DV Site
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Aジョエル、 Dブラッドフォード、 Eノースエマ、 Gサウスエマ、 Jイングリショル |
銀亀鯵の回遊 Big Eye Trevally ブラックパラグーダの群れを追いかけていくと、今度はぐるぐるとトルネードを描いて、 ギンガメアジの群れが登場。銀白色の個体と黒い個体が入り混じっている。 雄が婚姻色を示しているのだ。二匹がペアになるととても美しい。 黒と白の同形のシンプルな形は、影と光、陰と陽、重なり合うように寄り沿って漂う様は神秘的ですらある。 |
鋭い突起の稜鱗 |
初めてフィリピンで 婚姻色のペアが幾つも 寄り添っているのを見たときの 感激は忘れられない。 |
鱗が銀紙のように光る |
ハナタカサゴ Lunar fusilier |
長崎では銀紙鯵と |
銀河目鯵とも呼ばれる |
婚姻色に染まる銀亀鯵 |
幾つもの銀河が宇宙を満たす |
輝く星、星 |
黒鰭カマス(ブラックフィンバラクーダ)
Black Fin Barracuda |
ササムロ Blue and gold Fusilier |
黒鰭カマス(ブラックフィンバラクーダ) Black Fin Barracuda |
海の中では異物である筈の 陸の生き物である人間も疎外されることなく、 魚の群れが ふっと包み込んでくれる瞬間がある。 |
ギンガメアジは群れごといきなり方向転換を図る。 するときらきらと銀の鱗が一斉に翻り、 うわっと息をのむ一瞬を生みだす。 群れの中に潜り込もうと、フィンを蹴り近づく。 |
昔々自分の記憶がまだ未分化であった時代、 羊水の海の中で浮かんでいた頃の 温かく安らかな想いが甦るのかもしれない。 とても幸せな心地がするのだ。 |
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海に還る船 |
8時からボートに乗ってダイビングへ。 小さなボートだが、 我々だけなので快適だ。 難を言えば、1時間近くも遠征するのに 船にトイレが 設置されていないのは不便だ。 |
芽を吹いた椰子の実 |
DVボート発着場 |
ガイドのボルト |
クルージング船の寄航 |
我々のDVボート |
蛍の森まで行かなくても庭にも居る蛍 |
綺麗な貝あるかな? |
娘剥(ムスメハギ) Boomerang Triggerfish |
またボートの後ろからダイビングするのだが、 梯子の真横にスクリューがあり、 これは危険だろうと隊長も憤慨する。 船の舳先の方に、ロープが張られているので、 耳抜きに難がある私にはとても楽で、 ゆっくり潜水できる。 |
娘剥(ムスメハギ) Boomerang Triggerfish |
紋付剥 (モンツキハギ) Orangespot Surgeonfish |
黒剥 (クロハギ) Yellowfin Surgeonfish |
黒剥 (クロハギ) Yellowfin Surgeonfish |
頬筋樽見 (ホオスジタルミ) Yellowhead Snapper |
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黒剥 (クロハギ) Yellowfin Surgeonfish |
眼鏡持の魚 Napoleon Fish ナポレオン |
玉頭(タマガシラ) Unarmed dwarf monocle bream |
最初の一本は小ぶりながらも数種類の魚の群れが、それなりに見られた。アオウミガメにも一匹遇えたが、これ1回きりでカメは少ないらしい。 珊瑚は元気で大きい。キンベ湾には魚種は多い(800種以上)とのことだが、それぞれの個体数が少ないらしく、 どちらかと言えば平凡な今までどこでも見て来たような種類が目についた。 珊瑚は称賛に値する素晴らしさで、形も大きさも種類も文句なしだ。何処を潜っても、最後に珊瑚の森を漂いながら至福の時間を過ごして、船に戻る。 もしも、晴天であったなら此処の珊瑚の美しさはどれほどだろうかと、それを確認できなかったのが唯一心残りだ。 無人島の傍でランチタイム。鷲の仲間らしい白い鳥がランチの残りの肉を狙って頭上を旋回している。 恵子さんが砂浜に棒を立てて肉片を挟んでやると、狙いを定め一瞬にしてさらっていった。見事なハンターぶりだ。 |
六線奴(ロクセンヤッコ) Six-Banded Angel Fish |
六線奴(ロクセンヤッコ) Six-Banded Angel Fish |
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網蝶々魚 アミチョチョウウオ Latticed butterflyfish |
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皮膚黄藍子 ヒフキアイゴ Fox Face Rabbit Fish |
簾蝶々魚 スダレチョチョウウオ Pacific double butterflyfish |
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