌を打ち続け、 太古からの時を遡り、恰も時空を超えて 仙人墓であったかの演出を見せる。 仙人テラスから見下ろしていると、 数年後いや数か月後には旅立ってしまった仙人が、 空蝉となって今ここに居るのだと確信する。 太古の大岩の記憶は、時空を過去に 遡った仙人のデジャヴ(既視感)である。 |
ジャメヴ(未視感) ≪何一つ痕跡を残さず、見ず知らずの建物が 最初からそこにあったように、 あたりの風景を塗り替え、 私の記憶の方が誤ってたのかと錯覚しそう。 すべて形あるものは変わり続け、 留まることなく流れていくのだと≫ 連日の雨で勢いを増し滾りて落つる瀧が、 仙人墓に取り付けられた ≪仙≫の陶器文字を打ち続ける。 山荘奥庭に太古から座す大岩を仙人墓としたのは、 2年前2018年10月。 |
時空を過去に遡る扉(ウッドデッキから) |
今ここに居る仙人が 来世から 降り立ち見詰めている大岩は、 既視感とはならず、 ジャメヴ(未視感)となって 空洞化した 仙人の肉体感覚を震わし、 仙人を 混沌に陥れるのだ。 |
この種が仙人瀧に咲いた向日葵 |
見慣れた仙人墓は 未知なる大岩となり、 混沌という 認識の喪失に絡めとられる。 混沌は総ての存在が、 掻きまわされ漆黒になるのか、 はたまた虹の如き総ての心の彩が、 収束し透明な光となるのか! |
あたしは仙人墓向日葵のジャメヴ |
ジャメヴの橋を渡ると認識の総ては未視に! 7月18日(土)曇 書斎テラスに広がる未視界 パソコン開いて、さあ、何を書こうかな! 野良仕事を終えて扇山から仙人山へ連なる稜線を、ゆっくり、ゆっくり歩む。 久々の碧い空を追っての逍遥に、蜩の合唱が加わり、稜線を覆う森全体が震える。 朝夕の涼しい風に載せて、蜩は澄んだ音色を響かせるのだが、今は未だ日没までに3時間もあると云うのに! そうか、標高千メートルの稜線の森は、蜩の歌を誘う涼しい風が通り抜けているんだ。 今朝の夜明けは朝焼けで、蜩が鳴くにはちょっと寒いかなと諦めていたら、 想いが届いたのか突然アリアが響き、やがて2、3・・・と加わり払暁を切り裂くアンサンブルに! 前向きな姿勢がとても嬉しい。実は野良仕事を終えて疲労困憊。 膝痛、腰痛も盛んにアッピールし、山歩きを阻止しようとしていたのだが、先ず一歩だけ踏み出してみようと決意。 その結果、森全体を震わす蜩の合唱を聴けたし、夜明けのアンサンブルにもありつけたし。 縦しんば前向きな姿勢を貫いたが為に、倒れたとしても、前向きであった意志は消えない。 山巓直下で息絶えた中島修のナンガ・パルバットを追う意志は、いつまでも鮮やかに仙人の胸を切り裂く。 前向きな意志さえ持ち続けられれば、山荘はいつだって迎えてくれる。 再び山荘活動が出来る日が、在ると想うだけで心が豊かになる。 |
君が代蘭花芯 |
えーと、ビロード何とかだったんだけど、 悔しいな出てこない。 葉や茎だけでなく雄蕊にまで 毛が生えていて、保温力抜群で、 何たって珍しい2年草だし、 あーそれなのに ビロードの後が思い出せない。 |
山荘繚乱君が代蘭 |
高いね!鵞絨毛蕊花だって!(ビロードもうずいか) |
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野萱草(のかんぞう) |
そうしたら一斉に 君が代蘭や野萱草、合歓木が騒ぐ。 ≪ほーらね、仙人の想いなんて そんなもんさ。 想いの浅さを 老化現象の所為にして すっ呆けるつもりだよ、きっと≫ あたしが教えてあげましょう! 天鵞絨のあとは 毛の生えた雄蕊・モウズイですよ。 で、≪ビロードもうずいか≫ と呼ぶんですよ。 咳や呼吸器系の病気に効く 薬草として今も、重宝されているんです。 |
前庭に咲いた合歓木 |
やばい!作陶小屋の森柵扉が開かない! 自然倒木が柵に倒れ、扉が引かれ動かない 人を襲い時には内蔵を喰う、怖ろしい熊や猪、畑の農作物を食い荒らす鹿や狸なんぞが里に出られぬように、 森には高さ2m60cmの金網柵が延々と張り巡らされている。 この防護柵に怒り、森が≪移動の自由を奪う差別じゃ!≫と叫び風や雨と一緒になって、時折柵を攻撃する。 大木の赤松を嗾け、柵をひん曲げ押し倒し、扉の開閉機能を破壊し≪ざまー観ろ!≫と嘯く。 やや!機能を失った扉によじ登っているのは仙人ではないか! |
2020/07/11 06:00
提供 トランプ大統領の唯一の姪、メアリー臨床心理学博士
「叔父は社会病質人格障害者です」ドナルド・トランプ米大統領のただ一人の姪、メアリー・トランプさん(55=臨床心理士、博士)の 「Too Much and Never Enough: How My Family Created the World's Most Dangerous Man」 (尽きることなき貪欲さ:わが一族はいかにして世界一危険な男を作り上げたか)が14日、全米各地の書店の店頭に並ぶ。 メアリーさんは、トランプ大統領の長兄、フレッド・ジュニアの一人娘だ。 メアリーさんの本には2つの「爆弾」が装填されている。 「トランプは脱税・税金詐欺の常習犯」 脱税はすでに時効が成立しているが、税金詐欺に対する民事訴訟には時間の制限はないという。 司法省の申し渡し事項*2では、現職大統領は訴追されないが、トランプ氏が再選に失敗し、 市井の人になれば、直ちに訴追されることになる。 一、ドナルド氏のこれまでの生きざまを臨床心理学から診断すれば、社会病質人格障害者である。 大学はフォーダム大学に入ったが、その後名門ペンシルバニア大学に編入した。 大学受験に必修なSAT(学習基準標準試験)を他人に受けさせて不正入学した。当時は写真付き受験生IDなど必要なかった。 代替え受験した学生には高額の謝礼金を払った。 一、ドナルド氏のこれまでの生きざまを臨床心理学から診断すれば、社会病質人格障害者である。
一、叔父のような向こう見ずで無謀な指導者が出現した原因は、 家族としての機能がマヒし、残虐な行為がまかり通ってきたトランプ一族の暗黒の歴史にある。 一、黒を白と言い張り、責任をすべて他人に擦り付ける欺瞞と不正を貫く叔父のような人間を作り上げたのはこの暗黒の歴史だった。 一、ドナルド氏が大統領になってから北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長や ロシアのウラジーミル・プーチン大統領といった権力主義者に惹かれるのは コーン(当時有名な弁護士だが、弁護士になる前には「赤狩り」で名をはせた反共主義者)の影響大だ。 だからドナルド氏はこうした権力主義者におもねり、おべっかを使って接近したがるのだ。 深層心理の中に権力者指向があるからだ。 |
惚けと鬱 臓器や器官が致命的な損傷や 老化による死を齎さず、尚生き延びれば 惚けか鬱かに陥る。 過去の愉しかったことだけが思い浮かび、 いつもニコニコし周りの人々に 好かれる惚けは、歓迎され愛される。 一方哀しい事、不幸な出来事ばかりが 心に詰まっていて、鬱になる老人。 周りに打ち解けようとせず、 暗く拒否的であれば、自らが 不幸なだけでなく家族や友人、果は 看護者までも暗澹とさせる。 惚けは光の三原色で虹。 7色とされる虹は互いに重なり合い グラデーションを成し、 無数の可視光線となって、 虹の彼方へ生者をいざなう。 無数の色彩は豊かな想い、歓喜、快感を 生み出してくれた無数の 記憶と結びついている。 この架橋を渡って行けば、 耶蘇信者ならずとも ハライソに至るのではと思いたくなる。 |
ジャメヴの橋を渡る仙人(中庭薔薇ゲート) |
豊かな想い、歓喜、快感を生み出す 無数の色彩は、互いの距離感を失い、 収束するに従って 限りなく透明な光となって天空に拡散する。 光の三原色である。 一方、物質である五臓六腑は、 それらを支える無数の細胞組織を含めて、 互いに活発に連携し 歓喜や快感を肉体に齎し、様々な色彩を 夢見させてくれたが、老劣化に伴い 歓喜や快楽を苦痛へと導く。 それらが重なり合うと色の三原色となり、 漆黒の度合いを深める。 惚けは光の三原色であり、 鬱が色の三原色なのだと気付く。 色が物質でることに思い至ると、光は 脳内を飛び交う精神を司る 活動電位に対応しているのではと ふと思う。 三原色の絵の具を混ぜ合わせると黒となり、 精神を司る光の三原色を 混沌化させれば透明な光となる。 ふーん、そうだったのか、 なんぞと仙人は止めどない思索散歩の 迷路に佇み、虹を見上げるのだ。 |
先ずは支柱を立て! |
切断面に刃が取られぬように! |
柵から切り落し更に切断 |
切断面に刃が挟まれ動かない! |
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切断後の移動じゃ! |
こいつが扉を開かなくした |
さて何処へ! |
柵を押し曲げ扉の開閉を不能に! いつの日か自然倒木が山荘に襲い掛かるのだ! 仙人が怒り心頭に発してるのは間違いない。 切断してる太枝は、トランプ大統領のポピュリズムらしいのだが、そもそも何故トランプが 大統領に選ばれたのか仙人には解っていない。 トランプを大統領に選び今尚支持し続ける40%ほどの米国民とは、一体どんな層なのか! 4年前の選挙戦では「トランプ候補の最大の支持層は高卒以下の労働者」で、高卒以下の白人57%が支持、 クリントン候補を支持するのは36%と21%もの大差。 逆に大卒以上の高学歴者では、クリントン候補支持52%に対して、トランプ支持は40%と逆転。 米国全体の9月世論調査ではヒラリー・クリントンが10ポイント以上の差をつけたが、11月の大統領選挙でトランプに敗れた。 「隠れトランプ」が勝敗を決定したとマスコミは騒いだ。 ≪ブルーカラーの経済的苦境の原因はメキシコから不法移民が大量に流入する一方、 中国などの途上国によって雇用が奪われている≫と煽り、米国ファーストをトランプが叫んだことが、 「隠れトランプ」を産み出したとも考えられる。 参照引用:中岡望(東洋英和女学院大学大学院客員教授) ふーん、いよいよ大統領選挙も3か月後に迫り、今回も民主党候補のバイデンが10ポイント以上の差をつけ、 トランプ支持者の多い激戦区でもバイデン優勢か! しかし今回の大統領選挙は≪米国メディアは優れた候補を選ぶ選挙ではなく、 ”less evil(どちらが害が少ないか)“を選ぶ選挙だと分析している≫とか。 トランプに害があるのは明らか。これで更にトランプが再選されたら、米国は率先して世界に害を振り撒く途を選ぶことになる。 うーん、何としても伐り落とさねばと愚かにもチェーンソウを振り回す仙人を観て、ジョン・シルバーは憂うのだ。 ≪あれでも仙人は、メアリー臨床心理学博士 やボルトン大統領補佐官に加勢して一生懸命に、 悪しきポピュリズムの太枝を伐っているつもりなんだ。嗤っておくれ!≫ |
司法省は「公表されれば安全保障を脅かす機密情報が含まれている」 として出版差し止めを求めて6月16日、提訴。 出版社とボルトン氏側は提訴の寸前、保守派のウォールストリート・ジャーナルと リベラル派ニューヨーク・タイムズ両紙に本の抜粋を提供したのだ。 トランプ氏は、話題を2020年の大統領選に変えて、中国の経済力が2020年の米大統領選にいかに影響を及ぼすかを ほのめかしながら、自分が選挙で勝つことを確かなものにできるように援護してほしいと述べた。
トランプ氏が正常でないことはこれまで、側で仕えてきたレックス・テラーソン元国務長官、 ジョン・ケリー元首席補佐官、元顧問弁護士のジョン・ダウド氏が 異口同音に言っていることは、トランプは「どうしようもない軽愚者」(Fucking moron)、 「酷い嘘つき」(Fucking liar)、「まぬけ」(Idiot)と言いたい放題だった。 「一つだけ言えることはトランプという人物は言っていることとやっていることが一致しないこと。 ついさっきまで言っていたことを180度転換しても平気だということ」 下院情報委員会が、 さんざんボルトン氏を証人として召喚したが、トランプ大統領の「拒否権」の前に、ボルトン証言は実現しなかった。 |