仙人日記
 
 その1032014年水無月
6月1週・・・夏野菜とう蜻蛉


今日は!夏野菜です


小松、青梗菜

子、パセリ、トマト、ピーマン
目白に居ると
野菜たちが叫ぶのだ。

「あーもう死にそう!
全然、雨が降らないから空気は
カラカラで
畑なんかカチコチで
まるでコンクリートになって
それでも仙人は
来てくれないんですね」

きっと里で管理している
畑管自動散水が
行われていないのだろう。

、大根、、レタス、
急いで駆け付けたら
茄子なんぞ
もう完全に萎びて
ほぼ死に体。

散水器を手動型から
自動噴水型に替え
乾燥を防ぐため
マルチシートを張り
4か所の広い畑に散水開始。

恐る恐る翌朝
畑を覗いてみたら
何とか茄子は復活したものの
死は免れないな。
 自動散水が停止中、ホースで水

にはモロッコ、ゴーヤ、南瓜、人参、薩摩芋


さあ、この採れたて新鮮野菜を
つまみにして
そうだ、アスパラに塩胡椒した豚ばら肉を
巻いてオーブンで焼いて
これによく冷やしたビアを添えれば
云うことなし。

野菜たちがニッコリ微笑んで
宣うのです。
「ほら、山荘に来て良かったでしょ!」
元気になった野菜たちは
2日目は
ぐんぐん背が伸びて美味しそう。

早速間引いて大根葉は軽く塩揉み
春菊、レタス、パセリは
そのまま生食。
青梗菜、小松菜はさっと茹でて。

菜畑中央に唐、枝豆、胡瓜、オクラ、じゃが芋



ロンは虫食いで死にそう

西瓜苗も危うし!
観てくださいよ。
この穴だらけで茶色に
変色した葉。
何だか断末魔の呻き声が
聞こえるような。

黒いマルチシートで保湿、
雑草防除、保温をし
藁の代わりの
枯草でクッションを作り
後は甘くて大きな
実が生るのを待つばかり。

至れり尽くせりなのだが
唯1つやってないのが
農薬散布。
これさえやれば虫に
喰われることは
無かったのだが。
そりゃ、収穫を確実にするには
害虫予防の農薬を
ばしゃばしゃ散布すれば
いいのだが
その農薬は何処へ行くの?

そう食べる人の
お腹に入って病を引き起こし
細胞に蓄積された農薬は
更なる機能障害を齎す。
土に流れた農薬は
周りを汚染し土そのものを殺す。

だから山荘では
野菜が自分の力で外敵や
悪環境に立ち向かえるよう
有機肥料をたっぷり
施、しマルチで保護し
雑草取り、散水を欠かさない
ようにしているんだ。

収穫真近の玉

最高に美しいレタス!




土との触れ合い


さてさて本きは?

の日に焼く筈の作品が

これじゃっちゃうぜ!

僅かな割れが
再開3回目の
山荘陶芸活動

6月1日(日) 陶房


完全にれた
テラスの大皿の
使用頻度が増すたびに
角が割れたり
罅が入ってしまったりして
そろそろ
新たな作品を焼かねばと
作陶したのだが・・・。

り不足か?
1回目は乾燥開始3日目に
罅が入り
2回目は翌日割れてしまった。

二の轍を踏まじと
念入りに土練りし乾燥速度を抑え。
しかしこの結果である。
今まで体験したことのない失敗に
驚き慌てふためく
手指の表情が何とも面白い。

で割って

乾燥速度がすぎた?

土にして再度作陶


罅割れをう蜻蛉
6月1日(日) 山荘池

ふふーん、
未熟な仙人見習いが
何やらぶつぶつ云いながら
失敗した土塊を
ハンマーで叩き潰しているな。

堅くて中々潰れないもんだから
癇癪起こして
未だ小さくなっていないのに
水なんか加えて。
「あーそれじゃ駄目ダメ。

大きな土塊には水が
浸透しないのは知ってるでしょ。
結局、後で苦労することに
なるんだから
乳鉢で細かく砕きなさい」

蜻蛉にまで嗤われ
説教されるようでは未だ当分
見習いマークは
取れそうもないな。
と深く反省し
篩なんぞを持ち出し
謙虚であった初心者時代に戻り
見習い仙人は
3作目の大皿作陶に
取り組み始めたようです。

さてさて
どうなることやらお愉しみ。



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