混沌仙人回帰の抄
2018年11月23日(金) 於 フィオレンティーナ目白
思わず嗤ってしまった。
オレオレ詐欺ならぬ≪死ぬ死ぬ詐欺じゃ!≫と云われつつ、つい先日(9月15日)
亡くなった樹木希林のパクリじゃないか!
以下に述べる≪混沌仙人現況と対応控≫を記しての、仙人の実感である。
2013年全身癌を公表したが、抗癌剤も呑まないので誰しもが樹木希林の余命は幾ばくも無いと思ったのだ。
処がどっこい死ぬどころかその後5年間も大活躍し、
死の1年前には「モリの居る場所」、「万引き家族」、「日日是好日」などに出演し実に存在感のある演技を見せ、人々を驚かせた。
口さがない人が樹木希林に放った言葉が≪死ぬ死ぬ詐欺じゃ!≫とか。 (本人の弁)
名優と較べるのは些かどころか不遜なまでに烏滸がましいが、全身癌公表を以下の≪混沌仙人現況と対応控≫に置き換え、
更に抗癌剤不服従を仙人のオペ不服従にすり替えてみると、
どうも仙人の意図は≪死ぬ死ぬ詐欺じゃ!≫のパクリにしか見えないのだ。
となると突然死だとか云って仙人が、ぎゃーギャー喚き立てる訳が頷け無くもない。
声を大にして深刻に叫べば叫ぶほど詐欺発覚の懼れが濃厚になるのに、詐欺師は叫ばずにいられないと仙人は知っているのか!
突然死どころか陶芸に励み連日、山や森を駆け巡り大地を耕し汗を滴らせ、仙人は詐欺師として生き続けるに違いない。
その証拠に毎月の定期検診での血圧は下が70~80、上が120~130と正常値を示し、
心拍数は50~59でスポーツ心臓状態を表している。
心臓拍出量が増大することによってスポーツ心臓になるのだが、仙人の拍出量は高度8千mの安静時で5~9ℓ/分、
負荷時で7~14ℓ/分(1981年測定:名古屋大学環境医学研究所)。因みに一般人の拍出量平均値は4ℓ/分である。
血圧については70代で正常値を示すのは僅か18%(エーザイ調査)。
70代で大動脈弁閉鎖不全症と大動脈弁輪拡張症の患者が正常値を示すことはほぼあり得ない。
大動脈弁閉鎖不全症で血液が逆流すると、不足分を補うため血圧は上昇し心拍数は増加するのだが、
何故か仙人の心臓は慌てふためくこともなく、泰然自若としている。
詐欺師は心臓病による突然死ではなく老衰の極値に至り、意思決定能力を失ったまま生き続けるのかも!
諸君、詐欺師・仙人の告白に騙されるなよ!
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